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| ◆三億円事件・その後の捜査結果、ほか◆
テーマ:ニュース(99623)
カテゴリ:◆三億円事件・その後の捜査結果、ほか◆
文 ・ 礫川全次 「戦後ニッポン犯罪史」 批評社 (2000年06月)より一部を掲載・敬称略 文献・「三億円犯人」大下英治 「戦後史開封」産経新聞社 「三億円事件」一橋文哉 (※ 本書では少年をBと表記していますが、混乱を避けるため、Sに統一させていただきました) 元警視庁捜査一課長の齊藤訓正は 『立場上口に出せなくても、捜査員の多くは S少年への疑いを捨て切っていないのではないか』 と言い切る。また、同じく捜査員 の石井千代松も 『S犯行説は時効直前の昭和50年の時点でも強かった』 と証言する。 ある捜査幹部は、Sが再度シロとされた時点で、当時の警視庁副総監から 『本当にSじゃないのか』 と電話で念を押されたという。 Sがシロだとされたのは、多磨駐在所へ脅迫電話があった時期に東京・練馬区の 東京少年鑑別所にいたこと。さらには、銀行に届いた脅迫状と筆跡も違っていた -- などの理由からだったという。 (「戦後史開封」より) しかし、この論はほかに共犯がいた場合はもちろん成り立たない。警察はまた、S少年 には事件当日のアリバイがあるとした。(※前回記事、オカマX氏の一件)犯行当日の 下準備という事を考えると、S少年が犯人ということは有り得ない、というのだ。 多少でも疑惑を 感じれば、平気で 犯人扱いしかねない 警察が、S少年に対 してはずいぶん気を 使っているようである。 事件直後の12月15日、 捜査本部はS少年をクロと にらみ、逮捕状を持って 少年宅へ向かった。 (※ 上記記述は大下英治 「三億円犯人」。一橋文哉 「三億円事件」によれば少 年宅に向かったのは立川 署の刑事で逮捕状は別件 の恐喝容疑であったという) 対応した母親は「いない」 とウソをついた。 少年が青酸カリで自殺を遂げ たのは、その日の夜である。 逮捕状が出ている有力な容疑 者に、やすやすと自殺を許す というのも不思議な話である。 こういう事になったのは、少 年の父親がたまたま警官だっ たから、としか考えようがない。 ▲「決定版 昭和史 16 昭和元禄」 毎日新聞社より ・・捜査本部は少年をクロとにらみ、逮捕に向かう。両親(父親)も息子が犯行に加わって いることを認めざるを得なかった。しかし、警官の息子がこのような犯罪を犯したとあれば、 警察全体に傷がつく。 そこで父親は息子に因果を含め、隠し持っていた青酸カリを渡す。 捜査本部も父親の措置を黙認し、S少年の死後、クロ説を改め、シロ説を打ち出す ---- もしこの推測が誤っていないとすれば、この事件の「真犯人」が捕まるはずはない。 10億円近い費用と、7年の歳月をかけた大捜査は、全くの無駄だったということになろう。 この事件はほぼ間違いなく複数犯による犯行であり(S少年は白バイ担当)多磨農協脅迫 事件を含め、事件全体を計画、指揮し、脅迫状作成などの準備を行った有能なリーダーが 存在するはずである。 (前出の大下英治氏はオカマのX氏も共犯の一人に擬している) そのリーダーを始めとする犯人たちは、今頃どこで何をしているのだろうか。 巷間には、この時の犯人が後に「グリコ・森永事件」を起こした、とするウワサがある。 一笑に付せないものがあるようにも思うのだが、どうなのだろうか。
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新記事ありがとうございます。
ご紹介の礫川全次氏の『戦後ニッポン犯罪史』は、自分にとって、日本の犯罪史関連書籍ではベストワンの面白い本だと思っております。 なにより、取り上げられている事件のチョイスがよく、さらに、まえがきにもありますように、なるべく定説を打ち破ろうとされている点、しかしちゃんと参考文献も明記されている点など、本当に素晴らしい本です。 私自身、この本を起点にしてさまざまな犯罪関連書籍に手を伸ばしてきたということもあります。 グリグリ二重丸の超オススメ本です。 (2010年07月08日 23時07分31秒)
