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エレミヤ書48章より
まず文脈を理解します。時間軸がそのまま、章の順番通りでないエレミヤ書の後半です。45章からは、エホヤキム王の在位四年(BC605年)に、時代が戻りました。 エレミヤ書46章から51章は、近隣諸国の裁きに関する預言です。本章48章は、モアブの裁きに関する預言になります。非常に長い預言になります。 モアブとイスラエルの関係は、数々あります。その中で最も重要な人物は、モアブ人ルツ(ルツ記より)でしょう。彼女はマタイ福音書1章の、アブラハム、ダビデ、主イエスの系図にも登場します。 さてバビロン軍は、BC582年(エルサレム陥落の四年後)に、モアブをも支配します。バビロン軍は、後にBC538年に至るまで、メディア・ペルシャに征服されるまで、大国として覇権を握ります。 以下、1分de聖書を引用しています。(篠原利治) おはようございます。今日はエレミヤ書48章「モアブについての預言」です。 モアブの角は切り落とされ、その腕は砕かれた。:エレミヤ書48章25節 ◆要約 モアブについて、イスラエルの神、主はこう言われる。 わざわいだ、ネボ。これは荒らされた。 キルヤタイムも辱められ、攻め取られた。 もはやモアブの誉れはない。 モアブは打ち破られる。その幼き者たちは叫び声をあげる。 おまえは自分の作った物と財宝に拠り頼んだので、おまえも捕らえられ、捕囚となって出て行く。 荒らす者がすべての町に入って来る。町は一つも逃れられない。 モアブは、ケモシュのゆえに恥を見る。イスラエルの家が、彼らが拠り頼むベテルのゆえに恥を見たように。 モアブの角は切り落とされ、その腕は砕かれた。 彼を酔わせよ。主に対して高ぶったからだ。 モアブの住民よ。町を見捨てて岩間に住め。 我々はモアブの高ぶりを、その傲慢、その高ぶりを、その誇り、その慢心を聞いた。 その自慢話は正しくない。その行いも正しくない。 わたしはモアブで高き所でいけにえを献げる者を、その神々に犠牲を供える者を取り除く。 モアブのあらゆる屋根の上や広場には、嘆きしかない。 おまえの息子は捕らわれの身となり、娘は捕虜となって連れ去られるからだ。 しかし終わりの日に、わたしはモアブを回復させる。(岡崎道成) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/01/29 07:56:34 AM
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