3月14日、国会が完全に猿芝居と化した…(ー_ー;)
そもそも野党のいない国会なんて、意味無いですけどね。
参院予算委員会で、森友学園の決裁文書を改竄した問題について質問する自民党の西田昌司氏
=14日午前、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影)/産經新聞より
しかし、野党がいないとこのていたらく。
アベや麻生には全く甘く、一転して財務省は猛批判!
自浄作用が全く効かない与党が、国会を猿芝居にしてた!(;゚∀゚)
アベや麻生への質問部分…
朝日新聞 15日→
焦点採録 参院予算委員会 14日
■麻生氏「書き換え、不当な圧力ない」 太田氏「文書提供未報告、私の判断」
【冒頭発言】
太田充・財務省理財局長 書き換えはあってはならないこと。国会を冒涜(ぼうとく)するとの批判は免れない。深くおわびする。
金子原二郎委員長 本委員会への冒涜だけでなく、行政全般に対する国民の信頼を失わせる言語道断の行為だ。誠に遺憾だ。
【改ざんの経緯】
自民・西田昌司氏 書き換えを指示していないか。
麻生太郎財務相 私の方から指示したという指摘は当たらない。ありません。
安倍晋三首相 当然、私から指示したことは全くない。
西田氏 改ざん前の文書に新事実はない。報道では首相に疑念がかからないよう消したと言われるが、かえって首相夫人の安倍昭恵氏も、首相も、迷惑を受けた。
首相 書き換え前の文書を見ても、私や妻が(国有地売却に)関わっていないことは明らか。籠池泰典・森友学園理事長(当時)の発言が書かれているだけだ。
西田氏 「いい土地だから進めて下さい」と昭恵氏が言ったと、籠池氏が言っている。
首相 妻に確認した。そのようなことは申し上げていないということだった。
公明・横山信一氏 こんな大それたルール違反を理財局だけの判断でできるのか。別の力が働いたと考えるのが普通だ。
麻生氏 書き換えられた文言を見る限り、佐川宣寿理財局長(当時)の国会答弁に誤解を受けないようにするために行われた。不当な圧力が、ということではない。
首相 財務相が答弁した通り。
公明・矢倉克夫氏 書き換えに佐川氏の関与は全くないか。
太田氏 当時の理財局の最高責任者は佐川氏だし、国会答弁を主としてやっていたのも佐川氏なので、佐川氏の関与の度合いは大きかったと思う。
維新・片山大介氏 首相が昨年2月17日に「私や妻が関係していたら首相も議員も辞める」と発言し、その言葉に合わせるように忖度(そんたく)され(て文書書き換えが行われ)たとの指摘をどう考える。
麻生氏 関係ない。
首相 書き換え前の文書を見れば、私も妻も一切関わっていないことはむしろ明白だ。
【財務省調査の経緯】
片山氏 国土交通省から改ざん前の文書の提供を受けたが、8日の参院予算委理事会で報告しなかった。
太田氏 5日に国交省から資料をちょうだいした。5日の前後、我々なりに書き換え前の物を探すべく探索もしていた。大変貴重な情報だが、一つの情報と言えば一つの情報だった。8日時点で、これが書き換え前の物と言える段階でなかった。
片山氏 誰の判断か。
太田氏 最終判断は私の判断だ。
【佐川氏国会招致】
片山氏 佐川氏が国民に対してきちんと真相を話すことが大切だ。
首相 まさに国会の運営においてどう対応するかなので、委員会でお決めいただければと思う。すでに辞職されている事情も理解頂きたい。
特に西田氏のアベや麻生への質問は、
「ない」「関係ない」という答弁を引き出すための猿芝居にしか見えません。(笑)
泥棒に盗んでないかと訊いて、盗んでないと答えたら、それで済むんかという話。
そんな風に官邸に対してはと〜ってもアマアマなくせに、一転して財務省は猛攻撃ですよ。
産經新聞 14日→
与党、参院予算委で財務官僚を猛批判「財務省による財務省のための情報操作だ」
抜粋…
「自分たちの答弁が逸脱していないと見せるために(改竄前の文言を)隠したとしか考えられない。まさに財務省による財務省のための情報操作だ」
自民党の西田昌司氏は改竄についてこう批判した。「文書を書き換えたのは安倍晋三首相への忖(そん)度(たく)ではなく、自分たちの答弁に不都合があったらまずいからだ」とも語り、最大の問題は財務官僚にあるとの認識を示した。
麻生太郎副総理兼財務相は「佐川(宣寿・前国税庁長官)の国会答弁と資料の間の齟齬や誤解を招かないために、というのが主目的だ」と述べ、財務省理財局が主導したとの見解を示した。
太田充理財局長は「近畿財務局の職員に指示し、やらせていた。責任があるのは理財局」と認めた。
また、太田氏は改竄当時の理財局長だった佐川氏の関与の度合いについて「大きかったのではないかと思う」と述べたが、指示系統などは「調査をしているところだ」と明言を避けた。
財務省は、5日に国土交通省から改竄前の写しを提供され、開示文書との相違点を指摘されていた。太田氏は「すべて整理し、財務相に報告したのは11日」と経緯を説明したが、これに西田氏が激高した。
「何を考えているんだ!(すぐに)国会や政府に報告していれば、野党が予算委に出てこないような異常事態にならなかった」
さらに「財務相にも与党にも報告がなかった。官僚が判断すべきではない。これが一番の問題点だ」とも語った。
西田氏は「(改竄によって)かえってご夫人(安倍昭恵氏)も迷惑を受けた」とも述べ、首相は「書き換え前の文書を読んだが、私や妻が関わっていないことは明らかだ」と応じた。
まさに財務省による財務省のための情報操作だーーっ!
ってねぇ…言いますねぇ西田昌司くん。
つまりまぁ、あくまで文書改竄を官邸から切り離して、そこにいない佐川に全てを押し付け
元理財局長までそれに同調して、佐川を袋叩きにする猿芝居を延々とやってたわけだ。
こんな猿芝居のために、アタシら税金納めてません! (-_-メ)
自浄作用が全く働かない自民党は、解体すべし!
与党は佐川の証人喚問を認める方向に舵を切って来たから、
いよいよしっぽ切りは、最終段階に入りましたね。
官邸は全てを佐川のせいにして逃げ切る。そのスイッチが押されたわけだから、
産経が「書き換え」を「改竄」と書いても、何の不思議もないわけだ。
改竄したのは佐川の責任で、アベ政権は関係ないというストーリーなのだから。
むしろ、いつまでも「書き換え」としてる読売やNHKが、乗り遅れてるだけなのだ。
そんな気がしてきた。