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JE2LUZ・熊野

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2008/07/01
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カテゴリ:ニュース
 あえて固有名詞をを使うのですが・・・
 大手家電販売店、『ヤマダ電機』が納品業者に販売員の派遣を要請し、人件費も払っていなかったと言うことで、『公正取引委員会』に叱られたと言うことです。

 このニュースそのものと、例によってそれを取り上げるマスコミの姿勢にものすごく違和感を感じます。

 この事案の中味は、スーパー、百貨店、ホームセンター、家電量販店など大きな販売店では当たり前の慣例なのです。
 もう忘れられた事件でしょうが。古くは『三越百貨店』の事件でも表面化しました。『蜂の一刺し』なんて言葉も生んだワンマン社長による納品業者いじめの絡む事件でした。
 そのころ以上に、各種の『量販店』が増えて、納品業者いじめが増えているのです。

 皆さんも、スーパーやホームセンターの大きな売出しのときに、明らかにその店の店員ではなく、アルバイトでもない係が必死になって宣伝販売しているのを見かけるでしょう。あれも、メーカーなり問屋なりが派遣した応援店員でその店は一銭も払っていません。
 それから、営業中のスーパーなどで違うユニホームを着た人が商品を陳列に並べなおしているのも見かけるでしょう。これも、人件費なしでの活動です。ディベロッパーとか販売拡張員とかと呼ばれるものです。こまめに行かないと、品物を外されたりしますからね。
 これは普通に見かけるものです。
 普通には見えないところでも一杯あります。
 徹夜でやる模様替えなどのときに夜中に店内で働いている人間の多くは同じように店の払わない人員なのです。

 『拝金主義』『稼ぐことが正しいこと』なんて風潮が蔓延してからは、大手販売店は、納品側に対し、『原価など無視した値切り』などは当たり前で、『売って欲しかったら人も出せ』もまかりとおしていたのです。

 『ヤマダ電機』はちょいと出すぎたから叩いて見せた…としか思えません。
 法の前の平等からもほかの大手も全部槍玉に挙げて当たり前でしょう。
 そうしないと、立場の弱い納品側はたまったものではありません。
 いまだにマスコミは、『安く売ること』を良いことのごとく取り上げ、『バイヤー』や『社長』を英雄視したりします。
 本質的にそうした連中は『ハゲタカ』『ハイエナ』の魂しか持っていません。いや、光書いたらハゲタカやハイエナにしかられるでしょう。
 日本の町工場、中小企業を食いつぶしているだけなのに…
 朝日新聞はこんなときに「死神」を使うべきでしょう。

 私自身もそうした圧力を受けた時代もあります。
 田舎からはとても都市部のホームセンターの応援には行けません。
 すると、『協力金』と言う形で、有無を言わさず売り上げから天引きしましたからね。
 そして、旧来の問屋さんなどはどんどん潰れて行きました。

 
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最終更新日  2008/07/01 06:36:08 PM
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