カテゴリ:ちょっと工夫でこの美味さ
押しずしにもいろんな種類がありますが、きずし(酢〆の鯖)を酢飯に乗せて
押したものは「ばってら」と呼んでいます。ほかにも、酢〆の小鯛を使ったも のは「雀ずし」と呼びます。それぞれ、ボート(小舟)や雀に形が似ているこ とからの命名です。このように、酢〆の魚は押しずしに合いますので、今回は 売り場に出ていた「こはだの酢漬け」というお惣菜で、押しずしを作ってみま した。こはだは、このしろとも呼ばれて、すしネタではよく使われる魚です。 もうすでに一口大に切った形で、パックに乱雑に入れて売られていましたが、 家で開けて、切り身の方向を揃えました(^_^;)。3人前で2合のごはんを炊い て、少しすし酢を混ぜ、ほんのりと温かい程度まで冷ましておきます。広げた ラップに、こはだが並ぶぐらいの大きさに酢飯を乗せ、ちょっと四方から押し て大きさを整えます。ここで味のアクセントに、細切りの塩昆布をぱらぱらと 乗せ、さらに酢飯を乗せて再び形を整えてから、こはだを並べていきました。 あとは全体をラップで包み、四角くなるように注意しながら、よく押します。 角がしっかりと形になるように気を付けると、あとで切るときに崩れにくくな ります。押して30分ほどなじませたら、いちいち濡らした包丁で、こはだの切 り身の大きさに従って切っていきます。ごはんを切るだけなので、崩れること はないでしょう。切り分けたら、紅しょうがを添えます。握りずしではありま せんが、きれいな皮の模様とともに、こはだのすしを味わうことができます。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年11月17日 13時51分16秒
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