昨日同僚の送別会だった。よくあることだが、代理店をやめて企業側のマーケ担当になるらしい。聞いてみると日系企業に行くとのこと。道理で以前から日本語の勉強に意欲的だったわけだ。一緒に教科書選びをつきあったり、簡単な日本語を教えてあげたこともあった。ちなみに北京では上海などに比べて日本語はマイナー言語である。勉強人口ランキングでは英語はもちろん伊、仏、スペイン、韓国語などの下にくる。
それで送別会ということでカラオケにいった。朝陽門の近くにある「乏利ビル(ちょっと漢字違うけど)」という北京では3本の指に入るとという豪華なBOXだった。日本と違うところは、ここが高いからかもしれないけど、作りが一流ホテルみたいに豪華である。あと、当然ながら中国語の歌が豊富。日本では「うたひろ」なんかでは韓国語は多くても中国語は少ないし、中国語カラオケ屋「MIC103」は歌は多いが、ちょっと設備がいまいち。
それで何か日本語の歌が聞きたいというので、何がいいかなと探してみるがあるのは古い歌ばかり。タイトルに漢字があったほうがいいかなーとか中国でもカバーされてるのがいいかなーとか色々考えて結局サザンにした。あと、うちのチームメンバーはほぼ20代ですが、思った以上に中国の若い人たちは日本の歌を知りません。聞いたことないという人が多いです。まあ自分も中国語勉強するまで中国の歌聞いたことなかったから同じか。
「勝手にシンドバッド」を歌ってみたらこれがなぜか非常にウケた。まず映像にウケてた。ビーチでパツキンハイレグのお姉ちゃんがフラフープしたりする映像。中国の歌でこういった映像が出るのは無いでしょう。あと、歌詞のフレーズが日本語わからなくてもおもしろいようである。結局3回歌わされたので「イマナンジ」と「ムナサワギノコシツキ」はみんな覚えちゃったようだ。これは誰の歌でどんな意味なんだとか聞かれたけど、訳すの難しいなと思った。とりあえず「随便ni」的意思と答えといた。
料金は飲んで食べて4時間くらいいて、一人800円くらいだったかな。
中国でカラオケというと、普通のカラオケボックスともう一つキャバクラのようなのがある。もう一つのほうは日本人をメインターゲットにしていて値段もかなり高い。それが原因かわからないけど、中国での日本人のイメージでまず挙がるのは「すけべ」である。会社のビルの地下にも夜総会があって、となりのレストランでみんなで夜食とか食べてる時、日本人の集団ががやがや入っていったりすると、ちょっときまずい。
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