[読書スキスキ。]の記事一覧 | 明日くたばるかも知れない。

「夢幻花」東野圭吾。

東野圭吾って、二人居るような気がする。面白い方と面白くない方。この作品は面白い方でした。また、映像化するのか！？

2013.06.15

コメント(2)

「下町ロケット」池井戸潤。

映画鑑賞もゲームも好きですが本も読みます。「○○賞受賞！！」とかってあんまりあてにしないんだけど以前読んだ「空飛ぶタイヤ」が非常に面白かったし、今回は素直に期待。小説家って凄い。というか池井戸さんが凄いのか。宇宙工学から、法律関係まで幅広く知識が必要で更に読者を惹きつける物語にする。才能がある人って羨ましい。久しぶりに読み応えがあった1冊。おススメです。「空飛ぶタイヤ」同様、これもドラマ化されたのね。う～ん。主要登場人物2人のイメージが全然違うなぁ・・・

2013.05.23

コメント(2)

はぶらし。近藤史恵。

ポイント付与に踊らされ勢いで買ってしまった【kobo Touch】コンテンツの数は少ないし、タッチの反応イマイチだししばらく放置していたのだが電子書籍300円引きのクーポンが送られて来たのでちょっと気になっていた作品を買ってみた。独り者でバリバリ働く主人公が自分とかぶる・・・あたしはそんなに甘くないがな。何日かなら泊めてあげてもいいけど、絶対ストレス溜まる。結婚して、子供産んで、嫌になって離婚する。それでいて他人の幸せを妬む人間なんて大嫌い。自分の人生は自分で責任を持て。読後スッキリしない作品でした。楽天koboさん。新刊さっさと配信してください。

2013.02.03

コメント(2)

きゃべつ炒めに捧ぐ。

映画館に行ったり、家でDVD観たり、本を読んだり、バスケしたり、野球観たり、朝までお酒を飲んだり、お友達と遊んだり、天気が良ければバイク乗ったり、たまにデートしたり、相変わらず充実した毎日を送っております。友達も趣味も多い。あたしは幸せね。それはさて置き、久しぶりに心がほっこりした本を読みました。主人公3人はちょうど母と同じ年代。非常に親近感が湧きましたし、歳を取ってもキラキラ輝いていたいと思いました。恋せよ乙女（BBAも含め）！！そんなあたしが恋をしてないという・・・いかん。いかん。素敵な出会いがありますように・・・

2012.09.30

コメント(0)

「サファイア」湊かなえ。

まずね装丁が素敵。「美女採集」の清川あさみさんの作品。内容にぴったりです。湊かなえといえばドロドロとした人間関係・・・構えて読み始めたら、いい意味で裏切られました。ちょっとほろっとしちゃったもの。宝石にまつわる7つの短編小説。あたしの誕生石エメラルドの話が無かったのが残念ですか・・・いつの時代、何歳になっても大半の女性は宝石が好きだと思います。イマイチ男性には共感出来ないかなぁ。お勧めです。宝石のプレゼント受け付けてます

2012.09.18

コメント(4)

龍神の雨（文庫版）。

暇つぶし用に買ったのにうっかり一気に読んでしまいました。個人的に道尾秀介は当たり外れがありますが今回はなかなか面白かったです。かなりダークな話です。解説が凄く判り易いので文庫版をオススメします。雨の日は何かが起こる！？運転気をつけなくっちゃ・・・積読が無くなってしまった・・・風水の本でも読むか。

2012.02.14

コメント(0)

漫画も読みます。

「世界の終わりと夜明け前」浅野いにお才能が溢れてはみ出してる感じが悔しい。昨日まで「にいお」だと思ってました。そりゃ検索しても出ないわ。献血ルームに置いてあって、血抜かれながら笑ってもた。馬鹿馬鹿しいことを真剣に描いているのが面白い。完結したら大人買いします。阿部寛主演で映画化される。確かにローマ人っぽいね・・・観に行こうかな。活字も漫画も読みます。映画大好きです。基本的にインドアかもね・・・ハーレーに乗るのは気分転換！？

2012.02.02

コメント(6)

「神様のカルテ」号泣。

「食わず嫌い」ならぬ「読まず嫌い」でした。お涙頂戴モノの辛気臭い話かと勝手に思い込んでいたあたしにドロップキック。文章が非常に読みやすく、心に染み入って来ます。ユーモアもありながら、過疎地の医療現場が抱える問題や余命短い患者さんに接する医者の葛藤など現役のお医者様だから判る描写がとてもリアルでした。「医者」＆「作家」の方って結構いらっしゃいますよね。羨ましい。ちょっと嫉妬しちゃう。最近色々あって疲れていたせいもあり仕事中にも関わらず号泣・・・久しぶりに心を動かす1冊に出会いました。映画化もされていますね。桜井翔、宮崎あおいはイメージに近いですが他のキャストはイマイチだなぁ。加賀まりこさんは素敵だけど末期癌の患者にしてはちょっと綺麗過ぎる。映画化するほどの話でも無い気がします。原作を読んだ後に予告を観るだけで充分。「神様のカルテ2」は図書館で予約しました。200人待ちでも気にしない。ひっさびさに泣いてスッキリ！！明日からも頑張ります。

