未「Mega Piranha(原題)」(2010 米)
ちょうど一年前、2009年6月に『ピラニアの祖先の化石発見。固体長約1m。いわばメガピラニア!』ってニュースに興奮したのは記憶に新しいことと思う。え!?知らない!?(~_~;)…ともかくそれを知ってか知らずか(知らない方に3,000点)The Asylumが、またやった!誘惑に勝てずに輸入版を観てしまいました。(^_^;)それはこの映画(^-^)b「Mega Piranha(原題)」(2010 米)日本劇場未公開、ソフト未リリースSci-Fi改めSyfyチャンネルとThe Asylumの共同制作って聞いただけであらかた予想できそう。(≧ω≦)うはは監督・脚本・原案:エリック・フォルスバーグ出演:ポール・ローガン ティファニー バリー・ウィリアムズ「どんな話?」ベネズエラ。オリノコ河を遊覧中の政府の要人が何者かに襲われた。調査を命ぜられた主人公は突然変異したピラニアが犯人であることをつきとめる。掃討作戦が実施されたが、それはただのピラニアではなかった。果たして…てなストーリーはどうでも良くて、The Asylumお得意の巨大生物もの。まさしくタイトルに偽りなし!どんどんどんどんどんどんどんどん大きくなっていくピラニアが襲いまくり喰いまくるお話。デカけりゃイイのか!?イイんですって内容なので、よほどのマニア向け。別に観なくてもイイとも言う。(o ̄▽ ̄o)bアルバトロス→TUTAYAの黄金リレーに乗る可能性は高いと思うので、お好きな方は期待して待とう。元はといえば米軍の研究による突然変異。それが河で繁殖し、あっと言う間に大群に。それが、主人公が捕まえた時はトートバッグくらいだったのに、机くらいになり、イルカくらいになり終いには車以上家未満。デカ過ぎ!(≧∇≦)わはははははそれがビョンビョンバッシャンバッシャン跳ねながら、途中陸に跳び上がりながらオリノコ河を遡っていく。河から離れていても頭からガブッ!勢い余って家の屋根に半身突っ込んで尾びれをピラピラ。街は阿鼻叫喚の地獄絵図。ビックリ。(≧ω≦)うははははは最初の掃討作戦はヘリから川面を銃撃。ひたすら銃撃。可哀想にメガピラちゃんはプカプカ。皆さん祝杯。杜撰さにビックリ。( ̄Д ̄;)いよいよデカくなってお次は米軍の戦艦。え?戦艦!?反米路線の旗頭チャベス大統領なんてピラニアに喰われてしまえばイイ世界の警察アメリカが助けちゃるなんてほのめかしもないのに、米海軍の戦艦、イヤほんと、3連装の砲塔が複数あるから多分戦艦きっと戦艦。そのビックリ戦艦が今や消滅したハズの戦艦が、おいそれと近付けるハズのないベネズエラの沿岸に現れて主砲の一斉射撃をするから恐れ入る。メガピラちゃんよりビックリだ。あ、その戦艦がメガピラちゃんのエジキになるから、ひょっとしてメガピラ=ベネズエラ?すげぇ、The Asylumにも愛国心が!?なんてことは全然全くこれっぽっちもないだろうから、そんな深読みは不要。なんでそんなことになったのかさっぱり意味不明だけど、とにかくドッカンドッカン艦砲射撃。でも、その甲斐なく、メガピラちゃんはおかまいなしに戦艦に襲い掛かる。なんと轟沈。ビックリ。(≧∇≦)わはははは他にも潜水艦や飛行中のヘリまで…ビックリの内容とショボいCGと対照的に役者さんたちの真剣な演技も観もの。とにかく、普通の人なら軽くノックアウトされてしまうくらい高バカ度ビックリ過多の映画だった。オススメできる○:巨大ものに馴れている人、「サメ対タコ」を鑑賞済みの人オススメしない×:川口浩探検隊のファン余談えらく微妙なヒロインだなぁと思ってたらなんとティファニーさんだったので、これまたビックリ。1987年に15歳で歌手デビュー。「ふたりの世界(I Think We're Alone Now)」が全米1位の大ヒット、2曲目の「思い出に抱かれて(Could've Been)」も全米1位になり一躍スターに。日本でも大人気でCMにも出演。それなのに90年代に突然姿を消したのはなにやらゴタゴタがあったらしい。そのティファニーさんが微妙な科学者役のヒロインを微妙に演じてるので、あの人は今、怖いもの見たさに負けやすい人もぜひ。余談2ピラニア(ピラーニャ)は「歯のある魚」の意で、小型で15cm大型では60cm、色がキレイなので熱帯魚として愛好者も多く食べてもおいしい白身の淡水魚。群れることを好む非常に臆病な性質で、凶暴で恐ろしいイメージは映画その他のメディアが作ったウソ。でも歯がメチャメチャ鋭いのはホントなので扱いは要注意。(主人公と初期メガピラちゃん)押していただければ励みになります