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マンション管理士イダケンが管理をグッと良くする

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カテゴリ:管理会社

役員が無理難題を押し付けてくる!

管理会社側から委託契約を解約する理由の一つがこれです。

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売主系列のマンションを管理する管理会社は、販売ー管理一環体制の『売り』を守るために、管理会社側から解約する事例は稀です。

多少役員さんが無理なお願いをしても、親会社のマンションを購入した大切なお客様だからと、聞き入れることが多いようです。

リプレイスで仕事を取った管理会社はどうでしょう。

仕事を取るために、受注前は背伸びをして、営業マンは「なんでもOK」的な回答をすることがよくみられます。

契約後も信用を築こうと、二つ返事で管理組合から言われることを引き受けていきます。

そもそも、リプレイスをする管理組合は、前の管理会社に対する不満から管理会社を変更する経緯をもつため、管理組合の運営上の諸問題が山積みになっていることが多いのです。

さぁ、そこで、任せてくださいと!二つ返事で仕事を引き受ける管理会社が現れたらどうなるでしょう?

期待が膨らむ管理組合は、山積みになった問題を片付けていこうと、大量の仕事を「できる」と答えた、または断らない管理会社にどんどんお願いしていきます。

始めから『できない』という言葉をつかることは躊躇われ、無理して仕事を請け続ける管理会社の物件担当者=フロントマンはどこかの地点で許容オーバーでパンク。仕事が少しずつ後れがちになり、仕舞いには契約書どおりの仕事がこなせなくなります。

THE END

期待を裏切られた管理組合の落胆は大きなもの・・・物件担当者は一生懸命やっているかもしれませんが、管理組合は以前の管理会社の不信感がよみがえり、関係が悪化します。

最初の一行に戻り、

役員が無理難題を押し付けてくる・・・

リプレイスを積極的に取り組む管理会社は、自分たちと合わないと思うとすっぱり見切りをつけ解約してきます。

何がいけないのか?

イダケンは、管理会社が意思疎通を怠ったことが原因だと思います。

大げさかもしれませんが・・・リプレイス=管理会社変更はマンションで革命を起こすようなものです。

革命を貫く強い意志をもつ役員さんがいてリプレイスが成功します。

強い意志を持つ役員さんは、管理会社の言うことに惑わされず、自分(管理組合)の意見をはっきり伝えます。

また、前述のとおり、新しい管理会社に期待が膨らむ役員さんは、少しでも早くマンションの健全化を進めるため、勢いよく活動をしていきます。

リプレイスをする管理会社は上記の状況がわかっていて当然ではないでしょうか?(わからなければわかってください・・そういうものです)

管理会社は自分のペースで仕事をしたい、管理組合は一日でも早く正常化をはかりたい

お互いの思っている管理のベクトル、方向性が違えば、時間の経過に伴いズレが大きくなります。

できること、できないこと。

物件担当者が言いにくければ、上席や営業マンが間に入って、どのように管理を進めていくか、ひざを突き合わせて管理組合と話し、管理をリニューアルしていくべきです。

それも問題がおきてからではなく、問題が生じる前にです。

リプレイスは取るのが大変ではなく、取ってからが大変なのです。

営業マンがリプレイスに熟知しているだけではなく、フロントマンもリプレイス物件の特性を理解していなければ、上記のような問題が起こる可能性は高いのではないかと思います。






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最終更新日  2011.01.18 14:14:59



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