2011.10.12

コメント(2)

グラスホッパーからのマリアビートル。

これぞ伊坂幸太郎！！久しぶりに納得のいく伊坂作品でした。「グラスホッパー」を読み直して良かった。前半はだれてしまって読むのに時間がかかりましたが後半のスピード感はやばかった。ほぼ、新幹線の中で進行していくのでゴールデンスランバーのような派手さはありません。伏線が一気につながるのは快感。思わず「はっ！！」と声を出してしまいました。1番好きな場所ですがネタバレになるので内緒なぜ、マリアビートルというタイトルかと気付いた時もニヤニヤしました。さすがに映画化は無理かな・・・檸檬には伊勢谷友介・蜜柑は加瀬亮。槿は堺雅人・七尾は濱田岳↑ゴールデンスランバーじゃん。最近の伊坂作品は消化不良だったのでかなり爽快。オススメです。

2010.12.07

コメント(0)

スヌスムムリクの恋人。

至高の愛の物語。野島伸司を誤解していた。ただの女優好きのおっさんかと・・・こんな小説書く人間は絶対モテル。そりゃの○ピーもメロメロなるわ。おススメ。この映画を思い出した。愛には色んな形があるのです。

2010.01.13

コメント(0)

流星の絆。

あたくし的に東野圭吾は当たりハズレがあるんです。なので全く期待せずに読み進めておりましたがクライマックスでは思わず叫んでしまいました。ハヤシライスが食べたくなるよいや～。面白かった。おススメです。←これも傑作。←これはイマイチ。つっこみどころ満載。

2009.11.14

コメント(6)

カシオペアの丘で。

　生と死と愛を真摯に見つめる感動の人間群像。人は苦しみや哀しみに直面したとき、それをどう乗り越えるのか？北海道の雄大な自然を背景に、人生の素晴らしさを渾身の魂を込めて描ききる、著者久々の長編小説。重松清お得意のお涙ちょうだい系ですがん～。世代が違うのと癌に侵された人が身近に居ないので今回はイマイチ響くものがありませんでした。←これが１番泣ける。人生何が起こるか判らない。悔いが無いように日々生きようと思う。

2009.04.27

コメント(0)

空飛ぶタイヤ。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。タイヤが飛んだ原因は「整備不良」なのか、それとも…。自動車会社、銀行、警察、週刊誌記者、被害者の家族…事故に関わった人それぞれの思惑と苦悩。そして「容疑者」と目された運送会社の社長が、家族・仲間とともにたったひとつの事故の真相に迫る、果てなき試練と格闘の数か月。久々に一気読みしました。主人公がどん底から這い上がってはまた叩き落される・・・息つく暇なし。もうね。こっちまでドキドキです。語彙が少なくて申し訳ないとにかく読んでみて。かなり充実した内容。オススメです。WOWOWでドラマ化されてるみたいですね。「空飛ぶタイヤ」豪華キャストでびっくり。仲村トオルかっこいいしかし、我が家では観れません・・・ＤＶＤが出るまで待つか。

2009.04.04

コメント(0)

蜜蜂のデザート：拓未司。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）柴山幸太は、神戸でフレンチスタイルのビストロを営む料理人。店はいつも賑わっていたが、誰もが料理の味を絶賛する一方で、デザートの感想を語ってくれない。不満を抱いた彼はデザートに力を入れようと、持ち前の探究心で新感覚スイーツの開発を目指すが、そのために思わぬ事件に巻き込まれることに…。ひとりの女の人生を狂わせた、とあるパティスリーで発生した食中毒事件。その裏には何が隠されているのか？次々と起こる事件は何を物語っているのか？華やかなパティスリー界の舞台裏で繰り広げられるパティシエたちの葛藤と、「食の安全」を問う「ビストロ・コウタ」シリーズの第２弾。前作のレビューはこちら→「禁断のパンダ」舞台が神戸・芦屋・六甲など身近な場所なので共感がもてます。この作者さん、まだまだ荒削りな感じがしますが（上から目線）着眼点がいいし、庶民的な感覚の持ち主だと思います。これからが楽しみです。でもね・・・プライドが高くて早とちりの主人公には余り好感が持てません・・・何故って？それは「禁断のパンダ」を読めば判るはず！？

