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カテゴリ:開封結果 MLB
ここ数ヶ月盛り上がらない感が漂っていましたが、ようやく面白い季節に。 特にDonruss好きの自分にとって、一番盛り上がる時期といってもいいかもしれません。 さて、このThreads、発売前までは「平凡な商品だろ」と思いさほど期待してなかったのですが、 いざ蓋を開けてみるとビックリ仰天、レジェンドメモラがかなり存在してるよう。 しかも、S.J.Jackson、S.Paige、P.Roseなども予想以上の枚数で、なんとなく引けそうな気に。 てなわけで、期待と妄想を膨らませながら開封。 レギュラーは若手選手と引退選手が綺麗に半々ずつ出現。 ダブりが数枚発生してることとコンプに1枚足りないところも共通で凹みました。 出来は過去のThrowbackThreadsとほぼ同じで軽い箔押しのみの簡素なもの。 今回は権利関係の問題でチームロゴが使えないため、修正が行われた写真が多数あります。 アングルや選手の体勢によってはロゴが見えないのでそのままっていうものもありますが、 帽子もユニフォームもロゴが消された選手なんかは高校球児の練習着姿のようで怪しさ満開。 なぜかBush父のカードもあります。 Diamond Kings R.Jackson Diamond Kings G.Brett Century Legends B.Gibson Century Stars H.Killebrew College Greats W.Clark Dynasty Giants インサートは6枚出現。 Diamond Kingsが恒例の布地風エンボス加工をしていたのが非常に嬉しかったです。 今年は凝ったフレームパラだったので引いてみたかったのですが、残念ながら出ず。 ただ、他のインサートはブランドロゴを箔押しているだけでかなりチャチな出来に見え、 以前よりももっと大味というかスカスカした印象になってしまってます。 Base Set Gold Proof A.Villalona /50 Base Set Green Proof L.Marson /250 Base Set Rookie Green Proof C.Peguero /250 Court Kings Silver D.Rose /250 シリアル入りパラレルは4枚。 レギュパラはリフ加工+色違いの箔押しで格好いいです。写真が大きめなのも○。 ジャイアンツの野手のトッププロスペクト・Villalonaが出たのはかなりの収穫でした。 逆にインサートは色違いの箔押しのみなので、かなり質素。 選手もなぜかNBAの選手。 08年ドラフト全米1位の人のようですが…。 オートは3枚、やはり若手選手でした。 すべてリフ仕様&箔押しでなかなか綺麗。 Base Set Rookie Signatures J.Ceda /999 J.Cedaはカブスの21歳のピッチャー。 高い奪三振率と与四球率を誇るわかりやすい荒れ球速球使いのよう。 チームのプロスペクトランクは4位とそこそこ高い評価なので、期待されてるんでしょうか? 防御率4.80というそれほど良くない成績であっても1Aから2Aに昇格しています。 昇格後は中継ぎに転向し、30.1イニングで42奪三振、防御率2.08と内容が向上しています。 Base Set Rookie Signatures Gold A.D.L.Santos /100 A.D.L.Santosはエンゼルスの20歳のキャッチャー。 今年は打率がたったの.178、通算でも.223しかないので駄目っぽく見えますが、 守備面ではチーム傘下の選手中No.1レベルの評価を得ている選手だとか。 一応2Aに昇格しちゃっているので、チームは多少なりとも期待しているみたいです。 ただ、同じポジションではH.Congerの方が評価が上なので厳しそう。 Base Set Signatures Gold J.Montero /975 J.Monteroはヤンキースの18歳のキャッチャー。 今年のチームのプロスペクトランクで6位と微妙な位置でしたが、大活躍。 この若さで1Aのレギュラーを獲得し、132試合で17HR、87打点、打率.326を記録。 ランナーを置いた場面ではさらに高い打率を残す勝負強さも持ち合わせているよう。 打撃面では同僚のRomine以上かも。 恐らく3枚の中で1番の当たりなんですが、カード上部に物凄く酷い剥れがあって激萎え…。 期待していたメモラは2枚。 Base Set Bats J.Tabata /500 基本的に1枚というパターンが多いので2枚という結果は良かったのですが、 そのうち1枚が若手のJ.Tabataのバットというのは、ちょっと期待はずれでガッカリでした。 相変わらずレギュパラのメモラはテキトーな造りだなあ…。 Baseball Americana Material Position C.Fisk /75 そんな中、Fiskのジャージが出たときはホッとしました。 引退選手のメモラなんて久しぶりと思って振り返ると、なんと約半年ぶり。 まさか数年で引退選手関連のカードがここまで激減するとは、思いも寄りませんでした。 以上、開封終了。 期待していたほどの結果ではなかったものの、それなりの満足感が得られました。 Topps、UDとは違ったコンセプトや、構成、雰囲気、等々に触れるのはやはり新鮮ですし、 何より1年に数個しかないDonruss商品なので、Donrussファンには堪らないものがあります。 また、オート、メモラともに中当たりから大当たりまでそこそこの枚数が存在していることと、 オッズオーバーの箱がかなり存在するため、開封の緊張感が最後の1パックまで楽しめます。 ただ、問題点もちょこちょことあります。 まず、若手オートのメンツが厳し目なうえ、2枚以上出るのがデフォというのはキツイとこ。 そして、もっとも期待しているレジェンドメモラは1箱に1枚程度しか出ないわけですから、 コレクターがこの商品に求めているものと実際に手に入る中身が若干ズレてるように感じます。 また、シールオートやデザイン流用といったカード全般のチャチさ加減は相変わらずで、 インサート・オートorメモラ版どちらも中途半端な仕上がりになってるのが多いのが×。 今年のMLBカード界で最大の目玉メモラといってもいいS.J.Jacksonのバットカードすら、 駄メモラの代表格と悪名高いレギュラーパラ仕様で出すのはちょっとどうかと思います…。 この商品に対する評価は、Donruss社が好きかどうかという点によって大きく変わる気が。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月29日 01時10分19秒
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