匂いをかがれるかぐや姫
一か月以上ぶりの更新です。過去更新サボりの新記録を達成してしまいました。。匂いをかがれるかぐや姫↑クリックするとアフィリエイトサイトに遷移します。今回更新再開のきっかけになったのがこの本です。職場で「すぐ読めるから。。」とブックカバー付きで手渡されたこの本。確かにあまり厚い本ではありません。「恋空」みたいな携帯小説の類いかな、、とぱらぱらとめくると、日本の昔話のようです。「回転することを強いられ、ある場所に竹盗品の老人とよばれるおじいちゃんがいました」。ん?「桃タロイモがエネルギッシュに歩行していたとき、犬は来ました」。んん??「古代です。チャイルド宝に恵まれなかった親しいカップルは、特定の村に生きていました」。もうお分かりになったでしょうか。そう、この本は、日本の昔話をパソコンの翻訳ソフトにかけ、一旦英語に変換し、ふたたび日本語に翻訳し直したものなのです。前書きを読むと、「15種類の翻訳ソフトにかけて、組み合わせ」たとあります。このようにして、一寸法師 → a little, law mentor → 少量法律助言者かぐや姫→ as soon as it smelled ,princess→ 匂いをかがれるとすぐに、プリンセス桃太郎→ peach taro→ 桃タロイモの三つの物語がそれぞれ対訳とともに編まれているのでした。上述したのは、タイトルと冒頭部なので、まだ比較的イメージがつきやすい訳、つまりましなほうで、物語が進むにつれて、訳がどんどんエスカレートしていきます。ある意味、生身の人間の頭では思い付かないと思います。このあたりについては、是非実際に読んでいただきたいと思います。奥付を見ると、もう第六刷になっています。これはもう企画の妙だなとえらく感心してしまいました。【Blogランキング】ご協力(右バナーをクリック)いただければ幸いです。→