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テーマ:株式投資日記(19362)
カテゴリ:株式投資
株式投資を始めて、もうすぐ丸3年になります。
ということで、最近思う事を少し書いておきます。 もともとバリュー投資からスタートした私ですが、上昇相場にも恵まれ、当初は好成績を残し、バリュー投資こそ一番の投資法だと思っておりました。 しかしながら、最近になってバリュー投資の難しさを感じています。 バリュー投資の対象となる低PBR銘柄は10年スパン程度の長期で株価変動をみてみると、あまり株価は上昇していないことが多いと思います。 もちろん10年前に比べると、株価は上がってはいるでしょうが、その割合はトヨタ自動車やキヤノンのような国際優良株の株価上昇カーブには全く及びません。 何が言いたいかと申しますと、10年とかのスパンで長期投資を行おうとするなら、バフェットがいうように資本効率が高く(高ROE)、EPSが安定している企業に投資すべきだということです。そして、それらが相場全体の動きに併せて大きく下落している時に購入するのが一番勝つ確率の高い投資法ではないかと思うようになりました。 極当たり前のことなのですが、バリュー投資の対象となるような低PBR株は資本効率が悪く低ROEですから、企業価値の上昇率は低いわけです。ですから、長期投資には向いていないということです。 ただし、バリュー投資は4~6年くらいの景気サイクルの間で売買を行えば、かなり高い収益性を得る可能性がありますので、これも捨てがたい投資法です。しかし、バリュー株は、収益(EPS)が安定していないこと、流動性が低いことなどリスクが高く、かなり難しい投資法ではないかと感じています。 今、もし株を始める人がいれば、確実にこういえます。 「市場全体が下がっている時に国際優良株を買う」 これが最もわかりやすくて、勝つ確率の高い投資法であると・・・ ちなみに私は決してバリュー投資をやめたわけではありません(笑)。 バリュー投資と国際優良株の長期投資の2本柱で投資に取り組もうと思っております。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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