2009.03.19

コメント(2)

そりゃ読書好きですが。

図書館で予約していた本が6冊来た。2週間で読んでしまえるだろうか。読まずに返却するのも癪なので頑張ります。本の感想が追いつかないので、こちらに備忘録。↓たももも。らいぶらり。最近のヒットは「虚夢：薬丸岳」面白かったです。

2009.02.28

コメント(2)

八日目の蝉。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるのだろうか。理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。角田光代が全力で挑む長篇サスペンス。子供は親を選べないんです。自分の都合や自己満足で子供を産まないで欲しい。幸い。あたしは生まれて来て良かったですけどね。←生活臭がする小説でもこっちの方がまだマシかも。

2008.12.18

コメント(0)

モダンタイムス：伊坂幸太郎。

近未来の話なのでSF風です。「魔王」の続編ですが別に読まなくても楽しめます。むしろこちらを読んでから「魔王」を読んだ方が理解しやすいかも知れません。読み終わっても不可解な部分がたくさんあります。最強の妻を主人公にした物語で完結する3部作では！？と勝手に予想しています。「ゴールデンスランバー」然り最近の伊坂作品は何だか派手な気がします。「アヒルと鴨のコインロッカー」や「チルドレン」のようなほっこりした物語りがそろそろ読みたいなぁ。【DVD】モダンタイムス　コレクターズ・エディション／チャールズ・チャップリン

2008.12.01

コメント(0)

オーデュボンの祈り。

くぅぅぅぅぅぅ。読み終わった後思わず唸りました。デビュー作でこの完成度。矢張り伊坂幸太郎は天才だ。現在伊坂幸太郎を全部読もうキャンペーン実施中です。次は「砂漠」図書館の順番待ち4人。あ～早く来ないかなぁ。

2008.11.04

コメント(4)

フィッシュストーリー。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）「なあ、この曲はちゃんと誰かに届いてるのかよ？」売れないロックバンドが最後のレコーディングで叫んだ声が時空を越えて奇蹟を起こす。デビュー第一短編から最新書き下ろし（１５０枚！）まで、小気味よい会話と伏線の妙が冴える伊坂ワールドの饗宴。伊坂氏は空き巣の「黒澤さん」にとっても愛着があるんでしょうね。でも、黒澤さんの話より表題の「フィッシュストーリー」が1番良かったです。読後の心地よさといったら無いね。「フィッシュストーリー」映画化されるみたい。音楽監修は我らが？斉藤和義。物語の中で重要な役割を担う音楽をせっちゃんがどう表現するのか、かなり気になります。　モダンタイムス・・・買っちゃおうかなぁ。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.10.20

コメント(2)

アンダーリポート：佐藤正午。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）１５年前―。駐車場に横たわる撲殺死体。第一発見者である古堀の隣室に住む男だった。事件当時４歳だった被害者の娘との再会が、古堀の古い記憶を揺さぶり始める―。感想は。「もしかしたら現実に〈交換殺人〉というものが起こっているのかも！？」「櫛型にスライスしたリンゴをトーストに乗せて食べたいなぁ」です。後はes8-まつじんさんに同意。手抜きじゃないやい。気に入ったくだりを・・・「世の中にはふたとおりの人間がいる。頭の良いひとと、そうでないひとと。そうでないひとは、なるべく慎重に、用心して生きてゆかねばならない。頭の良いひとは、何かトラブルが起こっても、自分で頭を働かせて対処できる・・・」賢く確実に生きて行きたいね。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.10.15

コメント(0)

鬼：今邑彩。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）言葉にできない不安感。おさまりのつかない気持ち悪さ。誰をも奇妙な世界に誘い込む、今邑彩のベスト短編集。筆者曰く「ホラー風味のミステリー」らしいです。うん。まさにそんな感じ。身近にありそうだけどあったら嫌なお話ばかりです。なかなか面白かったよ。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.10.03

コメント(4)

読書してます。

　　　金原ひとみ。この人の私生活が清純だったらびっくりします。ふたつめの月。以前読んだ「賢者はベンチで思索する」の続編です。主要人物が失踪しました・・・まだまだ続きそうです。三浦しをんの世界観はとっても好きです。かなり共感出来ます。観覧車。全然面白くない。続編を匂わせていますが読む気しません。読書の秋。たくさん読むわよ～。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.09.21

コメント(0)

枕女優。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）高校三年生の夏、一人の少女が手にした夢の芸能界への切符。しかし、そこには想像を絶する現実が待ち受けていた。整形、枕営業、裏切り、イジメ……。芸能プロ社長でもある著者が、ついに禁断の世界を描いた衝撃作！芸能界ってドロドロしてますねぇ。この内容でも充分エグイけど実際はもっと酷いかもしれないなぁ。まっ。全く無縁の世界ですからね。一般人だもの。忘れ雪←同じ作家なのに全然違う作風でびっくり。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.09.06

