生き物にも春が もうすぐオタマジャクシのアカガエルの卵塊 テングチョウ キタテハ
春の気配は生き物たちにも気持ち悪いと言わないでくださいね。これはアカガエルの卵塊アカガエルには、ニホンアカガエルとヤマアカガエルの2種類がいます。どちらかは特定できていませんが、水が張ってある休耕田に沢山の卵塊がありました。ヒキガエルの卵塊はひも状ですが、アカガエルはゼリー状の塊です。塊に黒い点々が望遠レンズで拡大してみたらオタマジャクシになりかかっていました。もうまもなく泳ぎだすでしょう。アカガエルは、早春というよりも寒さが緩みだすと冬眠から覚めて卵を産みまた冬眠してしまいます。天敵のヘビや水生昆虫たちが活動しないうちに成長するように早く産みます。アカガエルは夏は森の湿った環境があり、卵が産める水田や山裾の水がたまるところがないと生息できないため、自然のバロメーターになっています。以前住んでいた佐倉市の里山の田んぼでもみつけましたがでも今回、一ヶ所でたくさんの卵塊があったのにはびっくりました。まだまだ自然豊かな場所なのだなとうれしくなりました。キタテハ(黄蛺)冬は軒下や葉裏などで冬眠していますが暖かい日差しを受けて飛び始めています。テングチョウ(天狗蝶)天狗のような鼻(下唇ひげというそうな)が特徴で天狗蝶翅の裏は枯葉のよう翅表は茶色の幾何学模様、濃淡の茶でまとめたおしゃれさん初夏に羽化して真夏は夏眠、秋に少しだけ飛び冬眠してしまうでも冬でも暖かい日があれば飛び回るちょっと不思議ちゃんな蝶