カテゴリ:血管内治療
新しい血管撮影装置で初めてのCTO症例(準CTOかも)でした。昨年7月に一度failureしている#2の症例です。bridge collateralで末梢まで順行性に血流があります。また回旋枝から#4末梢にcollateralもありました。
Guiding catheterは7Fr SAL1.0 (Launcher)でGuide wireはXTRを使いました。途中から135cmのCorsairのサポートを用い比較的簡単に#4PDにwireが抜けました。 次にIVUS(Eagle eye)でCTOの部分を見てみようとしましたがIVUSカテが通過せず、over the wireのバルーン(Sprinter Legend 1.25*10mm OTW)で開けてからIVUSカテを進めようとしましたがover the wireのバルーンも通過しませんでした。そこでもう一度Corsairをwireに乗せ回転させながら#4PD末梢まで進めてから、over the wireのバルーンを通したところ何とか#2CTOを通過(始めからCorsairで道を作っておくべきでした。今後に活かします。)。最終的にEndeavor 2.75*30を留置し再疎通に成功しました。 新しい装置を非常によく見えます。今日は思い描いたように治療が進み幸せでした。今後もどんどん症例を積み重ねていきたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月10日 15時36分48秒
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