国は違えど似たようなことで悩んでいる。
アメリカは「
お役人の文章力で年間推定250億円の“被害”」
韓国は「
新世代の新入社員、外国語能力より国語が問題」
いずこも同じ秋の夕暮れ。
役所や会社で要求されるのは、名文を書く能力ではなく、情報を正確に伝える文章を書く能力のはず。
定型文があり、それにのっとって書けば誰でも書類が書けるようなシステムを作ればすむだけに思える。
日本は江戸時代にはそれをやっていた。
寺子屋(江戸では手習い師匠)が教材として「往来物」と呼ばれるものをつかっていた。
手紙の実用例文集である。
それを覚えれば、商売に必要な手紙は書けるようになる、というわけだ。
役所や企業の文章は実用に徹すればいいのだ。
変に凝った文章を書かれるよりは、わかりやすい文章を書いてくれる方がいい。
ついでに、外来語を極力減らしてもらいたい。
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