2CHの過去スレで見れないので教えていただければと思いコメントさせていただきました。
殿岡氏の三億円事件の本のカバーの謎(秘密)って何だったのでしょうか? (2010年07月09日 00時23分51秒)
はじめまして。ご質問の件ですが、これは他の方におまかせしたいと思います(笑)
なお、過去のコメント欄でもその話題が出ていたと思いますのでもしお時間があれば 2008年8月(本の発売時期)以降の記事からコメントを拾っていただくと、何かしら載ってると思います??? (2010年07月09日 10時09分44秒)
礫川全次氏の『戦後ニッポン犯罪史』はかなり以前に、隣りの、そのまた隣り町の図書館で偶然発見しました。
この手の書籍にしては結構、斬りこんでますよね。 著者様が「参考文献」として挙げている「戦後史開封」(産経新聞社)もすぐに買いました。 『多少でも疑惑を感じれば、平気で犯人扱いしかねない警察が、S少年に対してはずいぶん気を使っているようである。』の 一文にまず目を引かれました。 合わせて、『もしこの推測が誤っていないとすれば、この事件の「真犯人」が捕まるはずはない。 10億円近い費用と、7年の歳月をかけた大捜査は、全くの無駄だったということになろう』は 他の方がなかなか「文章にはしなかった」部分ではないでしょうか。 (2010年07月09日 10時37分43秒)
このところ、記事でご紹介している書籍については、著者様、並びに楽天ブックスに気を使って(笑)
新品をご紹介しておりますが、なにぶん、昨今の経済情勢を考えますとなかなかこの出費は痛い、と いう方もいらっしゃると思われます。大きな声では言えませんが、その場合はAmazon等で特に古書ですと かなりお安く購入出来るものもございますので、もしご興味があれば、お財布とご相談の上、 ご入手いただきますよう、よろしくお願いいたします。 (ただし、記事のポイントと言える部分は大体ここの記事で使っておりますのでその点、ご承知おきください。) (2010年07月10日 22時08分54秒)
オアシス地球さん
>10億円近い費用と、7年の歳月をかけた大捜査は、全くの無駄だったということになろう』は >他の方がなかなか「文章にはしなかった」部分ではないでしょうか。 誰にとっての「無駄」なのかは議論の余地がありそうです。 それこそヘンな例えですがいわゆる公共事業の結果できた無駄なコンクリ建造物も、とりあえず雇用を増やすためにはOKだったりしますので。。 また、その件と繋がるのかどうか分かりませんが、先日、私が見に行った『ロストクライム』試写会&トークイベントで、某・キツネ目の評論家の方がが面白いことをおっしゃていました。 (大意)--- 今回の映画に出てくる滝口刑事(奥田詠二)のような刑事はおらんヨ。実際の刑事は、あんな正義感とか真相追求の思いを胸に職務に当たっているのではなく、 単に、それが仕事だからでやっているだけで、事件の真相がどうであれとりあえず給料貰えればいいだから……。 --- 私は、この方のこういうコメントに、色んな意味でヒジョーに腑に落ちました(笑)。 ----- (2010年07月11日 01時33分44秒)
桶屋が儲かる」的な話でもありますが(笑)まあ、その後の犯罪捜査に大きな教訓をもたらした事件だそうなので、
「全くの無駄」という表現は正しくない、ということにしておきましょうか(笑) 某・評論家の方は元々、特に警察に対しては敵意をむき出しになさってますから、 そのお話は正解でもあり、間違いでもあると・・信じたいです(笑) (2010年07月11日 15時20分13秒)
新記事ありがとうございます。
