カテゴリ:ちょっと工夫でこの美味さ
これも「芋棒」の亜流ですが、たらが棒だらでないだけで、本物に近いです。
ふだんはじゃがいもでも仕方がありませんが、京芋(えび芋)が手に入る季節 は、ぜひこちらでお試しください。芋1本に対し、たら(あらでも可)が300g ほどもあれば充分です。たらをいただくというより、たらから出た良いだしを 芋に吸わせていただくお料理です。京芋は2cm程度の輪切りにして、分厚め に皮をむき、少し水にさらします。たらも、さっと水洗いしておきましょう。 大きめの鍋に芋を並べ、かぶるぐらいの水を注いで、茹でこぼします。沸騰し てから中弱火で10~15分、芋がひび割れかけたら、そっとすくって皿に取りま す。湯を捨てて、こんどは醤油1:みりん1:酒1:水5ぐらいの割合で、全 体が600~800ccになるように(芋がかぶるように)煮汁を作り、沸いたら芋 を鍋に戻します。続けてたらの身も加え、5分ほど弱く沸騰させ続けたら火を 止めます。あとは冷めるまで、煮汁のうま味を芋に吸わせれば、できあがり。 煮汁にはお好みで、山椒やおろししょうがを加えてもかまいませんが、少量に しておいてください。むっちりとした芋の食感と、魚のうま味を味わいます。 なお、煮汁がいっぱい残ると思いますが、これは肉じゃがなどに転用が可能で す。芋やたらは食べ残したら冷蔵庫で1~2日はもちますので、煮汁から出し て保存容器に移すことにし、煮汁はぜひ捨てずに活用してください。そのため にも、あまり山椒やしょうがを加えすぎないほうが、いいのかなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月11日 14時02分41秒
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