カテゴリ:ちょっと工夫でこの美味さ
夏らしいしゃれた一品です。家庭の味というより料理屋のメニュー(小鉢物)
かもしれませんが、作るのは難しくありません。一度お試しください。包丁で 作るなら、皮をむいた長芋を縦に薄切りし、さらに細く切るだけです。長芋の 長さは、包丁の刃の長さより短いほうがいいでしょう。スライサーや、皮引き 器(ピーラー)に似た千切り器を使うときは、長さの制約はありません。ただ、 皮をむいた芋はぬるぬると滑るので、手を切らないように注意してください。 そうめん状にしたら、小鉢に盛り分け、めんつゆ、梅肉、卵の黄身としょうゆ などでいただきます。いずれも、切りのりか青のり粉を乗せてもいいでしょう。 めんつゆでいただくときは、あらかじめボウルで長芋そうめんとめんつゆを少 しあえておき、盛り分けてからさらにめんつゆを足せば、味が行き渡ります。 長芋は、おろして「とろろ」、細切りにして「そうめん」、切り方により「短 冊」「拍子木」など、いずれも生で楽しめる食材です。拍子木や輪切りにした ものを素揚げしたり、とろろに小麦粉と刻みねぎをまぜて鉄板で焼き、仕上げ にしょうゆで味を調えたりしても面白いですが、夏場はやはり冷たく冷やして いただきたいものです。単なるとろろでは自然薯(じねんじょ)の粘りにかな いませんが、サクッとした長芋なりの食感を生かせば、工夫も生まれますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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