>多少でも疑惑を感じれば、平気で犯人扱いしかねない警察が、S少年に対してはずいぶん気を使っているようである。 >逮捕状が出ている有力な容疑者に、やすやすと自殺を許すというのも不思議な話である。 >こういう事になったのは、少年の父親がたまたま警官だっ たから、としか考えようがない。 う~ん、これまた…斬り込みが深いですね。 ご紹介くださった本は未読ですが、確かに多くの事件を網羅したタイプの本にしては踏み込んだ表現をされています。 2000年6月初版とのことで、前年から話題を呼んでいた一橋文哉氏の『三億円事件』にも言及されているんですね。 この【付記】の部分、今回のキモではないでしょうか…。 事件40周年の2008年に当ブログやスペル星(懐かしい呼称ですね:笑)ではこのいわゆる一橋本の「もうひとつの読み方」が語られ騒然となるわけですが…それはずっと後のこと。 著者・礫川氏には、一橋氏の論考が自説にかなり近いけれどもどこか違う、やや奇妙なものに映ったのでしょうかね? 良い本を御紹介いただきました。 時効成立以後のマスコミにおける三億円事件に関する言説・考察・推理を時系列でまとめてみると面白いかもしれませんね。大変な量になること必定ですが…。 (2010年07月12日 08時05分47秒)
この「戦後ニッポン犯罪史」は多数の事件・犯罪を取り上げていますが、どれもコンパクトにまとめている点がクドくなくていいと思います。
その上で、諸説あるような事件でも、極力、結論をうやむやにしないよう、苦慮なさってる姿勢にも好感を持ちました。 「参考文献」以外にも、著者さんご推薦の書籍も一部紹介されていて、なかなかおトクな一冊です。 一橋文哉氏の『三億円事件』は「別冊宝島」の巻末でも最もケチョンケチョンに酷評されてましたが、礫川氏が「労作」と 認めてらっしゃるように、前半部分の資料的価値はやはり「三億円本のスタンダード」といってよいのではないでしょうか。 ただ、後半へ行くに従ってツラくなってくるのは事実で、「フィクション・ドラマの原作」という位置付けなら(笑)、 魅力ある登場人物やストーリーは良く出来てると思うんですが。 (2010年07月12日 14時51分58秒)
新しい興味深いネタのアップ,どうもです。
“ロストクライム -閃光-”関連のニュースを2つ。 その1:2010年7月3,4日初日2日間で映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第10位となり、ぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)でも第3位を記録している。 http://ja.wikipedia.org/wiki/ ロストクライム_-閃光- その2:映画「ロストクライム」など警察監修、飯田裕久さん死去 http://www.asahi.com/obituaries/update/0703/TKY201007030339.html http://ja.wikipedia.org/wiki/ ロストクライム_-閃光- 備考 ・警察監修および結城稔役としても出演していた飯田裕久は、公開直前の2010年7月2日に脳出血で亡くなっている。 ・・・何と… (2010年07月12日 22時32分27秒)
複数犯とすれば,“実行犯”以外の“黒幕”などがいるわけで…しかしもうそれも既に遅し…となりつつあるのでしょうか…すでにいない人も い そ う ですし…
(2010年07月12日 22時36分43秒)
その「ぴあ初日”満足度”ランキング」というのは「川村ゆきえに満足した」という人が多数いる、という事じゃないですよね?(笑)
しかし大健闘ですね。私の友人が観に行ったときは劇場内は95%中高年男性で ムッとする加齢臭が立ち込め(笑)、 ハンチング帽が3名、開襟シャツに扇子の 白髪刑事風数名、機動隊風巨漢数名と、 観客も警察関係者かと思われる(?) 方が多かったそうです。 飯田裕久さん、あまり存じ上げませんが、46歳とはあまりに早かったですね。 (2010年07月13日 10時05分25秒)
そういわれて読み返してみると、ホントだ、どこにも載ってませんね。
さすが、普通は気に留めない細かいトコロをよくチェックなさってますね。 しかしこの著者さんは「複数」とか「覆面をかぶってる」とか言われてますが、 犯人よりこの人のほうがよっぽど正体不明ですね??(笑) (2010年07月13日 10時28分15秒)
読み流してしまいますが、今回記事の最後の「付記」の中で、「おそらく、未だ誰も書いてない」(?)
