Week10:
ワラタスvフォース
(*´ω`*)
自力4強入りに向けて、負けられないワラタス。
かたや、創部4年目にしてワラタス戦初勝利を目指すフォース。
この一戦は、今季の豪州ダービーにおいて私情最高の名勝負となりました。
以下、ネット中継を見ながらいろいろメモったのすが、試合が面白かったもので懲りずに数回に分けてUPします。
今回は、得点シーンを中心に、しょーもない雑感です。
....〆(・ω・` )…
<序盤>
試合開始早々、オコーナーとウォーさんの小競り合いが飛び出し、不穏な雰囲気の中で前半が進んでいきました。
先ず攻め込んだのはフォース。
ギタウ、オコーナーの個人技でラインブレークすると、ボールをグラウンド広く散らしまくりながら、何度と無くワラタス・ゴールを脅かしました。
<ワラタスのゲーム・プラン>
受けるワラタスは、顔面殴打で大流血したウォーさんが鬼神のようなTOを見せるなど、トライ目前での好守備でなんとか凌ぐ展開。
FW/BK一体となり攻め続けるフォースの攻撃を、ワラタスはFW/BKが密集で絡みまくり球出しをスローにさせて、フォースの小気味いい連続攻撃を阻む作戦のように思えました。
そして、攻撃では、自陣からはただ蹴り返すだけだった前節までとは大きく変わり、この試合は積極的にランでリターンし、相手陣に進入。
少ない好機で反則を得ると、SOハランガフが珍しく3連続でPGを成功させ(16分、21分、29分)、『9-0』とリード。
<ワラタスのキック守備>
ワラタスに先制を許したフォースは、パス主体のオープン攻撃からSOギタウのキック攻撃主体に方針転換。
ここで、今までのワラタスならば、『普通に守って→そのまま蹴り返す』という、よく言えば『落ち着いた試合巧者ぶり』、悪く言うと『芸が無い退屈ラグビー』で時間潰しを計っていたものですが・・・
前半の途中からキック守備に6番モーウェンを下げるなど、昨年までのフォースがやっていたような「バックスリー+α」の併せて4名以上でキック守備を対応。
ロングキッカーの揃うフォースのBKに対し、ランとキックでジリジリと陣地を拡大しながら優位に立ち、ペースを握っていきました。
( ・`ω・´)<やりゃー、できんじゃねーかお。。
<フォースの守備>
ここ最近、少しでも分が悪くなると一方的にやられてばかりのフォースですが、今日はちょいと違いました♪
創部以来、フォースの公式戦は全試合観戦していますが(←とは言っても、テレビとネットでです。すまそん・・)、初めて(?)見せたんじゃないかと思うような頭脳戦が飛び出しました。
ゴール前の守備でオコーナーをFBに下げ、クロスを12番、シェパード13番、ドリュー14番に配置。
ワラタスが狙ってくる、(というのか、現状これしか手が無い・・)センター・クラッシュに蓋をするような守備で対応。
そして、ポコックとリチャード・ブラウンの機動力系3列陣が、ウォーさん&パルーよりも半歩先に密集に到着し、ワラタスの『ボールキープ・マターリ攻撃』を何度と無く跳ね返す。
!(;`・ω・´)。。。
先ほどチラ見した現地サイトのプラネット・ラグビーHPに『クリエイティブなフォース』と書かれておりましたが、まさかこんな日が来るとは思いもよりませんでした。
この試合、セットプレーそのものは弱いままでしたが、攻守に渡って工夫を凝らしていたのが印象的でした。
33分にワラタス陣22m付近・左側で得たフォースのスクラム。
スクラムが回ったうえに、序盤に同じような位置でのスクラムから巧みなサインプレーでロングゲインされ焦ったからなのか?
ウォーさんがボールが出される前に肩を外し飛び出してしまい、オフサイドの反則。
そのPGをギタウが決めて『9-3』。
<38分:ワラタス/コードウェルのシンビン>
タックルに行ったワラタスLOコールドウェルが、たまたま手が首にかかってしまいハイ・タックルの判定でシンビン。
しかーも、タックルを受けて倒れているフォースの選手に対して、ウォーさんが歩み寄り何か言ったようで・・・
そばに居たフォース8番/リチャード・ブラウンが、物凄い勢いでウォーさんに掴みかかったのを、両軍6~7人がかりで慌てて引き離すという緊急事態もありました。
(`・ω・´)
流石にオージー対決だけに、ウォーさん絡みの乱闘は、両軍とも直ぐに止めるのですね。
前節のワラタスは、ウォーさんそっちのけで乱闘を始めてしまいましたが、ウォーさんの政治力というのか影響力を見た気がしました・・・
長くなったので「後半の部」に続きます。
前半が終わって『9-3』でワラタスのリードです。
画像引用:zimbio.com