先日、
アースダイバーという。過去の海岸線を意識しながら、街を歩くと、いろんなものが見えてくるという。街の散策の方法を紹介したが。プーケットに来て、その逆のパターンがあるという事を聞きました。
パトンビーチのダイビングショップで出合った、水中映像作家さんが、沖縄近辺で発見したのだそうだが。海底に、鍾乳洞の後が残っている所があるらしいのだ。鍾乳洞は、かつて、珊瑚がいっぱいあった所が、隆起し、その珊瑚が石灰石になった所に、雨が降り。雨が、岩の間を抜けて、洞窟の中に達したとき。石灰の混じった水が空気に触れたときに、石灰に戻るということで出来た不思議な石のある洞窟である。
それが、海底にあるらしいのだ。しかも、現在調査中(写真に抑えようとしている)なのだが、プーケット近海にもあるらしいのだ。
空気に水が触れないと、鍾乳石という石が出来ないので、かつては、ここは、陸地だったという証拠なのだそうだ。
彼曰く、海をもぐっていると、かつて陸地だったという証拠を見ることが出来るというのだ。これって、逆アースダイバーですよね。
かつて、ここは陸地だったということを意識して、海に潜ると、新たな海の楽しみ方が見えてくる。
地球は、温暖化と氷河期が交互にやってきて、海面が高くなったり低くなったりという事を繰り返している。
その地球の揺らぎを感じながら、陸地にしろ、海にしろ探索してみるのは、とても面白いものがあるのではないかと感じた。