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非常に適当な本と映画のページ

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2006.01.08
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カテゴリ:洋画
インデペンデンス・デイ アルティメット・エディション <初回限定生産>

 異星人による地球侵略、というこれまで何度も描かれてきたテーマを、大規模なスケールで描いてヒットした超大作。




粗筋

 ある日突然直径数キロのUFOが、世界各地の大都市の上空に現れる。
 UFOからは何の反応もない。
 UFOの連中は何を考えているのか、と世界が悩んでいたところ、ある天才学者がこれは侵略だ、と気付き、米国大統領の広報担当を勤める元妻の下へ向かう。
 天才学者は相手側の意図を大統領に伝えることに成功したものの、手遅れで、UFOは世界各地で攻撃を開始。
 世界中の都市が一気に壊滅状態に。
 軍は反撃を試みるが、科学が地球をはるかに上回る異星人に、手も足も出ない。
 そんなところ、米国大統領は異星人の意図を偶然にも知ってしまう。
 異星人はただ地球を滅亡させる為にやってきたのだ、と……。


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感想

 本作のテーマはこれまで何度も使われてきて、展開や結末も予想できるものだが、とにかくスケール(そして予算)が大きいので、そんな不満を蹴散らしてしまう。
 サスペンス・ユーモア・悲劇がバランスよく散りばめられていて、完成度が非常に高い。
 説教臭さを極力排除し、エンターテインメントに徹している。やり方によっては暗い、ドロドロしたストーリーになり得たが、それば全くなく、後味がよい。何度観ても安心して楽しめる作品に仕上がっている(殆ど同じテーマを扱ったトム・クルーズ出演の宇宙戦争とは大違い。そちらは暗くて、また観ようとは思わない)。ハリウッド大作らしい大作。
 主役がいないのが本作の最大の特徴。著名な俳優を使っているが(ジェフ・ゴールドブラム、ウィル・スミスなど)、いずれも「俺こそが主人公だ」とはなっていない。お陰で、「異星人による侵略」という事件を多面的に描けた。この分散化も、宇宙戦争と大きく異なる点。宇宙戦争はひたすら一人の主人公の視点で描いた為、スケールが小さくまとまってしまい、「気付いたら異星人がいつの間にか撃退されていた」という訳の分からない結末になっていた。

 本作の問題点をあえて述べると、異星人の撃退があまりにも都合よく進んでしまうことか。
 ジェフ・ゴールドブラムが演じる天才学者は次のような異星人撃退法を提案する:
「異星人の母船に侵入し、コンピュータウィルスをばら撒く。異星人船隊を混乱させ、その隙の地球中の軍がエイリアンを叩く」
 計画はこの通りに実施され、成功するのだが……。
 あまりにも上手く行き過ぎ。
 地球のパソコンでも、ウィンドウズOSとマックOSには互換性がない。したがって、地球のパソコンソフトと、異星人のコンピュータに互換性がある可能性は極端に低い。
 仮に互換性があったとする。高度な技術力を誇る異星人が、コンピュータウィルス対策を全く講じていなかったとは考え難い。
 映画である以上、2時間ちょっとで決着を付けなければならなかった、という事情もあるのだろうが。

 映像面でも問題が。
 米軍はF-14、F-15、F-16、F/A-18など様々な戦闘機を採用しているが、本作では総攻撃に参加するのはF/A-18のみ。他の戦闘機は、米軍基地が襲撃を受ける際にチラッと出るだけ。
 F-14が好きな自分としては大いに不満である。


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Last updated  2006.01.08 20:25:14
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