思い出の入笠山3 (6月) マナスル山荘新館へ
パソコンの不調で新調したにもかかわらず、使っているソフトへの互換性がなかったり、楽天さんのシステム変更などで、思うように使いこなせなくて撮りためた画像を載せそびれていましたいまさらですが、遡って載せています6月4日5日入笠山の続きです入笠湿原をでれば、マナスル山荘新館までは10分かからないはず・・しかし亀足himekyonは・・寄り道ばかりしていますまず最初の寄り道はキバナノアツモリソウ(黄花の敦盛草)絶滅危惧種です残念ながら、植栽されたもののようです。植物の保護活動をされている山小屋の御主人が保護していますが・・それも盗掘されるようですキバナノアツモリソウホテイアツモリソウ(布袋敦盛草)のつぼみ入笠山近辺では、隣の釜無山の名前がついてカマナシホテイアツモリソウと呼んでいますこちらも絶滅危惧種で植栽されたものです数年前に訪れたときにご主人に今年はまだ咲かないのですかと尋ねたら「盗られた」と・・ゴンドラ山頂駅にすずらん公園ができて、殖やしたものをネットを張り鍵を掛けて公開していますが、今年、鍵を壊して盗掘されたそうです日本の野生蘭は、増殖法が確立されていません。その植生にあった蘭菌がないと1~2年で枯れてしまうそうです。枯れたらまた盗ればいいでは済まないのです。絶滅したら2度とみることができません。「野の花は野に置け」を守ってほしいものですコヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)コヨウラクツツジボケボケですが、風鈴のようなかわいい花ですメギ(目木) 別名/コトリトマラズ(小鳥止まらず)長い棘で小鳥も止まれないとか(ヘビノボラズというのもありますよ)ムシカリ(虫狩) 別名/オオカメノキ(大亀の木)葉っぱがおいしいようで、秋にはスケスケになるくらいきれいに虫にくわれています葉っぱが亀の甲羅のような形からムシカリコミヤマカタバミ(小深山酢漿)コミヤマカタバミクリンユキフデ(九輪雪筆)白い筆のような花穂が何段にもなるのでが由来クリンユキフデズダヤクシュ(喘息薬種)長野地方ではゼンソクをズダというそうで、ゼンソクの薬に使ったそうなサンリンソウ(三輪草)ゴンドラ駅で配布している富士見町の「入笠に咲く花」にはニリンソウ(二輪草)で載っていますが、サンリンソウの間違いですニリンソウは葉っぱに葉柄がなく茎から直ぐに葉っぱが出ていますニリンソウの葉っぱに白い斑紋がありますニリンソウの蕊の色は白です1本の茎から花が2つだから、3つだからと区別しているわけではありませんサンリンソウサンリンソウミツバツチグリ(三葉土栗)あちこちに咲いているので何度も登場しますミツバツチグリとシロバナノヘビイチゴコメガヤ(米茅)コメガヤサクラソウ入笠湿原で出会ったサクラソウでしたが、次の寄り道でまた出会いましたそれも間近にです~感激!サクラソウサクラソウ感激で足が止まったままですこれだもの、山荘に着くわけないですねサクラソウやっとマナスル山荘新館に着きましたブログ友スアロキンさんとの久しぶりの再会ですなんとなんと沢入登山口から4時間、かかりすぎです1時間半あれば着くでしょうって沢入の登山道で出会った単独の男性とは、湿原を出たところで再会しました。入笠山山頂から大阿原湿原をまわって下山してきたそうで、あまりの亀足にあきれていました続く