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ネヘミヤ記6章より
BC445年、ネヘミヤが城壁修復を始め、内外からの攻撃があり、彼は用心しながら工事を進めました。 52日間で、エルサレムの城壁は完成し、ほとんど工事は終了しました。しかし最後に残るものは、今までの期間に漂っていた、内外の不穏な空気です。その空気は、最後に責任者ネヘミヤ個人に向けられ、この不穏な空気は、最後まで消える事がありません。 ネヘミヤの城壁再建の作業は、目に見える城壁だけではありません。実は目に言えない、人々の間にある、妨げの城壁も残っています。この修復作業には、知恵が要ります。簡単に受けて立っては、ネヘミヤ自身が不穏な空気にやられてしまいます。 ネヘミヤは、クレバーな指導者です。「話し合い」への誘導(6:1〜9)にも、躓きの存在(6:10〜14)にも、自分を渡しません。不穏な空気は、最後の最後に、ネヘミヤ個人に襲いかかります。ここにも、神の知恵が要ります。 以下、1分de聖書を引用しています。(篠原利治) おはようございます。今日はネヘミヤ記6章「城壁が完成する」です。 この工事が私たちの神によってなされたことを知ったからである。:ネヘミヤ記6章16節 ◆要約 さて、城壁が出来上がりつつあるとき、敵であるサンバラテとゲシェムは罠を企んで、私に「さあ、村の一つで会見しよう」と使いをよこした。 私は「私は大工事をしているから、行けない」と断った。 すると彼らは、何度も人をよこし、五度目には手紙を持ってきた。 それには「あなたがたは反逆をたくらんで城壁を建て直し、あなたは彼らの王になろうとしている。このことは今に王に聞こえるだろう。さあ、来なさい。いっしょに相談しよう。」 彼らは工事をやめさせようとしておどしているのだった。 彼らは預言者をも買収して、私に罪を犯させようとした。 わが神よ。彼らのしたことを忘れないでください。 こうして、城壁は五十二日かかって完成した。 私たちの敵がこれを聞いたとき、諸国民はみな恐れ、大いに面目を失った。 この工事が私たちの神によってなされたことを知ったからである。 その頃、ユダのおもだった人々は、トビヤと頻繁に手紙のやり取りをしていた。 トビヤは私を脅そうと、たびたび手紙を送ってきた。(岡崎道成) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/04/15 06:28:41 AM
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