カテゴリ:品川北一歩行新宿暮らし
繊維分のないものだけを食べる「うどん生活」では、朝は釜玉うどんを食べて
います。うどんといえば、つゆのある「かけうどん」が一般的ですが、それは 夕食に食べたいので、昼はそれ以外の食べ方を、ということで、讃岐ではよく 食べられているようですが、生醤油(きじょうゆ)うどんにしました。もっと も、讃岐の生醤油うどんは、刻みねぎのほかに、大根おろしを添えたり、すだ ちのスライスを添えたり汁を絞ったりもしますが、今回はしょうゆだけです。 大阪人にとっては、うどんは「汁物」の扱いですから、麺よりもつゆが重要で す。さらに言ってしまえば、うどんの麺は、つゆの邪魔をしないほうが良いの です。だからコシがあってはいけないのです。ところが、讃岐ではうどんの麺 そのものを食べるため、湯がいた麺につゆを添えずに、しょうゆだけを掛け回 すような食べ方が生まれました。個人的には、うどんの麺をそのようにして食 べることには抵抗がありますが、今回は事情があるために、やむをえません。 冷静に考えれば、生醤油うどんは、釜玉うどんから卵を除いたものです。これ だけでは栄養分が足りないように思います。そこで、冷や奴を添えました。小 ぶりのパックに入った充填豆腐の、一部をスプーンでくりぬいて、空いた所に 盛り、くりぬいた穴にめんつゆを注ぎます。こうすれば、別の皿に出さなくて も豆腐が食べられます。くりぬくのに使ったスプーンを使えばいいでしょう。 この方式は、うどんのおかずでなく、酒のアテにするときにも応用できます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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