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カテゴリ:雑談系よもやま
こんばんは、星見当番です。
昨晩遅くに獅子座の新月予報を出しました。8月5日金曜日のお昼12時05分からですよ。 今回もコメント欄にて「プロジェクトW参加宣言」を募集しています。 (勿論、こっそり参加も大歓迎です) さて、本日の話題。 昨日、「太陽系の第10惑星」が発見されたと報道されました。 発見された新惑星は、現在仮の名前として2003UB313と呼ばれているようです。 2003年10月に観測されたが、距離が遠いために詳しいことがわからず (だから呼び名に2003ってついているんですね^^)今年1月に観測データを 詳しく再分析した結果、太陽を周回する大型天体と判明した、そうです。 サイズは冥王星と少なくとも同じか、1.5倍近い大きさだそうです。 冥王星の大きさは…地球の五分の一くらい(大雑把ですみませんです)。 現在、新惑星の大きさを特定する作業を進めていて、半年後くらいには正確な大きさが わかるようになるとか。 この星の正式名は未公表ですが、すでに国際天文学連合に名前が提案されているそうです。 なんだかわくわくしますね。どんな名前がつくのでしょう。 太陽系の惑星の名前はほとんどギリシャ・ローマ神話にもとづいています。 水星はMercury(ローマ神話のメルクリウス。ギリシャではヘルメス) 金星はVenus(ローマ神話のヴェヌス。ギリシャではアプロディーテー) 火星はMars(ローマ神話のマルス。ギリシャではアレース) 木星はJupiter(ローマ神話のユピテル。ギリシャではゼウス) 土星はSaturn(ローマ神話のサトゥルヌス。ギリシャではクロノス) 天王星はUranus(ギリシャ・ローマ神話のウラノス) 海王星はNeptune(ローマ神話のネプチューン。ギリシャではポセイドーン) 冥王星はPluto(ローマ神話のプルートー。ギリシャではハデース) 日本語の水星~土星まではギリシャ・ローマ神話の影響は感じられない名ですが、 これは五行(木火土金水)に関係のある名前ですね。 土星以遠の惑星を「天王星」「海王星」「冥王星」と訳したセンスはなかなかだと 星見当番は思っています。さて、第十の惑星はなんと命名されるのでしょう。 冥王星(プルートー)よりは遠いので、プルートーより古い神の名前かな? しかし、新しい古いで言えば太陽系の惑星で一番年上の(?)神様は 冥王星より内側にある「天王星(ウラノス)」だったりします。 ギリシャ神話の登場順で言うと、ウラノス(天王星)がゼウスのおじいちゃん、 ウラノスの息子がクロノス(土星)でゼウス(木星)のお父さん。 ハデース(冥王星)とポセイドーン(海王星)がゼウス(木星)の兄弟で、 アレース(火星)とヘルメス(水星)はゼウスの息子(母親違い)になります。 アプロディーテー(金星)だけは他の神と血縁関係がありません。 彼女は一説には、ウラノスの切断された×××から生まれたそうですから(汗)。 さて、ギリシャ・ローマ神話に出てくる主な神で、まだ使われていないのは… 男神とは限りませんね。新惑星は女神なのかもしれないし。 しかし女神の名前となると、小惑星や衛星にかなりの数が使われてしまっています。 セレス・パラス・ジュノー・ヴェスタ。ペルセポネーという小惑星もあります。 セレスはローマ神話の大地の女神(ギリシャではデーメーテール)。 パラスはギリシャ神話のアテーナーの別名。 ジュノーはローマ神話のユノー(ユピテルの正妻)でギリシャ神話のへーラー。 ヴェスタはローマ神話の炉火の女神。ギリシャ神話のヘスティアー。 (ゼウスやへーラー、ポセイドーンやハーデースたちとは姉妹関係) ペルセポネーはデーメーテールの娘でハーデースの奥さんです。 ギリシャ・ローマ神話の神々の名を思い浮かべながら予想を立てていますが、 思えばギリシャ・ローマ神話にちなんだ名前になるとは限らないですね(汗)。 天王星・海王星・冥王星が発見された頃は発見者も皆ヨーロッパ系の人だったけど もしかしたら今世紀は別の神話から取られた名前がつくのかもしれません。 いずれにせよ、楽しみなことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.07.30 19:19:01
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