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「年金少なく生活苦しい」銀座で白タク、高齢者ばかりの運転手
2019年11月21日

東京・銀座で違法な「白タク営業」を行ったとして、警視庁は２１日、東京都杉並区の男（８４）ら７５歳以上の無職の男３人を道路運送法違反（無許可営業）容疑で逮捕したと発表した。

　いずれも容疑を認め、「年金が少なくて生活が苦しかった」などと供述しているという。

　警視庁幹部によると、３人は１～９月、国の許可を得ず、銀座の路上で「安くする」と言って酔客らに声をかけ、自家用車に乗せて運賃を受け取った疑い。逮捕は１９日。

　３人はタクシーより４～１割安い運賃で走行していた。周辺では、３人以外にも白タク営業が疑われる高齢者らが確認されており、警視庁が特定を進めている。