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口呼吸はダイエットの天敵 それは 酸素の摂取量が少なくなり、脂肪を燃やせない 口呼吸の場合、1回1回の呼吸が短く浅いため、取り込む量が少なくなる。当然、取り入れる酸素の量も少なくなり、体脂肪を燃やせるために必要な大量の酸素確保が難しくなる。 体を冷やし、基礎代謝を低下させる 体温より冷たい空気を口から肺に直接吸い込むと、肺の中の血液を冷やす。冷やされた血液が全身をめぐっていくうちに、体がどんどん冷えていき、基礎代謝が低下する。 エネルギーをつくる効率が悪い 体温のメカニズムは、吸い込んだ空気の中の酸素が血液によって細胞に運ばれる事から始まる。そのときに活躍するのが細胞内のミトコンドリアで、糖質、脂質を酸素で燃やし、エネルギーをつくる。 短く浅い口呼吸では、大量の酸素が確保できない。細胞でのエネルギー生産の効率が低下し、当然、体温も下がる。これは、基礎代謝の低下ということ。 病原体やウイルスの感染で、さらに、基礎代謝を低下させる 外気中には、たくさんの病原体やウイルスがいる。口で呼吸すると、これらの病原体やウイルスを直接血液の中に取り込んでしまい、体内の正常な細胞がそれらに感染する。感染した細胞は正常にエネルギーをつくつことが出来なくなり、ますます、基礎代謝の低下を招く事になってしまう。 立ったままでかまわない 1)鼻からゆっくり息を吸いながら、意識的に、下腹部を全体の8割まで膨らます。 2)意識的に、息を最低3秒以上止める。 3)更に鼻から息を吸い続け、腹部を限界まで目一杯に膨らませる。 4)限界まで達したら、ゆっくりと鼻から吐き出し、自然に腹部を凹ませる。 5)次の呼吸を始める前に、自然に、息を軽く最低3秒以上止める。 横になってリラックスが基本姿勢 立ったり座ったりでは、腰や背中の筋肉が緊張する。 そのため、横隔膜を十分に動かす事が出来ない。この状態だと、大量の酸素を取り入れる事が出来ない。できれば、やや固めのベットの上で。 枕を使わず、仰向けに寝る。 両手の親指と親指、人差し指と人差し指をあわせ、三角形をつくる。 合わせた親指を、臍の上に置く。力を入れて指をギュッとくっつけっる必要はない。ひじと手首の力を抜き、両手を自然に下腹部に当てる。 目を閉じ、両手の下の腹部に意識を集中します。 仰向けに寝たあと、20~30秒ほど、頭から足の爪先まで、全身リラックスするイメージを描く。 下腹部を全体の8割まで膨らますとは 息は、鼻から吸う。口は使わない。 舌先を下の歯ぐきの裏に当て、舌が上あごにくっつかないようにする。これは唾液が出やすくなる状態を作るため。 息は、できるかぎり、丁寧に吸う。吸う時間を最低6秒にする。6秒はあくまで最低の時間で、苦しくない範囲であれば長いほど効果的。 お腹の膨らみ具合は、目一杯膨らませた時の8割に止める。8割とは、あまり力まずにお腹が膨らんだ状態。 お腹だけを膨らませ、胸部は動かさない。 吸う息が長くなれば、横隔膜が下がる。すると、胸部の底面部分が下がって胸腔が拡大する。肺の容積が全体的に拡大し、取り込む量が多くなる。また、肺の血液中にある二酸化炭素は、吐く息と一緒に排出される。より多くの空気を取り込めば、より多くの二酸化炭素が排出される事にもなる。 最低3秒以上止めるとは 舌先を舌の歯茎の裏に軽く当て、舌が上あごにくっつかない状態を保つ。 お腹の膨らみ具合の8割まで吸ったら、余裕を持って止める。 出来るだけ長く止めるように心がける。3秒はあくまで最低。苦しくなければ、長いほど効果的。 息を吸い続け、お腹を10割まで膨らませるとは 鼻から息を吸う。口は使わない。 舌先を舌の歯茎の裏に軽く当て、舌が上あごにくっつかない状態を保つ。 もう、一度息を吸い続け、お腹を10割まで膨らます。苦しくない範囲で、出来るだけゆっくり吸う。4秒以上かけて吸い込むように心がける。 お腹だけを膨らませ、胸部は動かさない。 お腹を限界まで、膨らませると、腹圧が高くなる。腹圧を高くすると、自律神経の中枢である視床下部、脳幹、脊髄に対して一定のリズムを刺激を与える事が出来るようになる。その結果、副交感神経を優位に動かせる事が出来、体中の血行が改善される。同時に、腹満中枢が刺激され、空腹感が緩和させる。 ゆっくり、息を吐きながら、自然にお腹を凹ませるとは 鼻から、吐く。口は使わない。 舌先を舌の歯茎の裏に当て、舌が上あごにくっつかない状態を維持する。 ゆっくりと自然に、息を吐き出す。吐く時間を最低6秒にする。あくまでも最低限。苦しくない範囲であれば長い時間ほど効果的。 無理にお腹を凹ませ、息を最後まで吐ききる必要はない。息を吐きながら、自然にお腹を凹ませる。 お腹だけを凹ませ、胸部は動かさない。 自然に、息を軽く3秒以上止めるとは 舌先の舌の歯茎の裏に当て、舌が上あごにくっつかない状態のまま、ゆっくり、軽く、3秒ほど息を止める。 3秒はあくまでも最低限。苦しくない範囲で長いほど効果的。 力んで息を止める事はない。次の呼吸が出来るだけゆっくりできるよう、無理なくおこなう事がポイント。 食前、空腹時におこなうように横隔膜を大きく上下させる。 そのため、横隔膜のすぐ上にある心臓や、直ぐ下の胃や肝臓に対するマッサージ作用がある。 食後では、胃が邪魔になる。横隔膜や肺を十部うごかせない。 息苦しかったら、呼吸法の間違い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.16 22:29:12
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