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東京近郊のK市のビジネスホテルKに滞在している。K駅は新宿から30分強で来られる。
K市は昔労働者街と言われていた頃何度か来たことがあるが、ここ40年ほど来たことがなかった。多少の面影がないわけではないが、まったく別の街に変貌。 駅から歩いて5分ほど、繁華街(飲み屋街)のど真ん中に、このホテルKはある。東京のビジネスホテルは、バカ高くなっていたので、ちょいと目を転じて都外の近郊で検索して探し当てた安いホテルである。旅館は別として、ホテルと名乗っているビジネスホテルとしては、もっとも大衆的な東横インぐらいがこれまでの経験である。このクラスのホテルは初めてである。4200円である。このお値段で、朝食付きインターネット付き。安いから不安。 朝食は別館に行くが、いつも決まっていて、おにぎり(海苔巻き)、お新香、茹でソーセージ、茹で卵、みそ汁(具は豆腐、わかめ、ネギ)、コーヒー、ジュース、トーストの豪華ビュッフェ式である。 お客を眺めて見る。工事の労働者もいるが、女客(二人連れ)、若いカップル、サラリーマン、そして20代の若い女性(単独)など、ごくごく大衆的である。 こんなホテルがあるんだ!と、なにやらホッとする感慨に捕らわれている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.25 08:50:43
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