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五郎兵衛 風来坊

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2008.10.02
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白洲次郎占領を背負った男

この方、とてもダンディでかっこいいと知られている。日本人として初めてジーンズをはいたといわれ、老年になっても颯爽とポルシェ911を乗りこなしていた。でも、一体何をしたのかというのは知られていないのではないのであろうか。

播州三田藩の家老の子孫で神戸の大商人の息子として生まれた白洲次郎氏。ケンブリッジ大学クレアカレッジ卒でジェントルマンシップを学びながらも「侍の心」で終戦後のアメリカとの難しい交渉をこなした男。名宰相吉田茂氏の懐刀というのは過言ではなく、白洲氏の相手に屈服しない姿勢がある意味戦後日本の独立を早めたのかもしれない。「われわれは戦争に負けたのであって、奴隷になったのではない」は名言であり、信念であったのあろう。

また、白洲氏のエピソードの中でGHQのコートニー・ホイットニー准将に英語が上手いと言われときに、「あなたももう少し勉強すれば上手くなる」といったエピソードは、実は物凄い皮肉が入っているということだ。白洲氏はケンブリッジ大学クレアカレッジで学んでいることから、正統派のブリティシュイングリッシュであるオックスブリッジアクセントを使っていた。ホイットニー准将は当然ながらアメリカンイングリッシュ(米語)なので、「英語」と呼ばれたことに対しての強烈な皮肉と僕は感じた。(前記のエピソードはWikipediaより)

それ以外にも「食えないオヤジ」ぶりのエピソードは多数あるが、まあ、それについてはご一読を。

恵まれた環境に生まれながらも、努力は怠らない方で働きながら夜学の簿記学校に通っていたこともあったという。(ここは参考にしないとね。)

戦後日本に尽力したあとは実業家として活躍した白洲氏であったが、「傲慢に振る舞う人間には手厳しく」「部下には思いやりのある上司」であることは変わらなかったという。もちろん妻である随筆家白洲正子氏や家族に対してはとても優しかったことはいうまでもない。

このカッコ良さは内面から来るものであったのだな。

以上徒然日記になってしまった本の感想である。

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Last updated  2008.10.02 21:54:22
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