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そぞろある記

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2004.10.24
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カテゴリ:カテゴリ未分類

浅田次郎の「蒼穹の昴」を読んだ。
10月15日に本屋に行ったら、その日が文庫本で発売された初日だったらしい。
早速買い込んで読み始めたら、家内も後を追って読んでくる。

浅田次郎は「壬生義士伝」を読んでからすっかりファンになってしまった。
その後楽天日記を書いていたけろけろさんに教えられて「プリズンホテル」という現実離れしたばかばかしい話で更に好きになり、「天切り松 闇語り」「シエエラザード」などを読んだ。
「プリズンホテル」は家内がはまってしまい、「一点地六の賽の目次第に罷りますのも、また乙なもんでござんす」なんてセリフを暗記して、あちこちで披露している。

「蒼穹の昴」もいつか読みたいと思っていたのだが、文庫本になってからでも良いかなと思っていた。

内容は中国の清王朝末期西太后の時代の史実に、実在の人物や架空の人物を織り交ぜた長編ロマンだ。
主人公の李春雲や梁文秀は架空の人物なんだろうが、実在の西太后や李鴻章、袁世凱などとの関わりがドキュメンタリーの様に思えてしまう。
「壬生義士伝」でも架空の人物吉村貫一郎が土方才蔵や斉藤一と本当に関わっていたかのように錯覚してしまったが、これは浅田マジックとも言うべき物なんだろう。

中国の科挙制度は歴史で習った言葉としては知っていたが、この小説で国を挙げての壮絶な受験戦争と言うことが実感で分かったし、宦官がどういう物かもよく分かった。
伊藤博文が出てくると日本との関わりも急に身近に感じられる。
最後の方で子供時代の毛沢東まで出てくると、ちょっとサービスのし過ぎかなとは思ってしまうが。

浅田次郎は私より家内の方が好きになってしまったようで、大正時代の浅草辺りを舞台にした「天切り松 闇語り」に神谷バーの電気ブランが出てきたりすると大喜びだし、野毛を歩いていて「角海老」のネオン看板を見つけると吉原の大遊郭「角海老」との関連を私に聞いて来る。
そんなこと分からないし、今の「角海老」の内容を詳しく説明できないし。

でも同じ作家が好きで、同じ本を読んでいると随分会話も弾んで楽しい物だ。







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Last updated  2004.10.24 22:05:25



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