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カテゴリ:日々の随筆
●2本の映画
先週、『P.S.アイラブユー』と、『X-File、真実を求めて』の2本の映画を見た。 私の評価は、『P.S. アイラブユー』は、星1つの、★。 『X-File、真実を求めて』も、星1つの、★。 ともに駄作(失礼!) 期待はずれ。 がっかり! まず『P.S. アイラブユー』だが、どこか男を知りつくしたような女優が、純愛を 演ずるところに、そもそもの無理がある。 そのため私は映画の中に、感情移入ができなかった。 加えてストーリー全体にも、無理がある。 最後のシーンで、元夫の母親が……(このオチの部分は映画を見てのお楽しみ) ……ということだが、「母親がそんなことまでするだろうか?」と疑問を感じた。 映画のままだとするなら、母親が、実の娘の心をもてあそんだことになる。 つぎに『X-File、真実を求めて』。 最初からモルダーとスカリーの不協和音ばかりが目立った。 スカリーがモルダーを事件に誘い込んでおきながら、途中から、「私は医師だ」 「もうFBI職員ではない」と。 スカリーはモルダーから逃げてしまう。 スカリーは、重病の子どもの治療に専念するが、映画の伏線にもなっていない。 「何が、真実を求めてだ!」と、心の中で叫んで、おしまい。 映画全体は、ロシア人の臓器売買業者を追いつめる、ただの追跡映画。 また超能力者なる男も、できすぎ。 いかにも超能力者でございます……という雰囲気が気になった。 彼は本当に超能力者だったのか、それとも、ただの仲間だったのか。 モルダーは、超能力者だったと信じた。 スカリーは、それを信じなかった。 最後の最後まで、不協和音ばかり。 スカリーも歳をとった。 モルダーは、太った。 そんな映画だった。 ++++++++++++++++++++ ●まずい店(失礼!) +++++++++++++++++++++ 先日、ワイフとドライブしながら、こんな話を した。 あちこちで外食をしてきたが、「おいしい店」というのは、ある。 話題にもなる。 が、それはそれ。 一般論としては、値段が高い店の料理は、おいしい。 ホテルや旅館の料理などが、それ。 そんな話をしながら、「まずかった店」が話題に なった。 +++++++++++++++++++++++++ おいしかった店は印象に残る。 しかしそれ以上に、まずかった店も印象に残る。 (たいへん失礼な話題とは思うが……。) もちろん実名を公表するわけにはいかない。 公表したとたん、この世界では、訴訟沙汰になる。 私の友人などは、そのため損害賠償まで請求されている。 ワースト(5) 浜松から電車で1時間ほどのところにある、M町で食べた、ラーメン。 市販の醤油(しょうゆ)に麺を入れただけのラーメンだった。 具にゆで卵が載っていたが、あまりにもまずくて、それも食べられなかった。 3分の1ほどを食べて、ギブ・アップ! ワースト(4) 地元のBツアーで行った先で食べた、バイキング料理(?)。 鮎の塩焼きを売り物にしていたが、生臭くて食べられなかった。 中には、同行のガイドさんに食ってかかる客もいた。 鮎を、網の上で、ほかの牛肉といっしょにして焼くという料理の仕方だった。 鮎と牛肉をいっしょにして焼くところが、おそろしい。 ……というより、無茶苦茶! ワースト(3) N町で食べたトンカツ。 カスカスの豚肉で、不気味だった。 おまけに給仕のオバチャンが、横で、鼻の脂を指でこすっていた。 そんなオバチャンが、用もないのに、あれこれと話しかけてきた。 トンカツを一口、口へ運ぶたびに、ゲーッ! ワースト(2) 市内にある、T寿司屋。 土曜日の夜というのに、客は、私たち夫婦、2人だけだった。 そこでの寿司。 どれも魚臭くて、食べられなかった。 わさびをたっぷりつけて、臭いを消そうとしたが、それでも臭かった。 2、3個食べて、そのまま店を出た。 ワースト(1) 昔、近くにオープンしたお好み焼き屋の焼きソバ。 開店当日ということで、みな、持ち帰り用になっていた。 で、私たちも3人前を頼んで、家に持って帰ってきた。 が、ふたをあけてギョーッ! 焼きソバが、そのまま四角い直方体に固まっていた。 やはり市販のウースター・ソースだけを、そのままかけて焼いたような焼きソバだった。 とても食べられるような代物ではなかった。 だから、そのまま生ゴミとして、ポイ。 あとで聞いたら、その店はそのあと、2~3週間で閉店したとか。 こうして並べてみると、「ワースト」と言われるものは、麺類を出す店が 多いのがわかる。 簡単にできる分だけ、つまりだれでも簡単に店を開ける分だけ、まずい店も多いと いうこと。 一方、本物を出す店は、それなりの歴史がある。 支持者がいる。 それに店の主人も、本気で料理している。 その(本気さ)が、食べる客に伝わってくる。 もちろん値段が安ければ、安いほど、よい。 が、中には、気取った店もある。 値段だけは一人前で、中身がない。 こういう店は、つまり私たちに嫌われた店は、寿命が短い。 こんな店もあった。 これも昔、事務所の近くにカレーライス専門の店ができた。 「一度は……」と思って入ってみたが、「まずい!」。 店長は若い男だった。 そこでそれとなく、つまり食べながら、「どこで修行しましたか?」と聞くと、 「インドへ行ってきました」と。 フ~~ンとだけ答えたが、「カレーはインド」という発想そのものが、「?」。 私は信じなかった。 これは料理にかぎらない。 個人で仕事をするときは、いつも本気。 本気でなければならない。 真剣勝負。 大型店が出す以上の味を出さなければ、勝ち目はない。 生き残ることはできない。 宣伝力がない分だけ、リピーターが大切。 そのリピーターが、ほかの客を連れてきてくれる。 ただし、あのテレビで紹介される店のほとんどは、「?」だから、 注意したほうがよい。 その直後には、客がどっと入ったりして、けっこう繁盛したりする。 が、本当の評価は、たとえばその1年後くらいになってみないとわからない。 たとえばこの浜松市は、「ギョーザの町」としても、知られている。 ギョーザの消費量が宇都宮市と並んで、全国1らしい。 それでよくギョーザの店が紹介される。 で、私も店の名前だけは頭の中に記憶した。 が、1年後などに行ってみると、客は閑散としていて、ほとんどいない。 テレビで紹介されたことをよいことに、あるいはそのあと客が ふえたことをよいことに、値段をあげたらしい(?)。 言うなれば初心を忘れてしまっている。 こういう店も、寿命は短い。 (しかしテレビ局は、どういう基準で、ああした店を選んでいるのだろう?) 一般的に飲食店は、開店するのは楽だが、その分だけ、競争がはげしい。 本気で勉強し、本気で修行した人だけが、本物の味を出すことができる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月09日 23時37分25秒
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