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楽天・日記 by はやし浩司

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2008年11月09日
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カテゴリ:日々の随筆
●2本の映画

先週、『P.S.アイラブユー』と、『X-File、真実を求めて』の2本の映画を見た。
私の評価は、『P.S. アイラブユー』は、星1つの、★。
『X-File、真実を求めて』も、星1つの、★。
ともに駄作(失礼!)
期待はずれ。
がっかり!

まず『P.S. アイラブユー』だが、どこか男を知りつくしたような女優が、純愛を
演ずるところに、そもそもの無理がある。
そのため私は映画の中に、感情移入ができなかった。

加えてストーリー全体にも、無理がある。
最後のシーンで、元夫の母親が……(このオチの部分は映画を見てのお楽しみ)
……ということだが、「母親がそんなことまでするだろうか?」と疑問を感じた。
映画のままだとするなら、母親が、実の娘の心をもてあそんだことになる。

つぎに『X-File、真実を求めて』。
最初からモルダーとスカリーの不協和音ばかりが目立った。
スカリーがモルダーを事件に誘い込んでおきながら、途中から、「私は医師だ」
「もうFBI職員ではない」と。
スカリーはモルダーから逃げてしまう。
スカリーは、重病の子どもの治療に専念するが、映画の伏線にもなっていない。

「何が、真実を求めてだ!」と、心の中で叫んで、おしまい。
映画全体は、ロシア人の臓器売買業者を追いつめる、ただの追跡映画。
また超能力者なる男も、できすぎ。
いかにも超能力者でございます……という雰囲気が気になった。
彼は本当に超能力者だったのか、それとも、ただの仲間だったのか。
モルダーは、超能力者だったと信じた。
スカリーは、それを信じなかった。
最後の最後まで、不協和音ばかり。

スカリーも歳をとった。
モルダーは、太った。
そんな映画だった。


++++++++++++++++++++

●まずい店(失礼!)

+++++++++++++++++++++

先日、ワイフとドライブしながら、こんな話を
した。

あちこちで外食をしてきたが、「おいしい店」というのは、ある。
話題にもなる。
が、それはそれ。
一般論としては、値段が高い店の料理は、おいしい。
ホテルや旅館の料理などが、それ。

そんな話をしながら、「まずかった店」が話題に
なった。

+++++++++++++++++++++++++

おいしかった店は印象に残る。
しかしそれ以上に、まずかった店も印象に残る。
(たいへん失礼な話題とは思うが……。)
もちろん実名を公表するわけにはいかない。
公表したとたん、この世界では、訴訟沙汰になる。
私の友人などは、そのため損害賠償まで請求されている。

ワースト(5)

浜松から電車で1時間ほどのところにある、M町で食べた、ラーメン。
市販の醤油(しょうゆ)に麺を入れただけのラーメンだった。
具にゆで卵が載っていたが、あまりにもまずくて、それも食べられなかった。
3分の1ほどを食べて、ギブ・アップ!

ワースト(4)

地元のBツアーで行った先で食べた、バイキング料理(?)。
鮎の塩焼きを売り物にしていたが、生臭くて食べられなかった。
中には、同行のガイドさんに食ってかかる客もいた。
鮎を、網の上で、ほかの牛肉といっしょにして焼くという料理の仕方だった。
鮎と牛肉をいっしょにして焼くところが、おそろしい。
……というより、無茶苦茶!

ワースト(3)

N町で食べたトンカツ。
カスカスの豚肉で、不気味だった。
おまけに給仕のオバチャンが、横で、鼻の脂を指でこすっていた。
そんなオバチャンが、用もないのに、あれこれと話しかけてきた。
トンカツを一口、口へ運ぶたびに、ゲーッ!

ワースト(2)

市内にある、T寿司屋。
土曜日の夜というのに、客は、私たち夫婦、2人だけだった。
そこでの寿司。
どれも魚臭くて、食べられなかった。
わさびをたっぷりつけて、臭いを消そうとしたが、それでも臭かった。
2、3個食べて、そのまま店を出た。

ワースト(1)

昔、近くにオープンしたお好み焼き屋の焼きソバ。
開店当日ということで、みな、持ち帰り用になっていた。
で、私たちも3人前を頼んで、家に持って帰ってきた。
が、ふたをあけてギョーッ!
焼きソバが、そのまま四角い直方体に固まっていた。
やはり市販のウースター・ソースだけを、そのままかけて焼いたような焼きソバだった。
とても食べられるような代物ではなかった。
だから、そのまま生ゴミとして、ポイ。
あとで聞いたら、その店はそのあと、2~3週間で閉店したとか。

こうして並べてみると、「ワースト」と言われるものは、麺類を出す店が
多いのがわかる。
簡単にできる分だけ、つまりだれでも簡単に店を開ける分だけ、まずい店も多いと
いうこと。

一方、本物を出す店は、それなりの歴史がある。
支持者がいる。
それに店の主人も、本気で料理している。
その(本気さ)が、食べる客に伝わってくる。

もちろん値段が安ければ、安いほど、よい。
が、中には、気取った店もある。
値段だけは一人前で、中身がない。
こういう店は、つまり私たちに嫌われた店は、寿命が短い。
こんな店もあった。

これも昔、事務所の近くにカレーライス専門の店ができた。
「一度は……」と思って入ってみたが、「まずい!」。

店長は若い男だった。
そこでそれとなく、つまり食べながら、「どこで修行しましたか?」と聞くと、
「インドへ行ってきました」と。
フ~~ンとだけ答えたが、「カレーはインド」という発想そのものが、「?」。
私は信じなかった。

これは料理にかぎらない。
個人で仕事をするときは、いつも本気。
本気でなければならない。
真剣勝負。
大型店が出す以上の味を出さなければ、勝ち目はない。
生き残ることはできない。

宣伝力がない分だけ、リピーターが大切。
そのリピーターが、ほかの客を連れてきてくれる。

ただし、あのテレビで紹介される店のほとんどは、「?」だから、
注意したほうがよい。
その直後には、客がどっと入ったりして、けっこう繁盛したりする。
が、本当の評価は、たとえばその1年後くらいになってみないとわからない。

たとえばこの浜松市は、「ギョーザの町」としても、知られている。
ギョーザの消費量が宇都宮市と並んで、全国1らしい。
それでよくギョーザの店が紹介される。
で、私も店の名前だけは頭の中に記憶した。

が、1年後などに行ってみると、客は閑散としていて、ほとんどいない。
テレビで紹介されたことをよいことに、あるいはそのあと客が
ふえたことをよいことに、値段をあげたらしい(?)。
言うなれば初心を忘れてしまっている。
こういう店も、寿命は短い。

(しかしテレビ局は、どういう基準で、ああした店を選んでいるのだろう?)

一般的に飲食店は、開店するのは楽だが、その分だけ、競争がはげしい。
本気で勉強し、本気で修行した人だけが、本物の味を出すことができる。





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最終更新日  2008年11月09日 23時37分25秒
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