ひと言をポロリと書いちゃってますよね。 あ、触れちゃダメですよ、「タブー」なんですから。 「タブー」だけに、「ちょっとだけよ」なんつってオヤジギャグ(笑)(意味不明) この件はこのまま、闇に葬ることにします(笑) (2010年07月13日 15時44分13秒)
サトーハチロー さま・オアシス地球 さま。
あの本は,いわゆる“小説”だから,”参考文献一覧”がなくても仕方ないのかな…と。 >その「ぴあ初日”満足度”ランキング」というのは「川村ゆきえに満足した」という人が多数いる、という事じゃないですよね?(笑) 試写会で,実際にお目にしましたが,意外と小柄で,“トランジスター・グラマー”(←死語!?)っつうんですか,映画の方もなかなかハゲしい濡れ場で… >しかし大健闘ですね。私の友人が観に行ったときは劇場内は95%中高年男性で ムッとする加齢臭が立ち込め(笑)、 ハンチング帽が3名、開襟シャツに扇子の 白髪刑事風数名、機動隊風巨漢数名と、 観客も警察関係者かと思われる(?) 方が多かったそうです。 ワロタ。 (2010年07月13日 19時27分30秒)
しかし、「小説」と言い切りますか!? 以上、一足先にサトハチさんの気持ちを代弁しました(笑)
しかし、世の中とはわからないもんですねえ、すごい大作やら、絶対の自信作が大コケして、こういう映画が当るんですから。 しかし観客層はどういう人なのか、すごく興味があります。いくら何でも、「三億円事件を扱ってるから」だけじゃないと思うんですが。 私の友人が劇場で目撃した、ハンチング帽、開襟シャツに扇子、 白髪の刑事風、機動隊風・巨漢などの方々は 実は警察関係者ではなく、軽くコスプレしたマニアではなかったか、と睨んでいます(笑) (2010年07月13日 22時24分33秒)
いま上映中の「ロストクライム-閃光」の原作小説は、映画化をきっかけにカバーを新たにして再刊されています(カバーデザインはあのモンタージュを模した白バイ警官のアップ)。
それで気付いたのですが、私の持っている旧版文庫には参考文献一覧がなかったのですが、新装版には載っておりました(ちなみに挙げられている参考文献は3冊)。 深読みは禁物ですが、これらの参考文献との類似箇所に気付いた第三者からの指摘があったのでしょうかね?(ハードカバー版はどうだったんでしょうか?) いずれにせよ、経緯はともかく、後からでもちゃんと参考文献を追加した、原作者の方は誠実な対応だと思いました。 (2010年07月13日 22時30分09秒)
そういえば、昔の角川文庫とか、映画化すると「○月×日よりロードショー」と書かれた帯が本に付きましたね。
たしか、しおりが割引券になってたりすることもあったような・・ それはカバーを新たにしての再刊ですか。さすが、ソツがないですね。 (2010年07月13日 22時50分20秒)
いろいろと深読み可能な作品ではありますが、過去の関連文献を多数目を通し、さらに本ブログで開陳された「猛者」の方たちの情報も併せて考えてみた結果、あの本に対する私の評価もずいぶん変わりました。
たしかに、オアシス殿が言われるように前半部分、特に膨大な捜査情報を手際よく整理する手腕は見事だと思いますが、しかし、あえて厳しい見方をすれば、それすら、当時すでに入手困難となっていた先行著作の調査・研究をパッチワークしたものにすぎず、しかも部分的にはまったくのコピペとしか思えない箇所もあるようです。 いずれにせよ私自身、前から気になるのは、一橋氏(ならびにその取材班)は、本当にあの時期、あのような取材をして、あのような人物たちと会ったのだろうか--ということです。 あの本のもととなっている雑誌記事の掲載時期は、偶然にも事件発生後三十年という、出版業界にとっては何かしらの三億円事件企画をぶちあげたくなる絶妙のタイミングでしたが、それを見越したかのように、あのヨシダさんとかいう正体不明の男が一橋氏を擁する出版社にタレコミ電話を掛けてくるなんて本当に興味深い出来事ですよね(棒読み)。 (2010年07月14日 00時36分33秒)
