カテゴリ:星・天体
この14日に台風の影響と思われるもの凄いきれいな星空を見てきましたが、今回はその時にコンデジのG7Xで写してきたものを無補正で載せてみます。
管理人は原則として一眼カメラで星空を写す時は毎回その空に合わせて絞り値や露出する長さなどを秒単位で調整しているのですが、G7Xに付いている星空夜景モードでは、カメラが周りが暗い場所ではこの値で写すと決っているので(多分)、日が違って写したものでもその撮影データには公平性があると思いますので(周りが明るいと自動でデータを調整してくれるようですが)、写りの違いを比べられると思います。 最近星の写真を写しに行っているこの場所は去年新しい撮影場所としてロケハンしていた時に見つけた所で、山の中にだだっ広゜い田んぼ地帯があり、その場所も奥は行き止まりで一般の方が通り過ぎることなど考えられず、農家さんが明るい時間に仕事にやって来るだけみたいな所になります。 赤道儀などを設置する広いスペースは無いのですが、小道に車を停めてもしも農家さんが夜の見回りに来た場合に邪魔にならないようにと、誰も来ないとしても念のため通行の邪魔にならないように赤道儀を立てております。 結構窮屈ですが誰も来ないとなると楽々撮影できるところでもあります。 ↑まずは先日の11日にG7Xで写していた南西の星空。 上部に多少雲が写っていますが、この時も現場に着いてヘッドライトを消した直後に天の川が見れたくらい良い空の状態でした。 ※今回の写真は注釈が無い限りG7Xの星空夜景モードにて、+1.0露出補正した以外は一切無補正で載せてみます。 ↑そしてこれが14日に写していたもの。 判りますかね、小さな星は写真を縮小したことにより消えてしまっている物もありますが、11日に写していた写真と比べて天の川の違いが判ると思います。 また、管理人の行動範囲の中では天の川が立ち上っている南の空方向に町明かりが無い貴重な所でもあります。 ↑上の写真から90度左側を写した東南の空方向。 山間が少し明るくなっていますが、ひょっとすると道路工事個所を夜間でも安全に通るための照明かも知れません(雪崩で崩落した橋の再建設工事)。 この明かりが無ければ真っ暗な方向になります。 ↑星が昇って来る東の空方向。 こちらに至っては大きな街と言えば150km先に山形市があるのみで、その途中にも小さな町(小さな町さんごめんなさい)はありますが町明かりの影響はほぼ0と思われます。 ↑そして北の空方向。 こちらのみ20km先に花火で有名な長岡市があり、山を一つ隔ててはいるものの街明かりの影響は強いです。 この写真は街明かりがある為に露出補正を0にして写してあります。 ↑頭の真上の夏の大三角付近。 ほぼ明かりの影響のない天の川を見ることが出来ます。 北方向の写真を写した後に写しておりましたが、露出補正を+1.0にしたつもりが+2/3になっていました。 こんな環境の所に夜なら車で30分程度で行くことが出来ますが、でも30分走らなければこの星空に会えなくなってしまったという感覚の方が強いです。贅沢な悩みですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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