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2011年02月10日
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テーマ:ニュース(99625)
カテゴリ:気になる健康
 新潟大脳研究所の下畑享良准教授らの研究グループが、脳梗塞治療時に脳出血を起こすタンパク質の特定に成功した。

 抗体でこのタンパク質の働きを抑えて脳出血を起こしにくくすれば、発症後3時間以内だった従来の治療可能時間が8時間程度まで延ばせる可能性があるという。

 研究成果は9日付の米学術誌に掲載された。

 現在、唯一の脳梗塞治療法は血栓溶解剤で血流を良くすること。しかし、患者の血管はもろくなっており、脳出血を発症しやすいため、発症後3時間以内の患者にしか使えない。使用割合は全患者の2~3%にすぎないという。

 同グループは発症後、脳血管付近に脳出血の原因となるタンパク質分解酵素が現れることに着目。この酵素を活性化させるタンパク質の働きを抑えようと、抗体をラットに投与する実験を行った。

 その結果、脳内の出血量が減り、多くのラットで症状が軽くなったことから、抗体で脳内の血管を保護できることが分かった。

《時事通信》

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脳梗塞もっと救える…発症6~8時間でも可能に

 新潟大学脳研究所神経内科の下畑享良・准教授(43)らの研究グループが、脳梗塞治療で合併症(脳出血)を引き起こすたんぱく質を特定、その働きを抑える治療法を開発した。

 9日付の米学術誌「ジャーナル・オブ・セレブラル・ブラッド・フロー・アンド・メタボリズム」に掲載された。これまで発症後3時間以内でないと間に合わないとされてきた「血栓溶解療法」が、6時間から8時間まで可能になるという。

 脳梗塞治療では、血管の詰まりを溶かす同療法が効果的とされる。しかし、発症から3時間を超えて同療法を施すと、血管が破れて脳出血を引き起こす副作用の危険が高まり、これが難点とされていた。

 下畑准教授らは、同療法を施すと血管をもろくする働きを持つたんぱく質「血管内皮細胞増殖因子」が多く生成されることを突き止めた。

 そこで、このたんぱく質の働きを抑える薬剤とともに同療法の薬剤をラットに投与すると、死亡率が下がり、後遺症のまひも減ったという。

《読売新聞》





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最終更新日  2011年02月10日 22時48分20秒
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