皆様ご無沙汰しております。昨年末に故障したPCを未だ修理も買い替えも出来ておらず、このブログをいつ落ちるかわからない古いPCで綱渡りで拝見しているMont.Akagiです。
相変わらず“足”での取材をモットーとしている私ですが(?)、昨晩たまたま居酒屋で居合わせた方々から、実感の伴う「三億円事件の思い出」をお聞きできたのでご報告します。 それは我々よりちょっと年上の女性二人でした。現在はお二人とも八王子市に住んでらっしゃるそうでしたが、うちおひとりは府中市出身との事でした。 府中市内の高校出身で多少土地カンのある私は、その方に最寄り駅はどちらですか?とお聞きしたところ、非常に言い難そうに「皆さんご存じないでしょうけど…」という雰囲気になりました。 「京王線ではなくて、今名前が変わってしまったんですよ」 これはまさか!?「西武多摩川線なんです」 「もしかしたら今『多磨』に変わった…」「ええ『多磨墓地前』です」 キタ――――――ッ!!! 「朝日町ですか?」「そうです!(実家は)朝日町2-1です」 多摩地区出身とわかると、必ず「三億円」の話を切り出す私ですが、初めて“脅迫状地区”出身の方とお話しできました。【続きます】 (2010年07月14日 01時42分36秒)
初対面の方に、最初から事件の話をするつもりではなかったのですが、「府中市朝日町」とお聞きしては黙っては居られません。
「多磨墓地前駅、朝日町周辺は三億円事件の犯人が脅迫状を多く残したエリアなんですよ!」思わず私は切り出してしまいました。 「そうなんですか!?」残念ながらその方は、「脅迫状」の舞台であったがために、朝日町周辺が注目されていた事はご存知ではありませんでした。しかし、周囲で警察がずいぶんと捜査されていた事は感じられていたようでした。(このお二人は、事件発生時おそらく中学生です) 話しぶりから、やはりこの事件を「府中刑務所~国分寺駅北口(恋ヶ窪)」あたりの出来事という印象を持たれていたようで、ご自分の地元も大いに事件に関わっていた事を意外に思われていました。 つまり、この方からは何ら「新情報」は得られた訳ではなかったのですが、府中市民でも自分の住んでいる地域はカンケイ無いと思っていた方が、たぶん多くいた(今もいる)のだという実感が持てました。 さて、この話を始めたら、なぜかもうひとりの方が興味津々の表情になりました。【続きます】 (2010年07月14日 02時05分52秒)
もうひとりの女性が、「三億円事件」の話に関心を示したのには驚くべき理由があったのです。
何と、今は亡くなられた義理のお兄様(ご主人の兄)が、「三億円事件」で何度も警察の取調べを受けたというのです! 事情をお聞きしたら、そのお義兄様は「八王子市中野町」で自動車修理工場を経営されていたのだそうです。 「中野町は、犯人が偽装白バイを作ったのではないかと言われている場所なのですよ」「それで!」 その方も、なぜ義兄が疑われていたのか、理由を良くわからなかったようでした。ただ確かに、当然車に詳しく、運転技術に長けていて、非常にはぶりが良かった(笑)そうです。 私の話を聞いて、長年のナゾが解けたかのご様子でした。 存命ならそのお義兄様は60代後半。残念ながら弟のご主人も既に他界されてしまい、これ以上話は聞けないとの事でした。 しかしそのお義兄様は、修理工場を畳んでから「中央線の豊田と日野駅の間」の家に住み、おそらく工場での収益からだったのでしょうが、悠々自適に過ごされていたそうです。この情報を聞いて、今思い直すとますます「怪しい」と言われていました(笑) ちなみにこの方は、“修理工場つながり”で八王子市石川町の「井上モータース」もよくご存知だそうで、「井上さんはあの辺りの地主なんですよ」と裏話を教えてくれました。なるほど、なら工場の場所を近場で変えたりするのも可能なのかもしれないな、と納得しました。(私昨年ここの探索に行くと宣言してからまだ言っていません。すみません!) 但し、この女性は「井上モータース」から犯人がバイクを盗んだという事はご存知ありませんでした。 以上、長々と薄い情報を失礼致しました。日付が変わり誕生日を迎えたMont.Akagiでした。 (2010年07月14日 02時37分09秒)
