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このホテルは、大阪駅(梅田)前にある代表的なホテルです。かつて京都に住んでいた私が子供だった頃、よく両親がここのホテルの中にあるバイキングに連れていってくれたっけ。。。ま、それはどうでもいいお話なんですが、先日の日曜の晩から大阪出張だった夫は、大阪から電話してきて、「今晩の宿泊先変更したいので、○○○ホテルに今から予約して欲しい」と私に依頼してきました。私は即いつも予約しているサイトからご指定のところの予約を済ませ、その予約番号などを夫の携帯にメールし、夫からもサンキュッ♪と返信が来る。その晩の夫のブログをのぞいて、無事そこにチェックインしたことも確認して、安心して寝ました~。ところが。。。
翌朝、何気なくメールチェックをしていたら、突然1通のメールが。。。。そこには、
「お客様の予約されたホテルは、ご連絡もなしに宿泊されなかったので、予約はキャンセルされました!つきましてはキャンセル料がうんぬんかんぬん・・・」えーー!?なんだってーー!?
あわてた私は、即そこのホテルに電話をし、昨日確かに私が予約し、夫はそこに泊まっているはずだ!これはどういうことか!?と聞きまくった・・・。「少々お待ちくださいませ」と言われ、待たされること10分(→おぉ~い、こっちは長距離電話してるんだぞーー。少々お待ちくださいって、全然“少々”じゃないでしょ!!)。。。さんざん待たせたあげくにホテルマンは「今すべての予約記録ならびに宿泊記録をお調べした結果○○様とおっしゃる客様の記録はどこにもございませんが・・・」と事務的に告げる。えーーー!?!?
そんなはずが。。。とりあえず、電話を切り、今度は夫の携帯を呼び出してみる。「もしもし~♪」おぉー、出た出た良かった!
私「あなた、今どこにいるのー!?」
夫「どこって、昨日お前が予約してくれたホテルだぞ??」
私「何ホテル!?!?」
夫「??何ってぇ、○○ホテルに決まってるだろ!?」
私「今そこのホテルから、予約キャンセルのメールが来て、あわてて電話してみたら○○様なんて泊まってないってさ!どーいうこと!?!?」
夫「???????」
私「今すぐ下のフロントに問い合わせしてみて!」
それからホテルにまた何度も連絡した後、ようやく出てきたマネージャーとのやりとり
ホテル「お客様の予約が急だったもので、こちらにデーターが流れてきてなかったみたいで・・・」
私「急って、私が予約してからチェックインまで、4時間も間がありましたし、仮にそうだとしても、この予約システムは、予約成立OKになった時点で即メールで連絡が来るでしょうが!?」
ホテル「いや、メールは見ていませんでした。」
私「そもそも常識的に考えて、予約客が来ない場合は、あらかじめ登録してある電話番号に確認の連絡ひとつもお宅のホテルはなさらないのですか!?」
ホテル「いやぁ、ごもっともなことで・・・」
私「確かに私が予約しましたし、夫のチェックインも確認しているのに、いきなり予約キャンセルのメールを翌朝に送られてきたのは、どういうことですか!?普通びっくりしますよ!しかも夫は予約時にきちんと予約番号も見せて説明したと言ってますよ」
ホテル「はぁ、ご主人様が来られた時、予約記録が見当たらなかったので、飛び込み客としてお受けしたんです。」
私「その予約記録というのは、予約サイトから来る予約メールも含まれるんじゃないですか?そもそも、予約成立してから何時間もたっているのに、お宅のシステムで予約扱いになっていないなんてありうるんですか?」
ホテル「はぁ、全くおっしゃるとおりで・・・」
私「それにしても、チェックイン時に、宿泊カードの記入はなかったんですか?」
ホテル「もちろんご記入いただきました。」
私「さきほど電話でさんざん待たされた時に、『すべての宿泊記録をお調べした結果○○様とおっしゃる客様の記録はどこにもございませんが・・・』と言われたんですが、これはどういうことなんですか!?」
ホテル「いやぁ、こちらの確認ミスだったようで・・・」
もう脱力した私は、これ以上クレーマーにはなりたくなかったので、夫の無事が確認できたことで良しとして、電話を切った。。。本当は
「そもそも、予約キャンセル扱いになっているんなら、宿泊料も払わなくてもいいんですよね?」と最後に言ってやりたかったけど、さすがにそれは言わずに電話を切った私。
それからまもなくして夫のブログを見ると
『さんざん迷惑かけられたのに、お茶券一枚くれるわけでなく、宿泊料を値引くわけでもなく、おおげさなお見送りでお茶をにごされて、以上おしまいだった。これって一歩間違えれば、オレのアリバイを疑われて、妻から良からぬ疑念をかけられるところだったというのに!』
と書いてあった。ごもっともだわ!しっかし、さすがに大阪のホテルね。こんなにお客に精神的苦痛を与えたにもかわらず、何の誠意もなくしっかり取るもんとってさよならなのね~。。。脱力。。。
写真にある、このホテルは宝塚歌劇団を所有する私鉄系の、関西ではけっこう老舗のホテルなんだけど。。。
さぁ、そこのホテルに今晩も再びチェックイン予定の夫です。懲りずにまた数日後に利用してあげるなんて、優しい客だと思うんだけどな。。。
今晩再び現われた夫を見て、フロントマンはどんな顔するのかしら。。。?
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