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マンション管理士イダケンが管理をグッと良くする

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カテゴリ:植栽のこと
マンションの緑地は、害虫がつきにくく、管理がしやすい等の強健なものが選択されます。

よって、よほど大型の緑地面積を売りにしたマンションや、外構(外回り)にデザイナーを入れたマンション以外は、植栽の種類が偏ります。

街路樹の植栽のような感じ・・という方がわかりやすいと思います。

季節ごとの花が咲く、庭園は可能か?というと、

「YES」という返事は、少なくとも植栽業者や管理会社は軽はずみにいわないと思います。

色とりどりの花を咲かせるためには、手入れが必要です。

・土をメンテナンスする。

・水やりを毎日行う。

・施肥をする。

・消毒をする。

毎日のように手を掛けてあげないと、枯れてしまうことが多いのです。

イダケンに、季節ごとの花が咲く、庭園は可能か?という質問を頂けると、

「YES」と答えます。ただし、条件がありますと・・

・花壇のエリアを全域にすると、管理に相当な手間をかけるので、エントランス付近や、メインの通路等に限定すること。

・日常のメンテは、管理員に押し付けるのではなく、植栽ボランティア等を居住者内で選出し、管理会社と管理区分を相談の上、共同作業でおこなうこと。花壇をつくることで、管理員の本来の業務時間を減らすことがないよう留意することは大切です。

・管理の詳細については、きちんと理事会と協議し、計画立てて実行すること。

日常の清掃が行き届いていも、10数年ごとに高額なお金を要して修繕を実行しても、外回りの植栽が枯れていたり、剥げている個所があったり、無秩序に生い茂っていたり、すると、マンションの美観がきちんと維持できているとは言えません。

かといって、植栽管理を抜本的に見直し、それを造園屋さんに外注すると、支出が増加します。

「自分たちのできることは、自分たちで」

簡単な花壇を維持管理することは、居住者の協力が得られれば決して難しい事ではありません。

海岸に近い、リゾート雰囲気の強いマンションで、ハイビスカスを咲かせることも十分に可能です。

緑地管理の見直し以外にも、コストをむやみにかけずに、管理を良くする方法はいくらでもあります。

「管理会社の言うことは、プロだから絶対」と妄信せずに、いろいろなアイデアを、組合内で検討し、実行していくこと、これがマンション管理の差別化となり、資産価値向上へつながると思います。








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最終更新日  2018.06.23 05:00:15
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