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非常に適当な本と映画のページ

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2008.04.12
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カテゴリ:洋画

 ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが出演するアクション映画。
 本作品がきっかけで、二人は結婚に至る。


粗筋

 ジョン・スミスとジェーンは、ふとしたことで出会い、結婚することに。二人は実は凄腕の殺し屋だった。
 しかし、二人ともお互いが殺し屋だとは知らぬまま結婚生活を続けていた。
 が、その結婚生活もマンネリに陥っていた。
 そんなところ、二人は個別にある人物を殺せ、と命じられる。ジョンとジェーンは互いのことを知らぬまま標的を狙うが、結局お互い邪魔し合って、指令は失敗に終わる。「凄腕の者によって阻止された」とそれぞれの上層部に報告したところ、双方とも「48時間以内にその暗殺者を探し出して始末せよ」の指令が新たに与えられる。二人は新たな標的の正体を調査している内に、標的が結婚相手だったと知る。
 二人は訳が分からないまま殺し合いを始めた。
 しかし、本当の姿を知らなかったとはいえ、夫婦として過ごした間柄。それがここ数日間の出来事で、マンネリ化していた筈の愛情に再び火が点いた。
 それを知った二人の組織は、今度は二人を始末の対象とする。
 組織から刺客が次々と送られてきた。
 ジョンとジェーンは刺客の包囲網を突破し、事態の打開を図ろうとする。自分らの価値を高めるのが最善策だと感じた二人は、二人の正体がばれるきっかけとなった標的を捕らえよう、と計画した。
 ジョンとジェーンは協力の末標的を捕らえる。しかし、その標的から驚愕の事実を知らされる。二人の組織はジョンとジェーンの正体についてとっくに知っていた。ごく最近の知ったのだが。この結婚は不味いと判断し、2つの組織は共同で2人を始末することに。それには夫婦同士で殺し合いをさせるのが得策だ、と判断した組織は、同じ標的を二人に狙わせる、という手の込んだ工作を仕掛けたのだった。
 ジョンとジェーンは、最早逃げ道はないと悟り、組織ととことん戦うことを決断する……。


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感想

 アクションなのか、ラブコメなのか、よく分からない作品。
 ラブコメにしてはカーアクションは凄いし、銃アクションシーンも満載。
 アクションにしては有り得なさ過ぎる設定。
 ようするに、物凄く派手な夫婦喧嘩を描きたかっただけらしい。

 そう考えれば、設定の穴にも納得できる(納得せざるを得なくなる)。
 二人が所属する組織については全く説明がない。舞台はアメリカらしいが、なぜ同じような暗殺組織が2つもあるのか。政府ではなく、民間というか、単なる犯罪組織なのか。犯罪組織の割には物凄いハイテクを駆使しているが。
 二人の組織の思考も理解できない。属している工作員がライバル組織の者と結婚したくらいで、なぜここまで慌てるのか。というか、事前に調べ上げて、「そいつとの結婚はやめろ」となぜ忠告できなかったのか。
 二人の結婚の経緯も分かり難い。凄腕の暗殺者なのだから、結婚相手のバックグラウンドくらいきちんと調査しなければ。簡単な調査で「自分が付き合っている相手は只者ではない。もしかしたら罠かも」と気付いたと思うが。
 ……以上のように、設定は穴だらけ。
 でも、所詮ラブコメだから、深く考えるのは無意味。

 二人は凄腕の暗殺者でありながら、性格は対照的。
 ジョンは臨機応変な、直感とひらめきで行動する。ハイテクを利用することには利用するが、肉体を駆使することが多い。簡単に言えば、泥臭い。
 ジェーンは緻密に計算した上で行動する。ハイテクをとことん駆使する完璧主義者。簡単に言えば、クールでスタイリッシュ。
 現実の世界ではジョンの方が生存率が高そうだが、作中はジェーンの方がどちらかというと上手、となっている。最近のハリウッド映画の傾向に沿って、女性を立たせることにしたらしい。立たせ過ぎの感が無くもない。
 アンジェリーナ・ジョリーが演じたジェーンは、アンジェリーナ・ジョリーが以前出演したトゥーム・レイダーのララ・クロフトそのもの。これ以外の演じ方ができないのかね、と疑ってしまう。製作者もララ・クロフトを意識して今回のキャラにしたんだろうが。
 分からないのはジョンを演じたブラッド・ピット。個性派俳優で、エンターテインメント映画を敬遠することが多かったのに、なぜ本作の様なB級にもならないアクションコメディに出演することにしたのか。一部では「ブラッド・ピットの新たな面が見られた」という評価が上がっているが、大半の反応は「こんなのブラッド・ピットじゃない!」のようだ。ブラッド・ピットも、個性派俳優としては生き難い時代になっていることを自覚したのか。
 あと、世間ではブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは美男美女として通っているようだが、個人的にはブラッド・ピットは騒がれるほどいい男とは思えないし、アンジェリーナ・ジョリーも唇がやけにでかい女優としか映らない。言われているほど人気と実力があるのかね。

 本作品は、とにかく頭を空っぽにして観る映画。観た後は何も残らない。
 あれこれ考えるような観客向けではない。
 というか、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは本作品をきっかけに交際を始め、結婚した。
 その意味では、頭を空っぽにして観る映画でもなく、観客に観られることを全く想定していないマスコミ用のプロモーションクリップかも。


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Last updated  2008.04.12 16:24:45
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