外国人のスウェーデン語学習 イン スウェーデン
移民もしくは外国人用のスウェーデン語のコースのおさらいです。移民用に、市が主催しているSFI(Swedish for Immigrants)が、無料であることもあり、一番利用者も多い。しかしながら、生徒の質、先生の質、また、カンニングや盗難さわぎなど現地にいればいろいろな声も聞こえてくる。僕のボスも、はっきり、いかないほうがいい、といいました。なので僕は、いわゆる私立の語学学校にまず通いました。語学学校としては、Folkuniversitetet,ベルリッツなどがありますが、僕は前者に行きました。有料でしたが、僕が所属している施設がお金を全てだしてくれました。生徒も意欲的で、先生の質も保証されているといえましょう。たまに方言がきついひともいるという噂ですが。夏休みなど集中コースがあり、海外からコースを取りにきている人もたくさんあいました。また、市が主催しているSFIの次のステップが、Komvux SAS (Svenska som andraspråk)というコースで、3つのレベルがあります。基本的にはSFI修了者が進むのですが、僕はFolkuniversitetetの最終コース(B2Plus)を終えていたことと、面接での会話でSFIを受ける必要はないと判断してもらい、SASの振り分けテストを受けることができました。そしてレベル2と3(SAS A,SAS B)のコースをとって、終了しました。毎週のように小テストがあり、さらに、SAS Bは最後にナショナルテストの受験が必須です。5時間にわたる筆記試験でした。このSAS B修了証書は、高校卒業レベルの語学力があるという認定で、こちらの大学のコースをとるときその修了書を提出することになります。そして、ストックホルム大学などが外国人用に開いている講座があります。もしくは、日本の外国語大学の学生さんなどがこちらのHogskolaで留学して勉強しておられます。現在僕はストックホルム大学の外国語としてのスウェーデン語の夜間コースをとっております。このコースをとるには試験を突破しないといけないので、生徒はみんな一定以上の語学力があります。で、宿題課題レポートなどけっこうあり、ひーひーいっておりますが、やはり人間プレッシャーが必要だなとは思います。しかしながら、会話力というものはまだまだなのは自分が一番わかっており、日々いかに同僚らと会話するか、というのが大切です。それも、いつも話す人でない人との会話が大切です。もちろんしんどいのですが、この国でやっていくにはスウェーデン語を話せないといつまでたってもスウェーデン人と同じラインにたつことはできません。もちろん、絵描きとか歌手とかスポーツ選手とかよほど特殊な能力があれば別ですけどね。そこまでしてこの国にいる必要があるか?というとこれは個人の生き方の問題になってきます。僕はまあ別にこの国である必要はないのですが、いいことも沢山あるのでもうしばらくこちらにいることになると思います。