|
カテゴリ:カテゴリ未分類
エレミヤ書44章より
37章から44章までは、南王国ユダの最後の王、ゼデキヤ時代(BC597〜BC586)のことです。本日は44章、最終章です。 神の言葉に不従順なヨハナンたちに、いわば強制的にエジプトに、エレミヤは連行されました。前章43章にはその詳細と、大きな石を埋める象徴的な預言があります。 本章44章では、エジプトに降ったユダの残りの者に対して、エレミヤは神の裁きを語ります。これでひとまず、ゼデキヤ時代の流れ(37章〜44章)は、終わりになります。 さて、エレミヤ書の不思議は、時間軸が章の順序ではないこと。次章45章は、何とエホヤキム王の在位四年(BC605年)に戻ります。お間違えのないように。 以下、1分de聖書を引用しています。(篠原利治) おはようございます。今日はエレミヤ書44章「口答えする民」です。 あなたが主の名によって私たちに語ったことばに、私たちは従うわけにはいかない。:エレミヤ書44章16節 ◆要約 エジプトの地に住むすべてのユダヤ人に対する、エレミヤにあったことば。 ー わたしはあなたがたに、預言者たちを早くからたびたび遣わしたのに、彼らは聞かず、ほかの神々に犠牲を供えることをやめて悪から立ち返ることはなかった。 そのため、わたしの憤りと怒りが、ユダとエルサレムに注がれて燃え上がり、それらは今日のように廃墟となって荒れ果てている。 なぜ、あなたがたは自分自身に大きなわざわいを招こうとしているのか。 なぜ、寄留しに来たエジプトの地でも、ほかの神々に犠牲を供えてわたしの怒りを引き起こすのか。 見よ。わたしは、エジプトに寄留しようと決意したユダの残りの者を取り分けるので、彼らは剣と飢饉で倒れて滅びる。ー すると、すべてのエジプトの地に住むすべての民はエレミヤに答えた。 「あなたが主の名によって語ったことばに、私たちは従うわけにはいかない。私たちが、天の女王に犠牲とぶどう酒を供えるのをやめたときから、私たちは万事に不足し、剣と飢饉に滅ぼされたのだ。」 そこでエレミヤは、彼に口答えした者たち全員に言った。 「主は、あなたがたの悪い行い、あなたがたの忌み嫌うべきことのために、もう耐えることができず、それであなたがたの地は廃墟となったのだ。 主はこう言われる。あなたがたは自分たちの口で約束したことを必ず実行せよ。 エジプトの全土において、主の名がユダの人々の口に上ることはもうなくなる。見よ。わたしはわざわいのために彼らを見張っている。」(岡崎道成) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/01/23 09:29:50 AM
|