新春の煮〆などを紹介したあとにナニですが、大晦日の年越しそばを書くこと
にしました。2014年は最後の食事である夕食に、にしんそばを食べました。い
ただき物の、にしんの甘露煮があり、食べる機会を逸していたこともあります
が、どうせなら年越しそば用に置いておこうと思い、ちょうど具になった次第
です。今回のそばは半生麺です。指定の時間より少し短く茹で、冷水で麺の表
面のぬめりを洗い落としたら、そばを茹でたお湯で温めて、丼鉢に移します。

麺つゆもいろいろ試行錯誤していますが、現在のところはうどん・そば共通で
（４人前）、うすくちしょうゆ・みりん各55ｃｃ、だし890ｃｃの計1000ｃｃを
軽く沸かし、火を止めたものにしています。だしは、実際にはたいてい、多め
のかつおだしの素と水です。これで、しょうゆの18倍希釈になります。そばは
濃い口しょうゆのほうがいいかとも思いますが、うすくちで作って食べてみて
も違和感はなく、やさしい味になるので、かけつゆの標準レシピにしました。

今回は丼鉢に移したそばの上に、にしんを乗せ、青ねぎとかまぼこをあしらい
ました。かまぼこは、重詰めを作った際のかまぼこの端なので、１人１枚しか
ありませんでした(^_^;)。青ねぎは、白い部分を軽く煮てあります。麺つゆに
少し加えた乾燥わかめも入っています。もちろん、大晦日にそばを食べるのが
目的であって、具は何でもかまわないわけですが。この日はほかにおかずもあ
りましたが、家族の誰も夜ふかしをしないので、全体的に軽めの夕食でした。