聖書を毎日、一日数章、一生学ぶプログラム

イザヤ書４７章を読んで思うこと。それは、「突然にバビロンも破滅する」こと。

神の託宣として、大帝国バビロンも一日の内に、またたくまに破滅が襲うという預言が、この４７章です。

まさに「わたしは大丈夫」と過信するバビロンも、一瞬にして崩壊しました。これも歴史的事実です。

また、この破滅が起こる前に、預言者イザヤが予告しました。これも聖書的事実です。

「処女なるバビロンの娘よ、下って、ちりの中にすわれ。カルデヤびとの娘よ、王座のない地にすわれ。あなたはもはや、やさしく、たおやかな女ととなえられることはない。」（イザヤ書４７：１）

破滅は思いがけない時（予想していない時）に、突然やってきます。世の終わりの予告、「患難時代に突入する終末啓示」。神の経綸の「旧約における終末啓示」が、ここにあります。

「これらの二つの事は、一日のうちに、またたくまにあなたに臨む。すなわち子を失い、寡婦となる事はたといあなたが多くの魔術を行い、魔法の大いなる力をもってしてもことごとくあなたに臨む。」（イザヤ書４７：９）

バビロンの突然の破滅は、「終末啓示の大バビロンの破滅」の雛形になります。ヨハネ黙示録１８章を読みましょう。終末に出現する反キリスト（独裁者）が、この「大バビロン」と重なります。

「しかし、わざわいが、あなたに臨む、あなたは、それをあがなうことができない。なやみが、あなたを襲う、あなたは、それをつぐなうことができない。滅びが、にわかにあなたに臨む、あなたは、それについて何も知らない。」（イザヤ書４７：１１）

しかし私たちは、信仰義認の恵みによって、贖い主を持っています。終末の主と共に、今を生きています。マラナタ、アーメン、主イエスよ、来たりませ。

「ここでパウロが、手ずからあいさつをしるす。もし主を愛さない者があれば、のろわれよ。マラナ・タ（われらの主よ、きたりませ）。」（１コリント書１６：２１〜２２）