やはりあの時点でありふれた三億円本を出しても話題になるはずもなく、ただ「真相」だの「真犯人」だけを強調しても
読者には「またか」と思われるだけで、何かしらのインパクトが必須、という事で登場したのが例の「五百円札」ですよね。 まあ、大抵の人は「ほんとかよ~」と疑心暗鬼なまま読むんでしょうが、本当だろうがウソだろうが「三億円読み物」の インパクトとしてこれ以上の物はなかったでしょうね。それを口絵に持ってきて立ち読み客を買う気にさせる(笑) 後半部分はやっぱりマ○ツバものです(笑)あの本は、苦し紛れにでも真相に近いものを提示しようとした、 「20世紀への決別の書」ではないでしょうかって大ゲサだよそんなの(笑) (2010年07月14日 10時51分05秒)
あの本の出版から10年以上が経過したことですし、映画「閃光」もヒットするなど静かなブームの兆しも見えている(?)
今こそ、一橋文哉氏にもぜひひとつ、新刊の発表をお願いしたいところですね。その際には、応援しまっせー。 新刊といえば、近藤昭二さんのはまだですかね? (2010年07月14日 15時48分20秒)
おひさしぶりです。お誕生日を迎えられたそうで、おめでとうございます。
しかし、うれしくないでしょ~、この年代はもう(笑) 私も大台に乗るとき、なんとかこの災難(笑)から逃れる術はないものか、とひとり、もだえ苦しみました(苦笑) PC、まだ買い換えてないんですか・・安くなったんですから・・(笑) 昔から、「縁は異なもの、イナ・ホーローバス」という例えがありますが(笑)これはまた貴重な出会いがあったようですね。 「脅迫状」の舞台の朝日町周辺も、「井上モータース」から犯人がバイクを盗んだ件も、いくら近くにお住まいでも のちに新聞や本を読んで初めて分かることなんでしょうね。 しかし、そのお義兄さまが「悠々自適に過ごされていた」などと聞いただけで即座に「ムムム!?」なぞと考えてしまうのは、 三億円マニアの悲しい性でしょうか?(笑)そういえば、その地区の「井上姓」を探したりしましたっけ。 また何か新情報などございましたらよろしくお願いいたします。 (2010年07月14日 16時36分49秒)
オアシス地球殿。
そういえば、一橋氏って最近は本出されてませんね。 連載時に評判になった「世田谷一家殺人事件」取り上げた記事も未だに単行本化していないようですし。 それといまさらですが、今回の記事、なにげに写真(本町団地)もイイですね。 この構図の写真、どっかで見たことがあるんですが思い出せない。 たしか、時効後に出た「週刊朝日」か、それとも朝日新聞そのものか……。 近藤先生の本……。そういえばそうだ(笑)。 (2010年07月14日 23時34分53秒)
お久しぶりです。PCを早くなんとかしてください(笑)。いっそのこと、スマートフォン(iPhoneとか)でネット見るという手もありますよ。
しかし、「朝日町1丁目」、そして「井上モータース」。あいかわらずマニアック!! です。 私も三多摩の居酒屋を飲み歩きしようかな。 (2010年07月14日 23時41分57秒)
前の記事なのですが,こちらに書きます。
1968年6月25日のY田歯科医院ポストへの投げ込み文書の画像は,朝日新聞1969年5月14日(水)付夕刊に出てますね。 確かに「発明」の字が目立つ気が… 「おれが“発明”した」ことを自慢する気持ちが表れたのか…?! しかし,こちらの方(恐らくサトーハチローさんの出された画像はこれと微妙に違うので,いわゆる民家の壁に貼られた“壁新聞”ではないかと…)は,左手で書いたとは思えない字ですね…。 しかし何でこれは「おれたち」ではなくて「おれ」なのか…? さんざん言われてきたことでしょうけどもてん。 (2010年07月15日 01時15分01秒)
疑わしかった何人かの関係者は字を書く時は右利きだったのか?左利きだったのか?どっちだったのか…と前の記事のオアシス地球さんのコメントを読んでふと思いました…
(2010年07月15日 07時50分08秒)