コメント(2)

厭世フレーバー。

【厭世】えんせい世の中をいやなもの、人生を価値のないものと思うこと。【内容情報】（「BOOK」データベースより）リストラされた父親が失踪。１４歳の次男は陸上部をやめ、１７歳の長女は優等生をやめ、２７歳の長男は家計のために肉体労働。４２歳の母は昼から酒浸り。７３歳の祖父はボケが進行…。残された５人、それぞれの思いと、次第に浮かび上がる須藤家の秘密。家族の崩壊と再生を明るく熱くポップに描いた最高傑作。出て来る猫の名前が｢部長｣と「部長代理」吹きました。なかなかイイです。泥臭いです。キレイごとを並べている話よりずっとリアリティがあります。でも相変わらず｢家族って面倒くせぇ｣と思ってしまいます。やっぱり結婚出来ないな。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.09.04

コメント(0)

東京タワー：江國香織。

何歳になっても若い男の子をたぶらかせるようにエロくて妖艶でセクシーな熟女を目指します。ハイソな感じが若干鼻につく小説です。←映画も観てみようかな。ジャニーズの2人が頑張ってるらしい。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.09.03

コメント(4)

四つの嘘。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）卒業して23年、高校の同級生4人のうちの1人・美波がある日、ニューヨークで事故死したことで、残された3人の胸に愚かしくも残酷な「あの頃」を蘇らせ、それぞれの「嘘」を暴きたてる…。女であるがゆえの狡さ、痛さ、切なさ、そして強さを描ききった傑作長編。先日までドラマも放映されてましたね。ストーリーは随分異なっていたようです。「そんな偶然ばかり起こるか！？」と突っ込みを入れたくなりますがなかなか密度の濃い小説で面白かったです。詩史ように妖艶に、ネリのように聡明に・・・そんな40代を目指したいと思います。死ぬまでもててやるわ。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.08.29

コメント(0)

ピロティ：佐伯一麦。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）エゴがぶつかりゃ、人情も通う。マンションが現代の長屋なら、管理人は長屋の大家さんのようなものだ。後任に仕事を引き継ぐ管理人の言葉を通じて、人間の心の深層を、野間文芸賞作家が軽妙なリズムで描く。ピロティとは、1階部分の、柱だけで構成された空間のこと。子供たちが集い、奥様方が井戸端会議をし、時には即席の野菜売り場にもなる。仙台の高台に建つピロティがあるマンションを舞台にした物語。マンションに住む方は管理人さんと仲良くしようと思いますよ。多分。殺伐としたサスペンス作品の合間にはこういうほのぼのとした小説もいいね。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.08.24

コメント(10)

秘密の花園：三浦しをん。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）私は、なにをしているんだろう。どうしたら「私」でいられるんだろう？カトリック系女子高校に通う、三人の少女、那由多、淑子、翠。性格の異なる三人の「私」は、家族、学校、男たちの中にあって、それぞれが遠いはるかを、しずかに深くみつめている。「秘めごと」をかかえる彼女たちの微笑の裏側の自由。甘やかな痛みの底に眠る潔くも強靱な魂。自分を生き抜いていくために「私」が求めていたことは―。記念碑的青春小説。幼稚園から高校までの一貫教育なんて（しかも女子高！！）田舎の公立進学高校に通っていた私にはちょっと理解し難い部分がありました。もう少し続きが読みたい気分ですね。ちょっと消化不良。青春って甘酸っぺぇなぁ。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.08.20

コメント(0)

十四番目の月。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）主婦の桑島樹奈は、スーパーで買い物中に二歳の娘を誘拐される。身代金とともに様々な場所を引き回された樹奈。犯人との接触はなかったはがだが、実は京都のホテルで身代金は奪われていた。離婚後三歳の息子と暮らすピアニストの奈津子は偶然、現場にいたのだが…。女の中の闇と光を描く傑作心理ミステリー。子供を育てるということは色々大変ね。とつくづく思いました。プルミンより読みやすいです。同じ作家さんなので物語の展開方法は似ていますがこちらの方が全体的にスッキリしています。舞台が京都や大阪なので親近感が沸きますしこういう話は嫌いじゃないです。図書館で見つけたら借りてみてはどうでしょう。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.08.19

コメント(6)

