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カテゴリ:洋画
アメリカコミックスの大手マーベルのコミックシリーズの実写版。 2012年公開のアベンジャーズの続編、という位置付け。 マーベル・ユニバース関連作品第11作目である。 ロバート・ダウニー・Jrがアイアンマン、クリス・ヘムズワースがソー、マーク・ラファロがハルク、クリス・エヴァンスがキャプテン・アメリカを演じる。 他に、新ヒーローのビジョンをポール・ベタニーが演じる。 粗筋 アベンジャーズは、宿敵ヒドラの残党バロン・フォン・ストラッカーが、ロキの杖を使って人体実験を行っている事を掴み、東欧の小国ソコヴィアに置かれた研究施設を襲撃。ロキの杖の回収に成功する。 アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、ロキの杖の先にある石の中に人工知能らしきプログラムが存在する事を発見。スタークは、これを使い、平和維持の為にと温めていたウルトロン構想を進める事に。その為の開発の最中、石の中の人工知能が目覚め、スタークの人工知能J.A.R.V.I.S.を破壊して、研究所にあった廃材で自分の身体を建造。ウルトロンマーク1として物理的な身体を獲得した人工知能ウルトロンは、アベンジャーズらを襲撃し、逃げ出す。 ウルトロンは、地球の平和の為には人類を滅亡させなければならない、というプログラム上の発想の元、行動を開始。まず囚われていたストラッカーを殺害。肉体を得る為、人造人間を作り始める。 アベンジャーズは、ウルトロンの隠れ家を襲撃。ウルトロンをとり逃したものの、人造人間の肉体を手に入れた。スタークは、人造人間を破壊せず、利用する事に。その結果、実は破壊されていなかったJ.A.R.V.I.S.の意識が盛り込まれたビジョンという新しいヒーローが誕生した。 アベンジャーズは、ビジョンと共に、ウルトロンの新たな隠れ家を襲撃。 ウルトロンは、人類を滅亡させる為の計画を実行に移していたが、アベンジャーズはそれを阻止し、ウルトロンを倒した。 感想 アベンジャーズは、最早マーベルユニバースのスーパーヒーローが一堂に会して大活躍する、というお祭り映画。 ストーリーについてあれこれ検証する為のものではない。 不死身のスーパーヒーローらが、最新のCGを駆使して製作された映像の中で派手に活躍する模様を存分に楽しんで下さい、という内容になっている。 といっても、前作との連続性まで無視しているのはどうかね、と思わないでも無い。 前作では、弓矢の達人ホークアイと、最強女工作員ブラック・ウィドウが恋仲にある、という設定になっていた。が、本作ではブラック・ウィドウとハルクが恋仲にある様に描かれている。ホークアイはどうなったのかというと、本作で実は妻子がいる事が明らかにされる。前作は何だったのだ、と思ってしまう。 本作では、2人のスーパーヒーローがアベンジャーズに加わる。 人造人間ビジョン(ポール・ベタニー)と、超能力女スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)。 ポール・ベタニーは、これまでマーベル・ユニバース作品では、人工知能J.A.R.V.I.S.の声として何作にも登場。本作で、晴れて顔を出す事に(特殊メイクに覆われているが)。 エリザベス・オルセンは、1980年代のホームドラマ「フルハウス」に出演していた双子の子役「オルセン姉妹」の妹。一家で俳優業をしている事になる。本作が制作された段階ではまだ20代半ばだったらしいが、化粧が物凄く濃いので、それより年上に見える。 2人のスーパーヒーローが加わった事で、旧メンバーの何人かがアベンジャーズを離脱する事を示唆しているが(アイアンマン、ホークアイ、ハルク)、死んだという設定にはなっていないので、またどこかで登場するだろう。 これまでのマーベル関連作品の例に漏れず、続編を匂わせる終わり方になっているが……。 どこでどういった続編が製作されるのかは、不明。 いつまで引っ張って行けるか。 気になるというか、よく分からないのが、最近のハリウッド映画で韓国系の俳優が採用される事。本作では、韓国系女優(いかにも整形し捲っています、といった顔立ち)が、ストーリーに特に貢献しないキャラを演じている。 様々な人種の俳優を採用するのは結構な事だが……。 登場させたところで魅力度がアップするとか、日本での観客動員数が増えてくれるとか本気で思っているのかね。
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Last updated
2015.07.10 00:13:27
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