カテゴリ:ちょっと工夫でこの美味さ
売り場に、さわらの幼魚であるさごしが半額で出ていましたが、きょうは別の
メニューなので使うことはできません。でも見過ごすのは惜しいので、買って 帰って、味噌で漬けることにしました。関西で白味噌と呼ぶ西京味噌で風味良 く漬けます。翌日でも食べられますが、できれば2~3日置いたほうが、味噌 がよくしみ込み、味がなじんで、焼いて食べたときに身の中まで美味しくなり ます。西京味噌は、たっぷり使うのではなく、節約して少しで漬けています。 さごしの切り身は、さっと水洗いし、できれば胴骨に沿って竹串を刺して、脊 髄の血の固まりを洗い流しておきます。こうすると、漬けている間に血が全体 に回らず、味噌が白いまま漬かります。さごしは水気を拭いてから、塩適量を 表面に振っておきます。西京味噌は、今回は魚4切れに対して、味噌汁2人分 ぐらいを使いました。ボウルに取り、ゴムべら(クリームべら)を使って、み りんで少し緩めたら、大さじ1ぐらいの塩をよく混ぜて練りこんでおきます。 ポリ袋に練った味噌を少し敷き、魚2切れを置いて味噌を塗ります。残りの魚 2切れを上に重ねて、残りの味噌を塗ります。このポリ袋を、底から空気を抜 くようにしながら口を結び、冷蔵庫に入れて漬けます。気が向いたら、途中で 袋の天地を返すといいでしょう。食べるときは、味噌をぬぐっても洗い流して も、どちらでもいいですが、弱火でじっくりと、でもこんがりと焼いて、いた だきます。アルコールと塩分の作用で、中まで味がしみていると思いますよ。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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