プルミンって何やねん。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）信宏、孝、秀樹、雅彦。公園で遊んでいた四人の小学一年生は見知らぬ女から乳酸飲料のプルミンを貰い、それを飲んだ雅彦が死んだ。雅彦は他の子達に暴力をふるい、物品をとりあげていた。雅彦の母・佐智子に抗議した信宏の母・亮子は葬式で佐智子に「あんたが犯人だ」と罵倒される。現代の母親達の心の闇を描く傑作ミステリー。モデルは確実にプルミン＝ヤク●トです。設定は面白いと思います。ただ、登場人物が多く謎解き部分の焦点がぼやけてしまっている気がしました。色んな伏線を張っているのに最後はたたみ掛けるように終わります。ちょっと消化不良。まぁまぁっす。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.08.16

コメント(6)

花まんま：朱川湊人。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）大人になったあなたは、何かを忘れてしまっていませんか？昭和３０～４０年代の大阪の下町を舞台に、ノスタルジックな空気感で情感豊かに描いた６篇の不思議な世界。直木賞受賞の傑作短篇集。お伽話のような短編集ですが何故か大阪なら有り得そうな気がします。貧乏だろうが外国人であろうが差別されようが大阪人は逞しい。猥雑で人情が厚い街。大好きです。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.08.14

コメント(0)

六月六日生まれの天使。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）ふと目覚めると、私は記憶を失っていた。同じベッドには、ゴムの仮面を破った全裸の男が眠っている…。ここはどこ？この男は誰？扉を開けると、意外にも外は雪。そして初老のサンタクロースが、私に手招きをしている！記憶喪失の女と謎の男の奇妙な同居生活、その果ての衝撃！傑作ミステリー長篇。ややこしや、ややこしや。一通り読んだ後もう2・3回読み返してなんとか納得。時間軸が行ったり来たりする物語は苦手ですわ。覗いてみてねあたしの本棚。映画で言うとメメントか！？シネマ坊主で松ちゃんが酷評してたね。

2008.08.07

コメント(0)

レンタル・チルドレン。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）愛する息子・優を病気で亡くした泰史と冬美は、子供のレンタルと売買をしている会社Ｐ．Ｉ．を紹介された。二人は、リストの中から優と瓜二つの子供を見つけると、迷わず購入を決める。しかし一カ月後、その子供は急速に老化し、顔が溶けていく…。泰史は真相を求め、Ｐ．Ｉ．の研究所に忍び込む。そこでは、日夜恐ろしい実験が繰り返されていた。初めて読んだ山田悠介作品が「リアル鬼ごっこ」まぁ微妙だったわ。なので今回もそれほど期待せず。うん。イマイチ。途中までは良かったのになぁ。オチが弱いのにがっかりもう少しひねりが欲しかった・・・覗いてみてねあたしの本棚。次借りた本はちょっと長編。気合入れて読みます。↑日本語おかしいかな？

2008.08.05

コメント(4)

パーフェクト・プラン。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）代理母で生計を立てている小田桐良江は、かつて出産した子供、三輪俊成が母親・咲子に虐待されていることを知り、発作的に俊成を三輪家から連れ出してしまう。そのことを知ったかつての愛人・田代幸司と兄貴分でアングラ・カジノの店長・赤星サトルは張龍生に事態の収拾を委ねる。龍生は、悪夢のような仕手戦に破れた株屋。そんな龍生がとてつもない誘拐計画を思いつく。龍生の父のボケ老人・泰生も加わり、風変わりだが結束の固いチームが前代未聞の計画をスタートさせる。ネット・トレーディング、ハッカー、代理母、胎児細胞、瞬間像記憶…今日的アイテムをふんだんに盛り込んだノンストップ誘拐ミステリーなかなか面白かったです。有り得ないんだろうけど、もしかしたら日本の何処かでこれに近い事が起こっているかも！？覗いてみてねあたしの本棚。本を読むのは仕事の合間。日陰に車を停めてエンジン切って読書。汗だくです。熱中症に気をつけねば・・・

2008.08.04

コメント(0)

通天閣：西加奈子。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）得体の知れないエネルギーが溢れている大阪ミナミ。社会の底辺でうごめく人々の愚かなる振る舞いや、おかしな言動が町を彩っている。主人公は、夢を失いつつ町工場で働く中年男と恋人に見捨てられそうになりながらスナックで働く若い女。八方ふさがりに見える二人は、周りの喧噪をよそに、さらに追い込まれていく。ところが、冬のある夜、通天閣を舞台に起こった大騒動が二人の運命を変えることに…。さくらに続き2作目の西加奈子作品。気持ちは判らんでもないけれど「付き合ってる男が全て」というこの主人公のような生き方はしたくないですね。どっちかっていうと自分が太陽になりたいタイプなので。B型やし。通天閣や新世界、じゃんじゃん横丁の雰囲気は大好きだけどその周辺には住みたくないです。絶対に。あそこは日本ではない。どうしようもない人達が逞しく生きています。それが西成。DEEP大阪を感じる1冊です。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.08.02

コメント(2)

