カテゴリ:年中行事のメニュー
2019年あけましておめでとうございます。本年も当ブログをご贔屓に、どうぞ
よろしくお願いします。新春はまず、白味噌雑煮の写真から始めることにしま しょう。ご覧のとおり白一色、真っ白な雑煮です。白味噌とは言っても、少し 象牙色というか飴色がかった感じの色合いですが、まろやかな味噌です。関西 以外では西京(さいきょう)味噌とも呼ばれます。具は、四角くても仕方がな い焼き豆腐以外は、焼かない丸餅(小餅)と、小芋(里芋)、雑煮大根です。 鏡餅はもちろん丸いですが、そのまま食べることはできません。でも、丸いの がおめでたいということなのでしょう。鏡餅に似せて丸く作った小餅を雑煮に 使います。里芋は、京都では「人の頭(かしら)に立てるように」ということ で頭芋を使うそうですが、大阪では小芋を使います。小芋のほうが安くて数が 多いという、合理的な考えなのかもしれませんが、これも皮をむいたら切らず に、丸のまま使います。大きければ、やむをえず切ることになるでしょうが。 雑煮大根は、小ぶりな大根のことです。半月やいちょうに切るのではなく、皮 をむいて輪切りにしたまま、つまり丸いまま雑煮にします。そのためにも、細 い大根でないといけません。これに白い豆腐(昔は日もちするように焼き豆腐 を使ったのでしょう)を加えて、白味噌仕立てにします。小芋と雑煮大根は、 大晦日にだしで煮て火を通しておきます。元日と3日は餅以外で白味噌の味噌 汁を作り、ここに小餅を加えて煮て、餅が軟らかくなれば、できあがりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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