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言語事項は生活の中で磨くだけでは足りない 言葉の約束事(文法を含む)は言語事項になる。 低学年では *正しい発音と発生 *ひらがなとカタカナの読みと書き *表記のしかた *主語と述語 *言葉使い *書写 が中身。 1年、2年を一つの枠でとらえるといい。 教科書の文章がうまく音読出来、その学年なりの会話がきちんと出来るようだと、『言語事項』の力も伸びる。 しかし、表記のしかたや主語と述語など、強制的にやらされてようやく正確になり、言葉としての質がグンと向上するものもある。 放っておいて何もかもが身につくわけではない。言葉などはそのうち身につく、とは必ずしも言えない。だからこそ、国語という教科がある。 子供に早く体得させたいことがある。 漢字の読み書きを一体にすると正しく身につくのと同じで、一つの文章や言葉の『話す』と『書く』も分離させないで。しかも、『勉強するもの』と位置づけた方が結果が出せる、そう考えた方が得をするとわからせてやりたい。 暮らしの中で上達させたものでも、それを『勉強』として学びなおしていかないと本物にならない。 このような仕組みをまず勉強を『やらせる』事を通してつかませる事が先決。『勉強しないと上手くならない』と実感させる。 具体的に、各種のドリルを上手く活用。 ママは、教科書やドリルをあらかじめ見て、その単元の狙いを的確につかむ。 市販されている問題集でどこが急所かを勉強して、自分の知識に付いているサビを落としていくのもいい。 ママもドリルを解いてみる事を勧める。 子供と同じ目線でものをとらえるための予行演習にもなる。 長音、促音、拗音、撥音など正しく書く、助詞の『は、へ、を』も文を音読しながら書く。丁寧な表現も手書きで書く。 指示語のこそあどはものをさしてみる。 継続語はその使い分けをやっておく。主語と述語、文の修飾と被修飾では、ドリルに用いられる優しい表現に慣れておく必要がある。 勿論採点で満点を取って終わる。 いつも準備出来なくても、その心がまえは持っておく。 そうすると教えないで『やらせる』がスムーズに進行する。 子供の成長ほど、嬉しいものはないのだから、その一刻を存分に楽しめばいい。 計算はスピードと正確さを目指す 原理のところで理解させるにはゆっくりやるんがコツ。 分かってしまった時点からスピードを上げさせる。 理解してるなら、早くやらせる必要はないという考えは、間違い。 100マス計算がいい。 縦書き筆算へと誘導してやろう 1年では、横書き、足し算と引き算。 足し算は足して5以下になる2つの数。 足して10になる2つの数。 足して10以上になる2つの数。 引き算は、5までの数の引き算。 10までに数の引き算。 1けたの数3つの引き算。 数は100までに数、 縦書きは、つまずく子がいる。 縦書き筆算では位をあわせるクセをつける。 1年は、一の位、十の位、+、ー、=だけ。 2年は、数と計算では3位数、4位数、かけ算の意味、九九。 量と測定では、長さ(cm、mm、m)と時刻読み。 図形では、直線と平面形、三角形、四角形など。 使う用語・記号は、単位、直線、×。 くりさがりを。 楽しくやれば身につくわけではない。 読み書き計算は反復練習そのもの、一発勝負ではない。 反復練習は絶対に面白いはずがない、楽しくやらせようとしてもムダ。 それより、どうしたら時間絵お節約出来るか、もっと要領良い方法はないか考えるべき。 数の計算力をつけると図形などにも自信が生まれる。三角形の気質に気付かせるくらいでいい。 わからない、できないときは親子で一緒に原因探し どうしてわからないの?自分でよく考えなさい。あとでね。 つまずきが障害になり、次のステップまで尾を引くことを親子共に肌身に感じておく事が大事。 3、4年生 親子で出来ない→できるへ 国語は、話す事、聞く事、読む事、書く事と、言葉の決まりや語句などの言語領域とで枠組される。 この流れは、6年間同じ。 同じ学習内容を反復しながら少しずつ質を高める量を増やす。 話す、聞く事では、筋道を立てて話す、話の中心に気をつけて聴く、進んで話し合おうとする事が目標。 発達に応じて、話す、聞くができればいい、みんなとコミユニケーションが出来ていれば問題ない。 ただしこれも一つの勉強なので上手く働きかけて上達させてやる字、という前向きな姿勢がほしい。 読むでは、文の段階に気をつける、場面の移り変わりうあ情景に注意する、自分と友達の感情や意見を比べてみる、場面のようすなどがわかるように読む、指示語や接続語に注意などが目標。 一気に音読名人をめざすのもいい。 文の内容をつかんで、感情を込める、機械的にたんたんと、などの違いをわからせる。 聞いてるだけで、到達度がわかる、説明的な文の読み方、物語的な文の読み方を使い分けさせ、ママが採点ノートを作成するのも方法。 書く事では、相手や目的に応じて適切に、情報をあつめて選択する、段落の続きかたに注意、文章の良いところに気付くなど目標。 伝えたい事を書かせて、その分に手直しさせる。 色々な分を音読すると、言葉の流れをリズムとして体感出来るようになる。 5、6年生 得意、不得意の壁を壊して基礎力を固める 暗記+暗唱などをクセ=習慣にさせる 親の強制力 反復練習、テスト形式で常に満点をめざす 1、2年 生活の乱れが学力も乱れる 勉強の習慣付けは親の役割、他人まかせにしない 個性尊重だと基礎の勉強がいい加減になる 怪我、いじめを支えるのは目標、夢 親は子どもの話をよく聞いてやろう 早寝早起きで10時間睡眠、朝食は抜かせない 子供に家事を手伝わせ、約束を守らせる 勉強を頑張った子への最大の褒美はほめる 3、4年 生活体験と学力の伸びの関係に気付かせる テレビやゲームに長時間かじりつかせない 過干渉せず、甘やかさず、自分のことは自分でさせる 夜更かし、朝寝坊の改善は家族ぐるみでないと成功しない 宿題の大切さ、足りないものへの穴埋め練習 言葉のシャワーをたっぷりと 買物で金銭感覚を身につけさせる 生の自然との触れ合いで五感をみがさせる 5、6年 家庭の力を成績向上につなげてやろう 自分で計画を立てる練習を付けさせる 定期テストを学習計画の柱にさせよう 喧嘩を通して生きるうえでの要領を体得させることも 子供がトラブルを抱えてしまった時は お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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