賢者はベンチで思索する。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）ファミレスでバイトをしているフリーターの久里子。常連にはいつも同じ窓際の席で何時間も粘る国枝という名の老人がいた。近所で毒入りの犬の餌がまかれる事件が連続して起こり、久里子の愛犬アンも誤ってその餌を食べてしまう。犯人は一体誰なのか？事件解決に乗り出したのは、意外なことに国枝老人だった。「ちょっとパンチが足りないかな・・・」と思いながら読んでいましたがいやいや。最後のシーンは鳥肌ものです。ミステリー要素あり人間模様のドラマあり動物愛ありほのかな恋心あり。なかなかオススメの一冊です。続編も出てるみたいね。早速図書館で予約。覗いてみてねあたしの本棚。仕事と読書とドラクエ５の日々・・・嗚呼遊びに行きたい。

2008.07.31

コメント(4)

オテルモル。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）「悪夢は悪魔、どうかよい夢に恵まれますように」毎夜、オテルモルには眠りを求めて人が集う。しあわせな眠りを提供する不思議なホテル。日常からほんの少し乖離した世界でもたらされる物語。チェックイン…日没後；チェックアウト…日の出まで最高の眠りを提供するホテル…オテル・ド・モル・ドルモン・ビアンホテルのフロントで働き出した希里が知る、優しい対峙の仕方。図書館で予約している本が続々到着。ハイペースで読んでます。栗田有起さんの作品はハミザベス以来2作目。この人の作品の主人公はちょっと変わった子が多い。でも自然に生きている姿が微笑ましい。こんなオテルがあったら是非泊まってみたいです。寝ずに突っ走っている人に「眠い」と言ったら怒られるので最近は言わないようにしてますがやっぱり眠い・・・あっ。ドラクエのせいか。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.07.29

コメント(2)

くうねるところすむところ。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）編集長の仕事にも恋愛にも行き詰った梨央、３０歳。ある日、酔った勢いで建設現場の足場に登り、降りられなくなったところをトビ職の徹男に助けられる。徹男に一目ぼれした梨央は、勢いで工務店に飛び込み就職。だがそこは、亭主に逃げられやむなく社長になった郷子がキレる寸前で大混乱中だった。女ふたりの行く末はいかに。恋の力は凄まじいですね。とっても共感出来ました。あたしも猪突猛進出来る相手を見つけないとな。土建屋小説。オススメです。｢なんということでしょう！！｣が決めゼリフの番組が好きな方はより一層楽しめると思います。　　　　　覗いてみてねあたしの本棚。

2008.07.28

コメント(2)

さくら。西加奈子。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）ヒーローだった兄ちゃんは、二十歳四か月で死んだ。超美形の妹・美貴は、内に篭もった。母は肥満化し、酒に溺れた。僕も実家を離れ、東京の大学に入った。あとは、見つけてきたときに尻尾にピンク色の花びらをつけていたことから「サクラ」と名付けられた十二歳の老犬が一匹だけ。そんな一家の灯火が消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。僕は、実家に帰った。「年末、家に帰ります。おとうさん」。僕の手には、スーパーのチラシの裏に薄い鉛筆文字で書かれた家出した父からの手紙が握られていた―。es8-まつじんさんの紹介を読んで妙に食指が動きました。図書館で待つのももどかしく近所のブックオフで購入。テーマは暗いんだけど舞台が大阪なので何だかほっこりします。大阪人の明るさって何かと得よね。家族の絆を少し考えました。表面上は穏やかでも多かれ少なかれ家庭の事情っていうものは色々あるよね。あたしは一家団欒が苦手だわ・・・なかなかオススメです。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.07.20

コメント(2)

MOMENT：本多孝好。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）死ぬ前にひとつ願いが叶うとしたら…。病院でバイトをする大学生の「僕」。ある末期患者の願いを叶えた事から、彼の元には患者たちの最後の願いが寄せられるようになる。恋心、家族への愛、死に対する恐怖、そして癒えることのない深い悲しみ。願いに込められた命の真実に彼の心は揺れ動く。ひとは人生の終わりに誰を想い、何を願うのか。そこにある小さいけれど確かな希望―。静かに胸を打つ物語。こんなにも主人公に好感がもてない小説は珍しい。いい奴なんだけど優柔不断で融通が利かない男。あたしは絶対付き合いたくない。しかしツンデレ男が好きな女の子にはグッと来るかもね。小説的には悪くないです。人間の一生なんて宇宙の大きさに比べたらちっぽけよね。悩んでいても仕方ない。あたしのモットー「明日くたばるかも知れない」を改めて実行しようと思いました。手始めに限定のアクセサリー買う為だけに日帰りで東京行って来ます。（実話）覗いてみてねあたしの本棚。

