星と桜
先日のネタですが、月と木星の間にボンブルックス彗星がやってくる10日の夕方に、西の空を見てみたらその月と木星の並びがきれいで思わず声が出てしまいました(゜o゜)。↑D780に150-500mmを着けて急いで屋根に上がり、その150mmでまずはパシャリっ。…なんだけど、このような写真は景色と一緒に撮った方がきれいなようですね。月が沈む前に写そうと急いで屋根に来たものだからレンズは150-500mm1本しか用意がありませんでした。ところどころに雲も出ていましたし、これからレンズを取りに降りてまた屋根に来たら月が雲に隠れていたなんてことになってもアレなので、今回は景色との写真は諦めて細い月を写すことにしました。↑ちなみに上の写真を明るく補正してみるとボンブルックス彗星も写っていましたが、本来であれば暗い所へ遠征して赤道儀を使って月と木星と彗星を同時に写したかったところに、そんな時に限って翌日に朝イチで仕事が入り、遠征すると朝がきついですので彗星も諦めました(-.-)。↑レンズを500mmにして月を狙ってみました(写したまま)。高度が低くなっていたところに薄雲が張っていたのか赤っぽくなっていました。↑トリミング+画像補正してみました。当日の月齢は1.7。"写し易い細い月"としては一番細いレベルでした。これよりも細い月となると薄明るい中で望遠鏡を使っての撮影となります。↑ISOをグンっと上げて地球照を写してみました(トリミング・画像処理しています)。実際には地球照の見え方は薄かったので、やはり薄雲が出ていたものと思われます。一度部屋に戻ってから、夜の桜を写しに行ってみました。↑D780+24-70mmレンズと、星は太らせながらも街明かりには"さほど"影響しないプロソフトンクリアというフィルターを着けて、携帯の三脚を持って現場に向かいました。月はもう沈んでいたので桜を浮かび上がらせる光と言えば街明かりしか無し。まずはそれだけでどの程度桜が写るか試しに写してみるとこんな感じでした(写したまま)。↑冬の大三角と一緒に写してみました。本当はオリオン座も一緒に写したかったのですが、オリオンも入れようとするとビルが写ってしまいます。やっぱり山の公園とかで写したいですね。↑春の星の北斗七星(北斗七星は星座ではありません)と春の桜をパシャリ。一応北極星も意識しています。本来はG7Xも使って星が伸びて写る写真や他にもいろいろと写してみたかったのですが、街中からでは写していてもイマイチ楽しくないので30分程度で帰ってきました。実家の裏山の桜はこれから満開になりますが、その頃にはおそらく月も明るくなっているはずで星がきれいに写りません。今年は星と桜はこれで終わりかな(-.-)。