一連の脅迫状で「あやまるまでやる。わるいのはぼくではない。」とありますが何に対して謝れなんでしょーかねぇ…?過去の自分に対する処遇…とか…?
(2010年07月15日 10時17分18秒)
よくぞ、ふれて下さいました! 本町団地の写真、比較的めずらしい一枚だと思うのですが、
これは図書館で見つけた「決定版 昭和史 16 昭和元禄」(毎日新聞社)を この写真一枚のために借りて使わせていただきました。(記事に出典先を書いてませんでした・・) まだ地面にジュラルミンケースが並べられておらず、ギャラリーも少ないことから捜査着手直後と思うんですが、 他の写真と比べると、車の配置が違いますね?? http://plaza.rakuten.co.jp/jamborg/5008 (最下段写真参照) そういえば一橋氏の著書にグリコ・森永事件の「闇に消えた怪人」がありますが、やはり結果として 「警察が思うように手出し出来なかった」という点など、な~んか、三億円と不思議な共通点ばかりが目に付きますね。 あまり深入りして今度は「アナロ・グリ森ブログ」(笑)になると大変なのでまた軽くおさらいでもしてみます。 (2010年07月15日 14時24分24秒)
容疑者の父親さんはよくうちの母親のお店に来ていました
白バイ時代から十年ほど前まで 店では三億円の話はタブーとされていました ハゲた頑固親父で金払いは良かったです もう死んじゃったかな (2010年07月15日 15時01分30秒)
「発明」の文字はやはりどう見ても「利き腕書き」ですよね? 警察もそう睨んだりはしなかったのかな??
「~あやまるまでやる」って、あやまったら許してくれるわけでもないでしょうし。 この辺はどこか屈折した恨み(実は本音?)がポロリと出てるんでしょうね。 (2010年07月15日 15時11分16秒)
はじめまして。 そうですか、
「少年の父親に直接お会いしたことがある」という方はこのブログではクロベエさん、井上さんに次いで あなたが三人目・・だったと思いますが、私もご存命のうちに一目お会い出来なかったことが悔やまれてなりません。 そうですか、「金払いはよかった」んですか・・ (2010年07月15日 15時44分39秒)
ぶんじ さま。
はじめまして。 ひょっとして,“ぶんじ”は“国分寺”からでしょうか…? 貴重な情報をどうもです。 もう少し人となりを詳しく知りたい…のが本音であります…。 (2010年07月16日 17時23分15秒)
オアシス地球 さま。
>まだ地面にジュラルミンケースが並べられておらず、ギャラリーも少ないことから捜査着手直後と思うんですが、 他の写真と比べると、車の配置が違いますね?? http://plaza.rakuten.co.jp/jamborg/5008 (最下段写真参照) とのことですが,多摩五郎左の白い車がなく,レッカー車が待機しているところから,むしろとりあえずの捜査終了後なんじゃないかと思うのですが,いかがでしょう…? (2010年07月16日 17時26分42秒)
図書館で。
白バイの比較写真,よーく見る(観る)と,色々なことがわかりますね…。 ローアングルで撮っているので,確かに,タオル掛けは, (上から見た図) 前 ↑ 赤色灯 赤色灯 ■■■ ■■■ ┗━━━━━┛ タオル掛け という向きで使っているのがわかります。 あと,赤色灯(確かに上向きだわ…)をよーく見ると,“STOP”の文字(シール?)を消した(はがした?)跡が…。 赤色灯の配線も結構たるんでますし,ハンドル右側のスイッチのあたり?で余った配線をループにしているようにも見えます…。 ハンドル左側にはホースバンドらしきもので配線を押さえているようにも見えます…。 そういえばこの本のP. 36に,白バイ隊の写真が出てますね。一番右に写っている白バイが偽白バイと並べて写っているのと同じ(ホンダ)車種のようです。制服もわかります。 (2010年07月16日 21時52分55秒)
そうそう、その多摩五郎左の白い車がないんですよね。やはり捜査終了後の「撤収!!」状態ですかね?