2008.07.18

コメント(0)

禁断のパンダ。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）柴山幸太は神戸でフレンチスタイルのビストロを営む新進気鋭の料理人。彼は、妻の友人と木下貴史との結婚披露宴に出席し、貴史の祖父である中島という老人と知り合いになる。その中島は人間離れした味覚を持つ有名な料理評論家であった。披露宴での会話を通じて、幸太は中島に料理人としてのセンスを認められ、その結果、中島が幸太のビストロを訪問することになる。一方、幸太が中島と知り合った翌日、神戸ポートタワーで一人の男性の刺殺体が発見された。捜査に乗り出した兵庫県警捜査第一課の青山は、木下貴史の父・義明が営む会社に被害者が勤務していたことをつかむ。さらには義明も失踪していることを知り…。『このミステリーがすごい！』大賞第６回２００８年大賞受賞作。面白かった！！正直言って本格的なミステリーでは無いです。推理小説好きな方には物足りないかも知れません。素直に一種の娯楽小説として読むことをオススメします。作者の拓未司さんは辻調出身の料理人なので料理に関しての描写がリアルで空腹時に読むとちょっと辛いです。満腹でもある意味辛いです・・・ヒント←今から読む人はクリックしないでね！！あたしはこの感じ結構好きかな。内容はアレだけど・・・次回作も楽しみです。ところで・・・『このミステリーがすごい!』大賞の賞金。1200万円だってあたしも才能があればなぁ。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.07.15

コメント(2)

ウニバーサル・スタジオ。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）ここはウニバーサル・スタジオ。大阪をテーマにした楽しいアトラクションがあなたをお待ちしています。巨大タコが襲う水上バスの刺激的なライド、四天王寺の亀の池ではカメ型メカとザリガニ型怪生物の痛快なバトル、通天閣からは軌道上イカリングへの魅惑のツアーにお連れします。そして、阪神タイガース優勝を祝しての道頓堀ダイブも心ゆくまでどうぞ。いや現実には、人類滅亡まで二度と優勝できなかったわけですが…。初めてこの方の作品を読みました。きっと脳内はオモチャ箱をひっくり返したカオス状態なんだと思います。アホSFです。理解し難い部分がたくさんありましたが何だか楽しかったです。アラビクのマスターに解説して欲しい・・・覗いてみてねあたしの本棚。

2008.07.12

コメント(2)

結婚するなら消防士。

　【内容情報】（「BOOK」データベースより）“熱い消防馬鹿”なんか真っ平御免！と言い放つ、二十歳の新米消防士・大山雄大のもとへ飛び込んだ、外国人アパートを襲う連続放火事件。面倒なことは嫌いだけれど生来の反骨精神と真面目さが災いして、火災の原因究明に不本意ながらも奔走する雄大。事件の真相に迫るうち、自らが選んだ道の正義と誇りに気付き始める…。一人の消防士の成長を描いた長編傑作。と続編。悪くないです。でもねぇ。なんかまどろこっしい。びっくりしたのが「埋み火」の最後の方でいきなり続編への伏線が出て来るんです。何処かに見逃しがあるのかと思って何度も読み返しましたよ。でも全然意味が判りませんでした。もしかしてあたしは主人公並にお馬鹿？勤務中以外は酔っ払っている（失礼）友人の消防士に読んでもらいたいですね。んで是非感想を聞かせていただきたい。遊び人が多いとよく聞きますがとにかく消防士はあたしの理想です。誰か紹介してください覗いてみてねあたしの本棚。

2008.07.05

コメント(0)

リリー・フランキーって天才。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）これほど誠実でありながら、刺激的かつ、魅力的で、笑え、感動できていいのだろうか！？リリー・フランキーが、その才能を遺憾なく発揮した、はじめての小説。「オレ（アタシ）はやったら出来るから・・・」とか言いながら何にもしてない人は読もう。１歩いや、半歩は進み出せると思うよ。おバカで切なくて素敵な話がたくさんです。短編集だし読み易いです。ヴィレヴァンで「東京タワーよりこっちの方がいい！！」って紹介されてた意味が良く判った。リリーさんが主演の「ぐるりのこと」は近々観に行く予定。多才な人って羨ましい。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.06.27

コメント(2)

森博嗣。ちょっと難しい。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）西之園萌絵が叔母らと訪れた白刀島の診療所をめぐる怪しい噂に迫る。（「刀之津診療所の怪」）長期の海外出張で訪れた某国の美術館で、“僕”が遭遇した不可思議な事件とは…？（「ラジオの似合う夜」）ショート・ショート五編を含む透明感に満ちあふれた九編収録。う～ん。短編集だからどれかが引っかかると期待したけれどちょっと森博嗣ワールドは難しかったです。きっとあたしの想像力が貧困なのよね。ごめんなさい。しかし映画化される「スカイ・クロラ」はちょっと気になる。覗いてみてねあたしの本棚。

