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テーマ:山登りは楽しい(12128)
カテゴリ:北アルプス
長々とつづってきた年越しの燕岳山行記もようやく最終章にたどり着きました。
年越しの燕岳山行記~1 年越しの燕岳山行記~2 年越しの燕岳山行記~3 燕岳から元旦の槍ヶ岳 初登りは燕岳 燕岳の動物たち 人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです 燕岳山頂へ、新年の初登りをして、午後からは表銀座の登山道稜線にあるゲエロ岩までのハイキングにお出かけです。 槍ヶ岳・北鎌尾根に雪煙が・・・ しかし、狭い尾根上にある岩場、アイゼンを岩に引っ掛け転倒したら、そのまま谷底へ・・・・・後ろから歩いていた健至氏から、アイゼンを自分の足に引っ掛けている人が多く見られるので、初心者には無理です。危険回避のために引き返すことになりました。 槍へ続く表銀座の稜線 雪煙舞う槍ヶ岳~奥穂高岳 奥穂高岳にピントを合わせたら、手前の雪が黒くなっちゃった 裏銀座の稜線・去年断念した鷲羽岳も・・・ よくみたら・・ここにも動物さんが「らいおんさん」が、裏銀座の山々ににらみをきかしています しばらく展望を楽しみましたが、大晦日、元旦と穏やかだった山のお天気も、少しづつ雲がでて、しだいに風が冷たくなってきました。槍の北鎌尾根、奥穂高岳~前穂高には雪煙が立ち強風が吹いていることがみてとれます。去年一人で歩いた雲の平方面の山々が一望でき、感慨無量です。去年登れなかった鷲羽岳が大きく羽根を広げています。行けなかった山へリベンジもありかな~なんて思うhimekyonでした。。。 戻ってからは健至氏とスタッフによるロープワーク講習会、ロープワークの必要性の講義のあと、実際に結び方を練習です。クライミングの基本の基本、エイトノット(8の字結び)(真ん中)8ケ月もやっていないhimekyon、結べなかったらどうしよう・・・・ほっとしました、覚えていましたよ。。。 今回ツアーの目印は細引きロープを結んで肩掛けにしていたのが、フィッシャーマン結び、2重にするとダブルフィッシャーマン(右側) 子供さんとの山登りについても話がありました。2000m以上の山に子供さんと一緒に登るのは、4歳から・・・と。、3歳までは脳が発達する段階、2000m以上の空気が薄いところでは障害がおきやすいという、子供と山に登るとき、子供はどんどん先に行ってしまう、そんなときにはロープで結んでおくと迷子にもならず、危険を回避できるという結び方も、(左側) 太いロープに細いロープを巻きつけるだけで体を上に持ち上げることができるとか・・・ マジックみたいな結び方に頭の体操をしながら、楽しく勉強をすることができました。 また、冬山の注意点なども話していただきました。今回、冬山初めての人が多かったが、できれば春の雪山で滑落停止などの訓練を受けてから冬山に入山してほしいとのことでした。今年の冬は10数年来の暖かさとのことで、装備などもさほど問題にはならなかったが、ひとたび天候が悪くなれば氷点下何十度の世界になるのが冬山、去年の10月白馬で起きた死亡事故は、装備の違いが生死を分けたのだそうです。 また冬山では、ワカンが必携とのこと、積雪時のラッセル時にはワカン、アイゼンも装着できるし、急登でも使用できるとのこと、普及しつつあるスノーシュー(西洋カンジキ)は急登は無理でアイゼンも付けられないので、ワカンをとのことでした。 夕食のあと、コタツ室を占領して、ロープの結び方をおさらいしながら話し込んでいたら、常連さんの男性がご自分のシュリンゲ、カラビナを一式持ってきて、結び方、使い方などの説明をしてくれました。命を預けるロープ、目を瞑ってもできないとだめだよ・・・まだまだ入門者のhimekyonにはとてもためになるいいお話でした。 下山の朝、起きると外は雪、素晴らしいお天気に恵まれた大晦日~元旦、最後にしっかりと雪を降らせてくれました。 下山開始前に記念撮影は雪の中 昨日まで右奥には燕岳が見えていた 枯れ木に花・・・きれいな樹氷だったけど写真ではちょっとわからない でも、最後になって、やっと雪山らしくなったのかなって思ったら、健至氏から、くれぐれもこれで雪山と思わないでくださいね。と、気温はマイナス8度、風も2~3mぐらいということは体感温度マイナス10度ぐらいということでしょうか、かなり寒くて、インナー手袋、フリース手袋の上にオーバー手袋をしてピッケルを握っているのに、冷たさがじわじわと伝わってきます。 一面真っ白で何も見えない中をゆっくりと合戦小屋まで降りると雪は止んで、ここからは一気に下り、あっという間に中房温泉についてしまいました。 3泊4日の燕岳登頂ツアーも無事終了しました。お世話になりました。 燕岳冬期登頂証明書をいただきました しかし、これで終わったわけではないのです。中房温泉から宮城ゲートまでの林道歩きがまだ残っているのです。無事に下山できたごほうびに、荷物は健至氏と敏治氏の車でゲートまで送ってもらえることになりました。身軽になれば楽勝のhimekyonは、行きは4時間もかかったのに、帰りは2時間半で、温泉に入るべく、一番乗りでゲートに到着、近くの温泉でさっぱりして、駅前のお蕎麦屋さんでおそばを食べて帰路につきました。 健至氏はじめ、たくさんのスタッフのサポートで安全に楽しく過ごすことができました。 参加者との交流も楽しい思い出になりました。 憧れの冬山で、憧れの年越しをして・・充実の4日間を過ごすことができました。 感謝!! だれににてるかな・・・・ 人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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