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テーマ:山登りは楽しい(12030)
カテゴリ:中央アルプス
3日目、いよいよ空木岳登頂です。
空木岳縦走 百名山完登同行記1 空木岳縦走 百名山完登同行記2 空木岳縦走 百名山完登同行記3 空木岳縦走 百名山完登同行記4 百名山完登に喜びのO氏 朝目覚めると外は真っ白です。昨日の夕方からガスが出はじめて朝になってもガスがあがりません。 雨だけは降らないで、 人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです 濃霧の中に朝日 食事のとき、小屋番さんから、空木岳山頂までの行程について説明がありました。 目の前に聳えているピークを越えれば山頂と思っていたのに、ピークが3つあり、山頂は3つ目のピークの先だとか、えー!? 確かに言われてみれば山頂まで1時間半のコースタイムなのだから、そんな簡単に山頂に着くわけがないのに、ちょっとショック、鎖場も2ヶ所あるとか、ドキドキです。 ガスでかすむ木曽殿山荘 2度までも見送って臨んだ空木岳、 どうかガスがあがってくれますように、ぜひぜひ太陽のもとで、O氏の百名山完登ができますようにそんな願いをこめて出発しました。 ガスにかすむ第一ピーク しかし、昨日は食欲があったhimekyon、たっぷり睡眠をとったのに、なぜか今朝は食欲がなく、歩き出しても調子が悪く、ちょっとハイマツの中へ・・・しばらく休ませてもらって歩き出すと調子が戻ってきました。 雲の切れ間から山並みが 岩まじりのハイマツの登山道をジグザグにゆっくり、ゆっくりと歩き、大きな岩が重なり合った第一ピークにたどりつきました。濃いガスでなにも見えなかったのに、徐々にガスが上がり始め、一瞬越百山が見えました。幻想的な風景に、みなため息です。もう少し、もう少し・・・だんだんと周りの山々もはっきりと見えだしてきました。 ガスでみえなかった第二ピークが 第二ピークのうしろに第三ピークが顔をだして 振り返ると昨日歩いてきた稜線が雲のかなたへと続いています。よくもここまで歩いてきたね。 振り返れば昨日歩いた稜線が雲の彼方へ Oさん、晴れてきました~、よかったですね~ はやる気持ちを抑えながらも、早く、早く、躍っているOさん はやる気持ちが・・・・鳥になれ~ 小屋番さんのいうように第2ピーク、第3ピークの登山道は2箇所の鎖場があり、大きな岩をよじ登ったり、またいだり、あげくは飛び越えるところも出てきたり、けっこうハードな登り下りでした。 最後の難所は岩と岩の間を飛び越えて どうにか越えると、風化した花崗岩の砂地の平坦な山頂に到着です。 空木岳山頂に着きました~ O氏、百座目の空木岳山頂に、三度目の正直でたどりつきました。 ガスが晴れ、青空もみえています。 Oさん、おめでとうございます おめでとうございま~す 百名山完登、おめでとうございま~す ひとり、ひとり、O氏と握手しながらお祝いのことばを・・ 長い年月をかけて積み上げてきた百座目の頂、感慨はひとしおだったことでしょう himekyonも自分が完登したかのような感動でした。 しかし、いつまでも喜びに浸っているわけにはいきません。これから池山登山口までの長い下りが待っているのです。 長く続く下山路に駒峰ヒュッテがみえてます 晴れ渡った360度の展望に別れを惜しんで下山開始です。 すぐに駒峰ヒュッテ、だれもいないようです。(下山途中、登っていく小屋番さんとすれ違いました)、ここで林道終点からのタクシーを予約電話して出発 南アルプス 登りの緊張から開放されて、雲海に浮かぶ南アルプスの展望を楽しみながらのんびり歩きです。ハイマツの中を歩くかと思えば大きな岩が現れたり、後ろを振り返れば、空木岳が徐々に遠ざかっていきます。 空木岳が遠くになっていく さようなら、またいつか会いにきますよ~ ハイマツの中にひときわ大きな岩のかたまり、駒石に近づいてきました。なぜこんなところにこんな大きな石が・・って不思議です。O氏の旧友Tさんが、こんなチャンスはめったにないんだよ。記念写真はたくさんあったほうがいい、ビューポイントのたびにハイ、ポーズ、おかげで今回の山行はhimekyonの写真いっぱいです。 巨大な駒石 迷尾根、大地獄、小地獄の桟橋やら、ロープにつかまったりと、意外と大変な尾根を下ります。所々樹林の間から、檜尾避難小屋、宝剣岳が姿をみせてくれました。 池山尾根から宝剣岳 山小屋はお水が貴重です。今日は山頂までの登りと登山口までの下りだけなので、お水は持ってるものだけで大丈夫かなって思ったけど、小屋番さんが池山小屋の水場は枯れてますとのこと、水のないほど辛いものはないので、心配でお湯とお水を購入しましたが、池山小屋の水場はしっかりと水がでていました。 木曽殿山荘で枯れているといわれた池山小屋の水場です 水場で休んでいた中年のおじさんから池山山頂からロープウェーと宝剣岳がみえますよ~ の言葉につられて山頂へ、木が邪魔して展望はいまいちでした。下りも背丈ほどの笹に覆われて大変でした。 池山山頂から宝剣岳 鷹打場までたどり着いたら、もう一度電話するようにいわれていたタクシー会社に電話してから、林道終点まで歩き、無事に下山しました。タクシーでホテルまで戻り、車を移動して「早太郎温泉」へ 早太郎温泉「コマクサの湯」 Himekyonは温泉のあと、長野に住む孫に会うために別行動、 3日間のO氏百名山完登同行の山旅は終わりました。 すでにあらたな山歩きを始めておられるO氏、 今週末は、森林インストラクター、自然観察指導員の資格を生かして、ご自分で企画され、新聞広告で参加者を募っての「彼岸花鑑賞と日和田山ハイキング」です。 また楽しい山旅をご一緒できればと思うhimekyonでした。 追:花の写真、稜線上のお花は全部失敗でしたが、後日UPします またみてくださいね~ 番外 帰りに2年ぶりに長野に住む孫に会いに行きました。 人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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