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2008年02月28日
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カテゴリ:小説
『風の海 迷宮の岸<下>』小野 不由美


風の海迷宮の岸(下)

とてつもない妖と対峙した泰麒は、身動もせず、その双眸を睨み続けた。
長い時間が過ぎ、やがて発した言葉は「使令に下れ」。
異界へ連れてこられても、転変もできず、使令も持たなかった泰麒は、
このとき、まさに己れが「麒麟」であることを悟った。
しかし、この方こそ私がお仕えする「ただひとり」の王と信じる驍宗を前に、
泰麒には未だ、天啓はないまま。ついに、幼い神獣が王を選ぶ―。
故郷を動かす決断の瞬間が来た。



以上解説



自分が麒麟だということに自信のもてない泰麒。


周りのみんなに愛されているのに、それを返せないと悩む泰麒。



そんな中、選定を受けに訪れた驍宗と親密になり
行動を共にするうちに離れがたくなる。


離れたくないために、天啓もないのに
自分の勝手で驍宗を選んでしまってからの泰麒の葛藤。

10歳の男の子にはかなり酷です。



読んでいて、悲しくなっちゃいました。



だけど。
最後はなんだかうれしくなっちゃった。
そういうオチだったとは。

どんな罰が!?
ドキドキしていた私は・・・・・・エ



周りのみんなに助けられながら成長していく泰麒。

立派な泰麒になってね。




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最終更新日  2008年02月28日 17時09分44秒
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