2008.06.23

コメント(4)

香華。有吉佐和子。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）女としてのたしなみや慎みを持たず、自分の色情のままに男性遍歴を重ね、淫女とも言えるような奔放な生き方をする母の郁代。そんな母親に悩まされ、憎みさえしながらも、彼女を許し、心の支えとして絶えずかばい続ける娘の朋子。―古風な花柳界の中に生きた母娘の肉親としての愛憎の絆と女体の哀しさを、明治末から第二次大戦後までの四十年の歳月のうちに描く。古い作品なんだけど今読んでも新鮮なのよね。素晴らしい。女の強さ・怖さ、そして繊細さをここまで上手く表現出来る作家で有吉佐和子さんの右に出る人は居ないのでは！？と個人的には思います。バイクでひとっ走り片男波まで行って来るかな。

2008.06.14

コメント(0)

真夜中の金魚。

es8-まつじんさんのブログで紹介されておりジャケットに惹かれて読んでみた。特に何処の街だという設定はないのだがどうもあたしの地元（北九州市）をモデルにしてるようだ。大阪並みにやくざや外国人や多種多様な人種が入り混じっている素敵な街。お城の横の市民会館にテキヤが並ぶ・・・川沿いにラブホ・・・駅の横の風俗街・・・お祭りの太鼓の音。このお祭りは必ずと言っていいほど雨が降る。ちゃんと物語の中でも雨が降るシーンが描写されていてほっこりした。チンピラ小説ですがガラの悪さがとても懐かしく大変好感がもてました。とんちゃん鍋。食べたい。福澤徹三さん←強面～

2008.06.05

コメント(4)

ゴサインタン～神の座～篠田節子。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）豪農の跡取り、結木輝和はネパール人のカルバナと結婚したが、両親が相次いで死に、妻の奇異な行動で全財産を失う。怒り、悲しみ、恐れ、絶望…揺れ動き、さまよいながら、失踪した妻を探して辿り着いた場所は神の山ゴサインタンの麓だった。現代人の根源にある、魂の再生を力強く描く第１０回山本周五郎賞受賞作。何かの書評を見て興味を持ったんだけど・・・あたしにはよく判りませんでした。ただ。日本に生まれてよかったとつくづく思いました。

2008.05.31

コメント(2)

ブランケット・たももも。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）2泊3日、馴染んだ毛布とともにレンタルされる猫たち。「いま」を生きる人の孤独と猫のしなやかさ。リストラされた父親が家族にささやかな夢として猫を借りてきた「我が家の夢のブランケット・キャット」など、直木賞作家が贈る７つの心温まる物語。泣かせ上手の重松清作品とあって期待大。最初の何篇かはちょっとダラダラした感があったけど読んでいくうちにどんどん引き込まれていき最後の方では思わず涙が・・・特に・・・｢嫌われ者のブランケット・キャット｣と｢旅に出たブランケット・キャット｣猫好きはもちろん。そうでない人でも楽しめる作品です。猫飼いたい。にゃ～あたしもブランケット・キャットになれるかしら。

2008.05.10

コメント(0)

バブルとホラー。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）金と力のある男の欲望を受け止めてやるのは、若く美しい女の義務なのだ。私はそれに忠実だっただけ―。「地上げの帝王」と呼ばれた不動産会社社長の愛人を経て、女優を妻に持つ有名レストランの御曹司を虜にし、狂乱のバブル期の伝説となった女性、アッコ。彼女は本当に「魔性の女」だったのか。時代を大胆に謳歌し、また時代に翻弄された女性を描く、煌びやかで蠱惑的な恋愛長編。今はバブル時代では無いけれどあたしもアッコちゃんを目指すぜ！！【内容情報】（「BOOK」データベースより）妻は化け物かもしれない。おれは怖い、怖くて家ではもう眠れない！中年男が真夜中に目撃した妻の恐るべき姿！―『踊る少女』モナリザなんて大嫌い！どうしてあの絵を見せようとするの！レオナルド・ダ・ヴィンチの名画に脅える女が隠す、驚くべき肉体の秘密―『モナリザの微笑』引っ越しても引っ越しても、また自分の隣にやってくる不気味な住人―『隣の江畑氏』など、吉村達也が描く恐怖世界を満喫できる究極のホラー短編七作収録。タケrakuten1976さんのブログで紹介されていました。身近で起こったら怖い話ばかりです。『隣の江畑氏』が１番後味悪かった・・・最近は色んな作家さんを読んでるなぁ。オススメあったら教えてください。明日仕事終わったらアラビク行こうかな。

2008.05.08

コメント(4)