(参考) http://plaza.rakuten.co.jp/jamborg/diary/200712050000/ http://plaza.rakuten.co.jp/jamborg/diary/200802250000/ (2010年07月16日 22時00分54秒)
オアシス地球 さま。
「毎日フォトバンク」の一連の写真を見るに,やはり白い車は捜査の妨げになるので動かしたようです…。 >やはり「とりあえずの捜査終了後」という線もアリですかね? (2010年07月16日 22時19分40秒)
三億円の写真は少ないけど、なかなかクリアーでしょ?
赤色灯の“STOP”の文字、そういえばうっすらと見えるような・・ 執念ですねえ(笑) こんなの、長い距離を走ったら、外れそうですね。 > 白バイ隊の写真・・ あ、これ気付かなかった! ありがとうございます、次回はこれ載せます! (2010年07月16日 22時20分51秒)
連休は昨日は乃木坂方面に絵を観に行ったり今日は部屋の片付け&図書館に行ったり明日は用賀方面に写真を観に行ったり,とまた~りと過ごしてるとこです…。
さて,手元の別冊宝島1574三億円事件(文庫本ではない方)を読み返してたんですが,私のは第2刷なんですが,S少年の顔写真が出てないことに気づいたのです。初版を見た際は,出てた気がするのですが,再刷時に削除したのでしょうか…? (2010年07月18日 14時52分48秒)
「別冊宝島 三億円事件」、私が持ってるのは初版ですが、S少年の顔写真は載ってませんよ。
それは近藤昭二先生の連載があった「週刊朝日」の09年1/2.9合併号と 「週刊朝日ムック 真犯人に告ぐ!」でしょう。 (2010年07月18日 15時49分20秒)
オアシス地球 さま。
助かりましたー。 危うく初版を買い足すところでした…。 これから地元(つっても隣の市:“○●グループ”の●○市)の図書館にリクエストしていた『戦後ニッポン犯罪史 増補新装版』が届いたそうなので,借りて来ま~す♪ > 「別冊宝島 三億円事件」、私が持ってるのは初版ですが、S少年の顔写真は載ってませんよ。 それは近藤昭二先生の連載があった「週刊朝日」の09年1/2.9合併号と 「週刊朝日ムック 真犯人に告ぐ!」でしょう。(2010年07月18日 15時49分20秒) (2010年07月18日 16時20分16秒)
平塚さんが、警察組織を守るために、意図的に単独犯説を言ったのか、怒鳴られ覚悟で、墓前に聞いてみます
(2016年05月01日 00時01分28秒)
オアシス地球さんへ
風が吹けば桶屋が儲かるって2019年の11月?くらいにも見かけましたね。それに私にストーカーしてた人達の中に警察関係者に白○と言う人がいますけど、捕まらないよ笑みたいなことは言ってました (2023年03月19日 08時56分02秒) |
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