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1分de聖書、解説者

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2021/01/31
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伝道の書4章より

ソロモンと、主イエスの重複的な啓示。

伝道の書には、私たちの生活にそのまま適用できる、馴染みやすい言葉が多い。だから何となく自由に、気ままに引用してしまう。しかしこの書は、ソロモンの歴史を覚えて、解釈する必要がある。

ダビデの子としてソロモンは、数々の不条理な戦さを見てきた。陰謀と殺戮の現実、同盟と裏切りの外交、異邦の王との関わりなど。しえたげられる者を見ては、この世の虚しさだけが残る。まさにそれが、ソロモンの人生。

わたしはまた、日の下に行われるすべてのしえたげを見た。見よ、しえたげられる者の涙を。彼らを慰める者はない。しえたげる者の手には権力がある。しかし彼らを慰める者はいない。それで、わたしはなお生きている生存者よりも、すでに死んだ死者を、さいわいな者と思った。しかし、この両者よりもさいわいなのは、まだ生れない者で、日の下に行われる悪しきわざを見ない者である。また、わたしはすべての労苦と、すべての巧みなわざを見たが、これは人が互にねたみあってなすものである。これもまた空であって、風を捕えるようである。(伝道の書4:1〜4)

ダビデの子として、ソロモンと主イエスは重複する。孤独な王、宿命を使命として立つ王。彼らはまさに、暗黒の道を開く者であり、父の栄光を輝かす者である。

聖書には、貧しくて賢い童(わらべ)として、登場する者もいる。サムエル、ダビデ、バプテスマのヨハネ。彼らは神によって選ばれ、少年期から働いた者。いさめをいれることを知らない王の前に遣わされ、悪王を戒め、神の知恵をもって民を導く。これぞ、伝道の書に啓示された、神の同労者。神と共に生きる者。二人は、一人に勝る。

ここに人がある。ひとりであって、仲間もなく、子もなく、兄弟もない。それでも彼の労苦は窮まりなく、その目は富に飽くことがない。また彼は言わない、「わたしはだれのために労するのか、どうして自分を楽しませないのか」と。これもまた空であって、苦しいわざである。ふたりはひとりにまさる。彼らはその労苦によって良い報いを得るからである。すなわち彼らが倒れる時には、そのひとりがその友を助け起す。しかしひとりであって、その倒れる時、これを助け起す者のない者はわざわいである。またふたりが一緒に寝れば暖かである。ひとりだけで、どうして暖かになり得ようか。人がもし、そのひとりを攻め撃ったなら、ふたりで、それに当るであろう。三つよりの綱はたやすくは切れない。貧しくて賢いわらべは、老いて愚かで、もはや、いさめをいれることを知らない王にまさる。(伝道の書4:8〜13)





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Last updated  2021/01/31 10:18:22 AM



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