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2006年02月28日
カテゴリ：ビジネス・起業
今回「経営実践」の授業で3日間掛けて、経営ゲームのようなものをやりました。
4つのグループ＝4社に分かれ 同じ業界の会社として 4期に渡ってシェアや売上げを争うのです。 うちのグループは、クラスに4人しかいないエニアグラム「タイプ７」が3人も。 本来堅実であるはずの「タイプ1」の友人も、我々3人に引きずられてしまって、ストッパーにはなりませんでしたねぇ。 「せっかくだから、4期後はシェア50％を越える業界トップになりたいよね！」ということで、デフォルト25％のシェアを4期で倍増させようと目論んだのです。 しかし、これが間違い！ 資本金やキャッシュはすべて同条件でスタートした4社。 うちは借りられるだけお金を借りて、 とにかく設備投資をし、生産ラインの確保をしました。 他社が2･3ライン増設なのに対し、当社は8ライン！ｗ しかしそのおかげでキャッシュフロー（CF）を直撃。 そのうち時間がなくなって、帳尻あわせで 販売価格を中途半端に高く設定してしまいました。 どうも、この単価設定が命取りになったらしく 1期目いきなり倒産！ｗ このゲームは、社員教育の一環として作られただけあって、 それでゲームオーバーにはならず、「特別融資」なる 翌期には必ず返さなくてはいけない高利の融資で復活できます。 で、第2期。 1期目に大規模設備投資をしたおかげで固定資産がガツンと増えて それを担保に、多額の借入金ができました。 そこで、今度はそれを広告費に充て 単価をある程度低く設定し、大量に製造して臨みました。 その結果、なんとまたまた倒産・・・。 完全に悪循環にハマってしまっています。^^; この日は、ここまでで授業が終了しました。 なんか、すごく後味の悪い感じでしたが、翌日に望みをつなぎました。 次の日、第3期をスタートさせたのですが、時間の関係上 4期まではいけないとのことなので、この第3期が最終決戦となります。 そこで、前日の結果を踏まえゲームに臨むと・・・。 なんと、「特別融資」が膨れ上がり、今期26億円返済しないと また倒産と言うことになってしまいました。 どう考えても、不可能。 やけくそで、単価を最大限にアップ（Max値が当初の約2割増）。 最大限生産し、全部売れれば辛うじて黒字という、なんとも有り得ない暴挙に出ました。 結果は火を見るより明らか。。。 3期連続の倒産！ 暴挙に出た結果、シェアも21.9％から14％台にまで減り、 おかげで他社の供給も間に合わず、他3社は「機会損失」でペナルティを払うことになりました。しかも1社は、その煽りを喰らったのかどうだか、こちらも倒産。ｗ 敗因としては、いろいろ考えられますが、 ひとつはキャッシュフローが甘かったということでしょうか。 財務部長であった僕の責任も大きかったなと、反省です。 ゲーム終了後は、「株主総会」という名の発表。 3期目の決算報告をしながら、株主の皆様に謝罪。 いやぁ、目茶苦茶な経営でした。 起業時にはこうならない為にも慎重にデータを分析し 博打は打たず堅実に行きたいと改めて思った次第です。 大体、世の中にこんな会社有り得ませんよね！ 3期連続倒産。 いあぁ、すごい快挙を成し遂げたものです。 お陰でいい厄払いができました。 そういえば、セミナーのようなもので「金持ち父さんのキャッシュフローゲーム」なるものがありました。 ちょっと一度行ってみて、腕試し（リベンジ？）をしてこようかなと思う今日この頃です。 このブログは人気blogランキングに参加しています。 この記事を読まれて面白いと思っていただけた方、 どうかこちらもクリックしてください。m( )m お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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